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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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マルスの鎧

マルスが魔石に魔法陣を書き込み終わると、リリシャが魔法陣をじっくり見ている

『いつも通り綺麗ですが、複雑になりましたね』

リリシャが笑顔で言う

『今の限界かな?』

マルスが笑顔で言うと、魔石に魔力を流すと、魔力が全体に流れて、急に物凄い光に辺りが包まれる


『え! 神様のイタズラ・・・』

マルスが驚いている

『マルス久しぶりですね』

リリシャが嬉しそうに微笑んでいると、みんな慌ててやって来る

『マルス師匠!! 見たかったのに!!』

メトリシアが大声で叫ぶ

『マルス師匠の鎧で良かったです』

エミールが笑顔で言う

『フローネ先生鑑定お願いします』

マルスがフローネがやって来たのを見て言うと、フローネが鎧を見ている


『構造強化、衝撃吸収、軽量化、魔力増幅、魔力貯蔵、魔力強化、魔力制御強化、体力回復、生命力回復、精神力強化、体力強化、生命力強化、精神力回復、浮遊、浮揚、魔法耐性強化、魔法防御、身体能力上昇、闘気強化、聖属性、光属性、火属性、風属性、土属性、水属性、闇魔法防御、火属性防御、水属性防御、風属性防御、土属性防御、光属性防御、精神魔法防御、状態異常防御耐性強化、聖属性増幅、重力制御・・・もうどうでも良くなりますね』

フローネが苦笑いしている

『マルスだからで済ませましょう』

リリシャが微笑みながら言う

『早く着て下さい』

エミールが笑顔で言うと、マルスが鎧に着替えに向かう


マルスが戻ってくる

『マルス師匠、カッコいい!!』

メトリシアが満面の笑顔で言う

『マルス師匠似合ってます』

エミールが微笑みながら言うと、みんな口々に感想を言っている

『キリシアが居たら、すぐに迷宮に行くと言います』

リリシャが笑顔で言う

『エミール、完成しているかな?』

『はい! マルス師匠、神様のイタズラはしませんでしたけど』

エミールが笑顔で付与内容を伝えている

『クレカちゃんとメリカちゃんの外套も完成しました』

ミリアが嬉しく言う

『クレカとメリカに渡そう』

マルスが笑顔で言うと、みんなでリビングに向かいクレカとメリカを呼ぶ


メリカとクレカが出てくると、ミリアが外套を見せている

『え! まさか・・・完成したのですか・・・』

クレカが呟くと、メリカが震えている

『クレカちゃんとメリカちゃんの外套です!! 無くさないようにしてください』

ミリアが笑顔で言うと、ミリアが嬉しそうに手渡している

『着ないとダメですか?』

クレカが震える声で言う

『え!! クレカちゃん・・・才能の欠片も無い私が作った物なんて、着たくないですよね・・・ごめんなさい!!』

ミリアが泣きそうになって頭を下げている

『えーーーー 凄すぎて着れないです』

メリカが慌てて叫ぶ

『メリカちゃんまで・・・』

ミリアが涙を流し始める

『ミリア、落ち着きましょうね、クレカさん、メリカさん、暑くないですから、袖を通してくださいね』

エミールが微笑みながら言うと、クレカとメリカが助けを求める様にフローネを見ている

『着て下さいね、着ないとミリアが可哀想ですよ』

フローネが苦笑いして言うと、みんなクレカとメリカを見ている

(着ないと終わらないのですか? 助けてーーーー)


クレカとメリカが固まっている

『エビリア、クレスタ連れていきますよ』

リリシャが微笑みながら言うと、エビリアとクレスタが微笑みながら魔法を使う

『きゃーーーーーーー!』

クレカとメリカが浮かされて慌てて叫ぶと、そのまま部屋を出ていく

『あ! リリシャ師匠の強制連行です』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな出て行った扉の方を見ている


しばらくすると、クレカとメリカが真っ青になりながら戻ってくる

『似合ってます』

エミールが微笑みながら言う

『魔法使いに見えます』

リシリアが微笑みながら言う

『可愛いですから、令嬢に見えます』

ミリアが嬉しそうに言う

『王女様に見えます』

メトリシアが笑顔で言う

『可愛いですから、町中は歩かない方が良いですね・・・外套の意味が無いですね・・・着た方が危なそうですね』

フローネが苦笑いしている

『あ! 護衛を用意しないと・・・ケメル、ロメイル任せたよ』

マルスが笑顔で言う

『え! 何故?』

ケメルが驚いていると、ラーザとライオスが顔を見合わせて笑い出す

『マルス師匠が付き合うのを認めています』

メトリシアが嬉しそうに言うと、クレカとメリカが顔を見合わせて、赤くなっている

『え! クレカ、メリカ・・・えーーー』

ロメイルが慌てた様に叫んでいる

『ロメイル?』

『ケメル?』

クレカとメリカが呟いてそれぞれケメルとロメイルを見ている

『ふふふ、意識してますね』

リリシャが微笑みながらクレカとメリカを見ている。ミリアとエミールがリリシャを見ている

(リリシャ師匠、早くマルス師匠が言った言葉を思い出して下さい)

『あれ? ケメル君がメリカちゃんを? メリカちゃんはロメイル君を? ロメイル君がクレカちゃんを? クレカちゃんがケメル君を? これって・・・』

ミリアが視線を見て呟く

『えーーーー! 四角関係? マルス師匠どうするのですか!!』

メトリシアが慌てて叫ぶ

『え? 本人に任せる』

マルスが笑顔で言う

『マルス・・・いくら兄弟の様に暮らしているからって・・・どうするのですか?』

リリシャがマルスを見ている

『マルス師匠・・・マルス師匠に似たのですね』

エミールが笑顔で言う

『え! マルス師匠に似たのですか!! 大変そう』

メトリシアが驚いてケメルとロメイルを見ている

『え? メトリシアどういう意味?』

マルスが苦笑いしてメトリシアを見ている

『マルス師匠が優柔不断だからです!!』

メトリシアが大声で言うと、みんな頷いている

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