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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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連戦

リリシャ達がマルスの元に行く

『マルス、あの剣から魔法を放つなんて、後で教えてくださいね』

リリシャが笑顔で言う

『え! 魔法を? えーと』

マルスが苦笑いをしていると、みんなリリシャを見て爆笑している

『リリシャ師匠労うよりも、魔法を教えて貰う方が優先になってます』

メトリシアが大声で言う

『当たり前です!! 剣から魔法を放つなんて知りたいですから』

リリシャが笑顔で言うと、みんなリリシャを見て笑っている

『杖の代わりに剣先から魔法を放ったよ』

マルスが苦笑いして言う

『歪みです!! 我が主様!!』

ヴェルダンディーの慌てたような声がすると、景色が割れる様に裂けて、黒い人形が現れてくる

『化物!! 覚悟!!』

キリシアが大声を上げて槍を構えている

『ふふふ、連戦ですか? 吹き飛ばしましょうね』

リリシャが笑みを浮かべて魔力を貯めている

『シルフィード、クーレセス魔導砲準備』

マルスが大声で言うと、シルフィード号の先に魔力の玉が発生している。シルフィードとクーレセスから放たれた、魔導砲が黒い人形に当たり、貫通して魔導砲が地面を抉りながら一直線に伸びていく


『グァーーーーーーーーー!!』

人形が咆哮のような叫び声がすると、黒い人形から翼が生えて両腕に剣と杖のような物が現れて、人形が両手に持っている

『シャイニングバースト!!!!!!!』

リリシャとエビリアとクレスタとエミールとエレーヌとミリアとメトリシアが魔法を放ち、黒い人形に当たり、衝撃波が伝わっている。キリシアは闘気をまとい、黒い人形に突進している


キリシアが闘気をまとった槍を振り抜き、人形が杖で受け止め、杖が砕ける音と共に衝撃波でキリシアが弾き飛ばされて、キリシアが転がっている。キリシア目掛けて剣が振られると、ルメイルが慌てて闘気をまとい伸びてくる、刃を剣で弾いている


ケニスとヒストリアが人形に接近して剣を振り抜き、人形がかわすように飛び退き、マルスが闘気をまとい接近して剣を振り抜くと、人形の片腕が宙に舞ながら霧散していき、人形がマルス達から離れる様に飛び退いていく

『オーラレイ!!!』

リリシャとエミールとミリアが魔法を放ち、黒い人形に当たり、頭と片腕を吹き飛ばし、体に穴が空く

『見えた!!』

キリシアが槍に闘気をまとい、突進しながら槍で突きを放ち、人形の体の穴付近に見える黒い結晶に槍の先が当たり、衝撃波が周囲に伝わっている。人形は剣をキリシア目掛けて振り下ろして、ルメイルが剣で弾こうとするが、勢いに負けて、キリシアと共に地面に叩きつけられている

『キリシア!!!』

リリシャが驚いて叫んでいると、マルスは剣片手に人形に接近していく

『オーラソード』

マルスが魔法を剣を伝わらせて、魔力の剣を作り出して、剣を振り抜くと人形の黒い結晶に当たり、甲高い音と共に、結晶と剣が砕け散り、人形も光に包まれて消えていく


『キリシア師匠、ルメイルさん大丈夫ですか?』

エミールとエレーヌが慌てて近付いていく

『ルメイル? ルメイルしっかりしなさい』

キリシアが手を見て、血が付いている事に気が付き、ルメイルを見て叫んでいる

『実力が足りませんでした・・・キリシア・・・』

ルメイルが苦笑いしながらキリシアを見ている。ルメイルは鎧が砕けて、肩から大量の血が流れている

『パーフェクトヒール!!!!』

リリシャとミリアとエビリアとクレスタが魔法を使い、ルメイルの傷が塞がっていき、エミールとエレーヌがポーションを傷口に掛けている


マルスがルメイル達の方に歩いてくる

『マルス師匠、剣が・・・』

ヒストリアがマルスを見て言う

『まだまだ、鍛練が足りなかったかな? シルフィード号から予備の剣を持ってこないと』

マルスが笑顔で言うと、ルメイルを見ている

『マルス様、あの魔法は・・・必要ですか?』

ケニスが微笑みながら聞く

『過剰かな?エルミーナのポーション4本も使っているから、もう大丈夫だけど・・・ルメイルも止められないよね』

マルスが苦笑いして言う

『連戦は厳しいですね』

ケニスが人形が消えた場所を見ている

『想定外だけど、何とか倒せたね』

マルスが振り返り、人形が消えた方を見ている。マルスがフラフラすると、ヒストリアに倒れかかる

『マルス師匠大丈夫ですか?』

ヒストリアが慌てた様に叫び、リリシャ達がマルスを見て慌てている

『疲れすぎたかな? 少し休みたいかも』

マルスが苦笑いしていると、リリシャ達が集まってくる

『マルス、大丈夫ですか?』

リリシャが心配そうにマルスの顔を見ている

『闘気と魔力空っぽだよ』

マルスが苦笑いをする

『休むなら、ゆっくり天空の城で休みなさい!!』

ヴェルダンディーの声がする

『仕方無いな・・・ホビッツ号で休もう』

マルスが苦笑いして言う

『はーーーーーー世界一安全な天空の城で休まないなんて!!! 許さない!! この人で無し魔導王!! 何とか返事しなさい!!』

ヴェルダンディーの怒鳴る声がしていると、ウルスとシグルトの笑い声が聞こえている


ホビッツ号が現れて着陸すると、マルス達が乗り込んでいき、再びミラージュで姿を消している


オルセント号では、セクラが消えたホビッツ号を見て驚いている

『マルス様が担がれていた!! マルス様!!! 無事なのですか? マルス様ーーーーー』

セクラが大声で叫んでいる

『アハハハ・・・まさか見たことの無い飛空艇が有るのか?』

ルーセントが苦笑いしながら呟く

『マルス様ーーーー』

セクラが大声で叫んでいる。ケルニーナと白髪の男が座り込みながら、呆然としている

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