表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
1269/1407

王都でゆっくり 後編

マルス達は魔法学院を出ると、騎士学院の方に歩いていき、途中見付けた騎士にデストラを呼んできて貰う

『マルス、何か用ですか? もしかして、騎士学院に・・・』

レズオスがレティナを見てから聞く

『案内よろしく』

マルスが笑顔で言うと、騎士達が笑い始める

『テシウス君は呼び出します』

デストラが苦笑いすると、騎士学院に入って、テシウスのクラスに向かう


『あ!テシウス君』

レティナが笑顔で言うと、生徒が一斉にレティナを見てからテシウスを見ている

『えーと、授業中だが、テシウスゆっくりしてきて良いぞ』

講師がデストラを見てからレティナを見て言う

『授業が・・・』

テシウスが驚いている

『次は鍛練だから、テシウスは先生に教えて貰うように・・・決して他の生徒を巻き込まないように』

講師が苦笑いして言う

『こんなに簡単に授業サボって良いの?』

マルスが講師を見て聞く

『は? テシウスの実力は、教えられないレベルだ!! 剣姫同様好きにしていて良い!! 大体化け物を簡単に倒せる実力者が騎士学院に通う方がおかしい!!』

講師が慌てて言う

『つまらないな・・・もっと上から目線で言って欲しいのに』

マルスが呟くと、ナディアが笑っている

『本音を言ったか・・・外で鍛練するのか?』

デストラがため息をして言うと、テシウスを連れて外に向かい、ラーザとテシウスが訓練用の剣を持って、打ち合いを始める。生徒や講師が鍛練を見学している


ゼダルが苦笑いしながらマルスの元にくる

『ラーザまた早くなったのか?』

ゼダルが苦笑いしている

『そうかな? 変わってないよ』

『マルスからしたら、誤差の範囲だろうが・・・テシウス相手に余裕が有るのは、既に達人だぞ』

『ゼダルが弱くなったからかな?』

『変わらないな・・・マルスの謙虚なのは・・・ウレシアも闘気をまとえる手前までになったが・・・』

『ウレシア? ・・・えーと、誰だったかな?』

マルスが考え込んでいる

『マルスが押し付けたのだろう? 仕官先がカーレスト諸島だろ?』

ゼダルが苦笑いしている

『あ! クレセさんの結婚式で会った・・・3年生だったのかな?』

『忘れていたか・・・3年生で1番の実力者になっているぞ・・・騎士にならないなんて』

ゼダルが苦笑いしている

『メーレス様が喜びます』

『マルスに何を言っても仕方無いか・・・』

ゼダルとマルスが話している。訓練が終わると、テシウスは、レティナと仲良く話し始めている


『マルス師匠!! 何で勝手に出掛けているのですか!!』

メトリシアが走ってきて言う

『メトリシアどうかしたの?』

『勝手に出掛けたから、魔法学院に向かったら、もう帰ったと言うし!! まさかと思って騎士学院に来たら、遊んでいるなんて!!もう!!』

メトリシアがマルスに詰め寄り怒鳴る

『終わったから帰るよ』

マルスが笑顔で言う

『はーい、お兄ちゃん』

レティナが笑顔で言う

『もう!マルス師匠、折角来たのに!! もう少し騎士学院で生徒を叩き潰してください』

メトリシアが大声で叫ぶ

『生徒が可哀想だよ、講師なら容赦はしないけど』

『講師なんてボコボコにします!!』

『メトリシア様、言葉使いを直して下さい』

ケニスが微笑みながら言う

『え! 事実です!! 弱すぎます』

メトリシアが大声で言うと、騎士とデストラが苦笑いしている

『そうだね、テシウス君に簡単に負けそうだから』

『そうです!! マルス師匠!! 精鋭なんて言っても、烏合の衆です』

『騎士団長がしっかり鍛えないからね』

『騎士団長が弱いから仕方無いです』

『デストラ、言われているよ』

マルスがメトリシアを見てからデストラを見ている

『次はどこに向かいますか?』

デストラがメトリシアを無視してナディアを見て聞く

『帰りましょう』

ナディアが微笑みながら言う

『テシウス君またね』

『レティナちゃん』

テシウスが笑顔で言うと、ナディア達が歩いていき、マルスも追いかけていく


屋敷の前に到着する

『マルス様お帰りなさい』

ケーレスが笑顔で言う

『何も無いかな?』

『はい、メトリシア様が出掛けたぐらいです』

ケーレスが笑顔で言う

『ルーベルとバルタの練習台連れてきたから、遊んでね』

マルスが笑顔で言うと、レーゼンが爆笑している

『え! まさか・・・用が有るので』

デストラが慌てて言う

『暇ですよね? それも門番と鍛練はしてくれないのですね』

ケニスが笑いながら言う

『え! それは・・・強くなっているよな?』

デストラが苦笑いしている

『マルス様、頑張ります』

ルーベルが笑顔で言う

『頑張ります』

バルタが笑顔でマルスを見ている

『え! それでは帰り・・・』

『帰る? 逃げるのですね、騎士なのに』

メトリシアが笑顔でデストラを見ている

『隊長・・・子供からも逃げるのですか?』

騎士が苦笑いして言う

『英雄殿の屋敷だ!! 強いのは解っている!!』

『強いから逃げるなんて・・・隊長』

騎士がが苦笑いしている

『騎士がデストラを売ってます』

メトリシアが嬉しそうに言う

『お前達がやれ!!』

デストラが慌てて言う

『負けたら、隊長が責任を取ってください』

騎士が笑顔で言うと、ケニスが嬉しそうに見ている

(隊員に売られる隊長とは・・・2日に1日ボコボコにされてましたからね)


ルーベルとバルタと騎士達が一騎討ちしてから、デストラが一騎討ちをして、デストラが弾き飛ばされて落ち込んでいる

『やっぱり・・・どうしたら強くなってくれるのか!! 誰か教えてくれーーー』

デストラが大声で叫び、騎士達が苦笑いしながら見ている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 冒頭のレズオスがレティナを見て レズオスは魔法学院の講師 デストラを呼んで、来てもらってるから ※ デストラがレティナを見てでは?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ