表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
1276/1407

オルセント号の修理 後編

マルス達が傷付いた外装を直し終わると、フライでシルフィードに飛んで帰っていく

『マルス様、ご飯の用意は終わってますが、セクラ様は?』

アニーが微笑みながらマルスを見ている

『え? 招待してないよ』

マルスが笑顔で言う

『マルス、事情聞かないの?』

キリシアが笑いながら聞く

『事情? オルセント号の外装が壊された理由?』

マルスが考えながら呟くと、みんな顔を見合わせて笑い始める

『緊急事態の理由!!』

キリシアが大声で言うと、みんな笑いながらマルスを見ている

『そうだったね! 忘れていたよ』

マルスが笑顔で言うと、フライで飛んでオルセント号に向かい、エミールとエレーヌが追いかけていく


マルスがオルセント号に降り立つと、セクラが笑顔で駆け寄ってくる

『マルス様、外装は大丈夫でしょうか?』

セクラがマルスに詰め寄って言うと、ルーセントがため息をしている

『応急処置したから飛ぶだけなら出来ます。食事の招待で来ました』

マルスが笑顔で言うと、ルーセントを見ている

『食事を取りながら、相談と言うことですか? それなら神聖王国の・・・うぁーー』

ルーセントが話している間に、エレーヌがレビテーションで浮かしている

『セクラ様も行きますよ』

エミールが微笑みながら、抱き寄せてフライで飛び上がる

『マルス様が良いのに!!』

セクラがマルスを見ながら叫ぶと、エミールが笑っている


シルフィード号の食堂に向かうと、アニー達が料理を並べている

『マルス様、食堂が広くなりましたか?』

セクラがキョロキョロしながら見ている

『改装したよ! 魔導具も古かったから、最新型にしたよ』

マルスが笑顔で説明していると、ルーセントが驚きながら魔導具を見ている

(師匠は・・・来てないのか? どうしたら? 好きに暴れたら・・・どうなるのか?)


食事を食べ終わると、セクラとルーセントが知っている範囲を説明している

『神聖王国の王女様は?』

リリシャが微笑みながらルーセントを見ている

『お連れする前に、浮かされてしまったので・・・』

ルーセントが苦笑いしている

『乗船は拒否しますけど、嫌みぐらいは言いたいですね』

リリシャが微笑みながら言う

『そうです!! こんな事を起こしたのですから!! 許しません』

メトリシアが大声で言う

『黒い怪物楽しみーー』

キリシアが笑顔で言う

『キリシアは、怪物しか考えてないのですね』

リリシャがキリシアを見ている

『メトリシア面倒な人は任せた!!』

キリシアが大声で言うと、みんなメトリシアを見ている

『え! 面倒です!! マルス師匠』

『セクラ様任せたした』

マルスがセクラを見て言う

『はい!マルス様、マルス様を無礼者と言ったからには、許しません』

セクラが満面の笑顔で言う

『え? 無礼者?』

メトリシアがセクラを見ていると、みんなセクラを見ている

『マルス様が挨拶もしないで、オルセント号を直しに向かったので、無礼者と言ってました』

セクラが笑顔で言う

『ふふふ、無礼者ですか? 帰りましょうか?』

リリシャが不適に笑っている

『どちらが無礼者か思い知らせてあげます』

メトリシアが笑顔で言う

『弟を無礼者扱いするなら、嫌みに何かする?』

キリシアが笑顔でマルスを見ている

『え! 面倒だよ・・・セクラ様任せます』

マルスがセクラ見て言う

『はい!マルス様、マルス様の敵はオルセント王国の敵です!! 任せてください!! 黙らせます』

セクラが笑顔で言うと、それぞれ相談を始めている。ルーセントが頭を抱えている

(何か言ったら、全員から責められそう・・・師匠何故いないのですか・・・誰か止めて下さい)


シルフィード号の甲板に向かうと、小型飛行艇にセクラとメトリシアとルーセントが乗り込み、ミリアが操縦して、オルセント号に飛んでいく

『マルス様、凄いです!! こんな船を作られたのなら、教えて下さい!! オルセント号にも欲しいです』

セクラが笑顔で言う

『着陸するの面倒だからね』

『はい! オルセント号に乗せていたら、簡単にシルフィード号に遊びに来れます!! マルス様と2人でこの船で旅を・・・・ふふふ』

セクラが笑みを浮かべながらぶつぶつ言っている

『セクラ様・・・妄想を声に出さないで下さい』

ルーセントが呆れ気味にセクラを見ている

『ルーセントからも頼みなさい!! こんな凄い船が欲しいですよね!!』

セクラがルーセントを見て言うと、ルーセントが助けを求めるようにマルスを見ている


ケルニーナと白髪の男が甲板に出てくる

『セクラ様、御紹介を・・・』

ケルニーナがマルス達を見てから、セクラに言う

『英雄様です』

セクラが笑顔で言う

『は? 礼儀も知らないのか?』

白髪の男がマルス達を睨みながら言う

『礼儀知らず? その口を閉じていて下さい!!』

セクラが睨みながら怒鳴る

『無礼にも程がある!! 冒険者ごときが!!』

『無礼者? どっちが? 宣戦布告されてますから、敵ですけど』

メトリシアが睨みながら言う

『え! 宣戦布告? 何故?』

ケルニーナが驚いている

『神聖王国に宣戦布告したのか!!』

白髪の男が怒鳴る

『ヘルゼレス王国で宣戦布告されました!! 調べてから口を開きなさい!! 非礼な言動許さないですよ』

メトリシアが睨みながら怒鳴る

『何だ!! 何の事だ!!』

『もう黙っていて下さい!! 国を救う為に力を貸して下さい』

ケルニーナが慌てて間に入って言う

『断ります』

メトリシアが笑顔で言うと、ルーセントが頭を押さえて苦笑いしている

『何故ですか? 民を見捨てるのですか!!』

『世界中で宣戦布告しておいて、窮地になったら救って欲しい? どの口が言うのですか? そもそもこの事態起こしたのは誰ですか? 各国に説明も無しで手だけ貸せなんて、都合が良すぎます!!』

メトリシアがケルニーナを睨んで言うと、ケルニーナが目を見開き、後退りしている

『姫にその言動!!許されない!!』

白髪の男が怒鳴り、メトリシアに近付こうとする。ケニスが白髪の男の前に立ち塞がる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ