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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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ケメルとロメイルの訓練

迷宮探索をしながら1ヶ月がすぎる、休息日の朝、マルスが食堂に向かうとファナが朝食を運んでくる

『ファナありがとう』

『主様、今日は何をするのですか?』

ファナが笑顔でマルスを見ている

『何しようかな? 何も決めてないよ』

マルスが考え込んでいる

『主様は今日はゆっくりしてください』

ファナが嬉しそうに微笑みながら、マルスが朝食を食べているのを見ている


ケメルがマルスを探して入ってくる

『マルス様、騎士が用が有るそうです』

ケメルが笑顔でマルスを見ている

『騎士が? 何だろう・・・応接室に通しておいて』

マルスが笑顔で言うと、ケメルが騎士を呼びに向かい

クレカが応接室の準備に向かう


応接室に入ると、デストラが苦笑いしながら待っている

『デストラ何の用』

マルスがデストラを見ている

『何の用? メトリシア様はどちらに? 神聖王国に向かいましたよね?』

デストラが苦笑いしている

『あーーオンセントが窮地だったからね』

『国王陛下から、手紙を預かっています・・・説明を求めています』

デストラが苦笑いしながら説明を始める


『あれ? そう言えば王都に行ってなかったね』

マルスが笑いながら言う

『やっぱり・・・戦神と女神の降臨・・・噂は本当なのですか? 神聖王国が崩壊したのも・・・』

『行ってなかった事になっているから、どうでも良いよね』

『リベリアの英雄様は、どうでも良くても、メトリシア様には、報告をして貰わないと・・・』

デストラがガッカリしながら言う

『メトリシアが帰ってくるまで、門番の訓練相手任せるね』

『え!! それは!! えーと・・・疲れていますので・・・』

デストラが焦りながら挙動不審になっている

(門番? さっきの人か? 既に達人だろう・・・何とか逃げないと!!)

『疲れている? 朝早いから、昨日の内に着いていたよね? 鎧も着ているし』

『え! いや・・・その・・・』

『門番と鍛練なんてしたくないの?仕方無いからヒストリアを呼ぼうかな? 子供達でも良いよ』

『え! ヒストリアを・・・』

『キリシアに頼もうかな? どれが良いかな?』

『え! ・・・部下と門番の鍛練に・・・』

デストラが苦笑いしている

『鍛練できる所まで行くよ』

マルスが笑顔で言うと、メリカとクレカを呼んで、ケメルとロメイルを連れて宿舎に向かって歩いていく


宿舎に到着すると、デストラと一緒に来た騎士4人が苦笑いしている

『隊長・・・この2人と鍛練しろと・・・負けたら隊長責任取って続きの鍛練をお願いします』

騎士かデストラを見て言う

『勝てるまで続けろ!! 良いな!!』

デストラが慌てて叫ぶと、クララとライオス達がマルス達の方にやって来る


『ライオス、ケメルとロメイルが負けたら、稽古つけてあげてね』

マルスがライオスを見て言う

『マルス様、畏まりました、ケメルとロメイルが負けたら徹底的に鍛練をやり直します』

ライオスが笑顔で言う

『え? 負けたら? 負けないと思っているのか・・・やっぱりまずい』

デストラが逃げたそうにしている


騎士が訓練用の剣を受け取り、待っていると、ケメルが笑顔で訓練用の剣を受け取り、騎士の前に行く


合図と共にケメルが闘気をまとい、騎士が驚き後退りする

『闘気まとえるなら、勝てません!!』

騎士が慌てて叫ぶと、ケメルがマルスを見ている

『騎士なのに戦う前に逃げようとするなんて・・・デストラどうするの?』

マルスがデストラを見ていると、騎士達がデストラを見ている

『何とか頑張れ!!』

デストラが慌てて叫ぶ

『デストラを含めて、全員対ケメルとロメイルにするよ!! デストラ頑張ってね! まさか逃げないよね? 2対5人だからね』

マルスが笑顔で言うと、騎士達がデストラを睨んでいる

『え! 達人相手に訓練は・・・』

『怪我してもクララとクレカとメリカが要るから、早くしないと、キリシア達が来るよ』

マルスが笑顔で言うと、ライオスが笑っている


デストラと騎士4人が訓練用の剣を受け取ると、ケメルとロメイルが相談してから、剣を構えている


ライオスの合図と共に、ケメルとロメイルが闘気をまとい、デストラの指示で4人の騎士が一斉にケメルに向けて突進する。ケメルは騎士の剣をかわしながら、次々と剣を振り抜き、騎士達が弾き飛ばされて、地面に転がっていく

『やっぱり早い!! え!』

デストラが驚いて叫ぶと、ロメイルが接近して剣を振り抜き、デストラが弾き飛ばされる


『デストラ・・・油断した? 相手から視線を反らすなんて何考えているの?』

マルスが地面に転がるデストラを見ながら言うと、騎士達が立ち上がろうとしている

『クレカちゃん、メリカちゃん、回復魔法の使い方を学びましょうね』

クララが笑顔で言うと、メリカとクレカが杖を構えて練習を始めてから、騎士に近付き回復魔法を使っている


クララがデストラに回復魔法を使い、デストラが苦笑いしながら立ち上がる

『ケメル、ロメイル2人じゃあ相手にならないから、1人で倒してね』

マルスが笑顔で言うと、ライオスがケメルとロメイルを見てからデストラを見ている

『マルス殿、勝てません!! ラーザと同じで達人です』

デストラがマルスを見て言う

『早く始めてね! 始めないなら、一方的に叩き潰すよ』

マルスが笑顔で言うと、騎士とデストラが顔を見合わせてから、ケメルを包囲するように囲み、ケメルが警戒しながら、騎士を1人ずつ弾き飛ばしている


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