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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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世界旅行とウルシナ公国

数日後、マルス達がキャス号で出発準備をしている

『教会も調べましたが、反乱計画の証拠も見付かり、神官を断罪して、神聖王国に送還しました』

サメリアが笑顔でやって来る

『手が早いです』

メトリシアが驚いている

『メリアの交渉のお陰です。商人から密航した人と神聖王国から来た人を教えてもらいましたから・・・メリアも才覚を開花させてますね』

サメリアが微笑みながら言う

『マルス師匠の商会を仕切ってますから』

メトリシアが笑顔で言う

『これだけの計画を見過ごすとは、これからはもっと騎士に調査をさせましょう』

サメリアが微笑みながら言う

『神聖王国は、各国で反乱計画なんて・・・何か企んでいるのかな?』

マルスが考え込んでいる

『世界征服でしょうね・・・最大のライバルが野心が無いから仕方無いですが・・・』

『世界征服?そんな事して何になるのかな? 忙しいだけでつまらないと思うけど』

マルスが考え込んでいる

『マルス殿は世界征服したくないのですか?』

『え! する気は無いです。 冒険者ですから』

マルスが笑顔で言う

『一番世界征服に近い人が、これだから教会も焦って色々しているのですね・・・ライバルの栄誉を奪い、宣伝しても、逆に潰されるだけなのに・・・解らないとは・・・』

『教会のライバルに頑張ってもらって、潰し合いしてもらいましょう』

マルスが笑顔で言うと、メトリシア達が笑っている

『その最大のライバルが、マルス殿ですよ』

『え! 何故? 世界征服なんてしたくないのに』

マルスが驚いてサメリアを見る

『自覚が無いのが、相手には解らないのですね』

サメリアが微笑みながらマルスを見ている

『面倒になったら、アーメリア様に教会を潰すように言ってもらおうかな?』

マルスが考えながら言う

『あ!マルス師匠が企んでいます!! アーメリア教会を潰す気になりました』

メトリシアが大声で言うと、サメリアが苦笑いしている

『ノリノリでやってくれますね、アーメリア様も怒ってますから』

リリシャが微笑みながら言う

『天罰は何が良いかな? ・・・』

マルスが笑みを浮かべながら考えている

『マルス師匠の企みで教会が消し飛びます』

メトリシアが笑顔で言う

『英雄殿のやることなら、何か仕掛けるのですね』

サメリアが苦笑いしている

『マルス師匠ですから!!』

メトリシアが笑顔で言うと、マルス達はキャス号に乗り込んでいく。セレメトとクリスが別れを惜しんでから、キャス号が上昇していく


ウルシナ公国の港が見えてくると、王城に向けてゆっくり飛んでいく

『公王陛下に謁見を求めます』

ヒストリアが大声で言う

『英雄様、どうぞ!』

門番が姿勢を正して言うと、王城の裏に着陸して、騎士達が歩いてくる

『英雄様、御用は何でしょうか?』

レオナルオが笑顔でやって来ると、アリシアがキャス号から降りてくる

『親書を持ってきましたわ』

アリシアが微笑みながら言う

『アリシア様、来訪感謝します』

レオナルオが笑顔で言うと、アリシアと話してから、王宮に案内してくれる


部屋に入ると、公王と公妃が待っている

『アリシア様来訪歓迎します。今回はどのような御用ですか?』

公王が笑顔で聞く

『親書を持ってきましたわ』

アリシアが笑顔で言うと、外交担当が親書を差し出して、公王が読んでいる

『教会には、遺憾と抗議をしておきます』

公王が苦笑いしながら言う

『美味しい料理と遊んだら帰ります』

アリシアが笑顔で言うと、公王が伯爵家や他の貴族の話を説明してくれる


『メーレシアは、元気にしてますか?』

公妃が全員の顔を見て聞く

『え! メーレシア様・・・何故居ないのでしょう?』

メトリシアが呟いて、レセナを見ている

『何故でしょう? 国王陛下からは聞いてませんけど』

アーセルが苦笑いしている

『・・・忘れられてますの・・・帰ったら怒りそうですの』

アリシアが苦笑いしている

『折角王都に寄ったのに、ヘルト御兄様が気が付かなかったから悪いです!! 帰ったらヘルト御兄様の所為にしましょう』

メトリシアが大声で言う

『そうですわ!! 全部ヘルトの所為にしますわ!』

アリシアが笑顔で言う

『来なかった事にしますか?』

レセナが苦笑いしている

『後で聞かれますの・・・察しが良いですの』

アリシアが苦笑いしている

『正直に忘れていたと、伝えましょう・・・』

アーセルが苦笑いして言うと、公王と公妃が苦笑いしている

(忘れた・・・忘れられたのか? これは聞いたら悪かったのか? なんていえば良いのか・・・メーレシア元気なのか? この様子なら元気にしているのだろうが、メーレシアの怒る顔も思い浮かぶ)

『クレシア様のお茶会で、アリシア様が居ないので気付かれているかな?』

マルスが考えながら呟く

『え! マルス師匠!! 絶対に御母様が大笑いしてます』

メトリシアが驚いてマルスを見ている

『そうですのーーー 絶対にお茶会をしてますのーーーレセナ様が居なくても、3日に1回はお茶会をしてますの』

アリシアがマルスを見ながら言う

『お茶会日課になってますから・・・黙っておく事は絶対に不可能です』

アーセルが苦笑いしている

『お土産沢山買って帰らないと、後が怖そうです』

メリアが考えながら言う

『ふふふ、忘れられても、こんなに心配しているのですね・・・良い生活をしているのですね』

公妃が笑いながらアリシアを見ている

『お茶会には絶対に来ますのーー』

アリシアが笑顔で言うと、どんな話をしているのか笑顔で説明している

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