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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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世界旅行とお土産

クーレセス号に吊るされた、キャットフィッシュをみんな見て苦笑いしている

『アニーさん、どの料理が美味しいですか?』

クレシアが笑顔でアニーに聞く

『身が淡白ですので、色々と使えます。フライなら付けるソースで味変が良いですよ、それにステーキなら、ソースを変えれば、色々と楽しめます』

アニーが笑顔で料理方法を話していると、クレシアも考えながら、どんな料理が良いか話している


『もう作る気満々か・・・』

ヘルトがクレシアを見て呟く

『あんな怪魚居たのですね』

王妃が微笑みながら見上げている

『あれを捕まえられるのは、英雄殿だけです・・・それも丸々持ってくるなんて・・・まさか・・・そのまま置いて帰るのか? 誰が解体を・・・』

ヘルトが青ざめ始める

『騎士が総出でするでしょう』

王妃が笑いながら言うと、騎士達が青ざめている

『兎に角、解体する人手を集めてこい!! 遅くなったら大変だぞ!!』

ヘルトが騎士に言うと、騎士達が慌てて走っていく。ロイドが苦笑いしながら歩いてくる

『ロイド、物見か?』

国王苦笑いして聞く

『これだけの獲物なら見たくなります。解体も大変な事になりそうですが・・・食べきれますか?』

ロイドが苦笑いして聞く

『騎士達も沢山食べれるだろう・・・楽しみだがな』

国王が笑いながら言う

『平和な旅の訳が無いです』

ロイドが苦笑いして言う

『いつもに比べたら、平和だな』

国王が笑い始めると、クーレセス号が降下して、キャットフィッシュが横たわると、クレシアが近付き、解体方法をヒストリアと話している


騎士と料理人達が集まってくると包丁等で突き刺そうとしている

『刃が通らない』

料理人が焦っていると、騎士達も剣を突き立てている

『退いて下さい、腹を斬りますので、切り口から革を剥いで肉を切り出して下さい』

ヒストリアが笑顔で言うと、騎士達と料理人達が離れて、ヒストリアを見ている。ヒストリアが闘気をまとい、一気に頭から尻尾まで一直線に切り、内蔵が出てくると、料理人が慌てて近付き、内蔵を引っ張り出しながら、樽にしまって、包丁を肉と革の間に入れて、革を刃がし始めている

『良さそうな肉質ですね』

クレシアが近付き剥がされた革と身を見ている

『もう少ししたら、切り身が出来ますね』

アニーが微笑みながら見ている

『何から作りましょうか?』

クレシアが微笑みながら言うと、ヘルトがため息をしている

『ソテーとフライです』

レセナが笑顔で言う

『調味料も欲しいですね』

クレシアが微笑みながら言うと、レセナが頷きながらキャス号に乗り込んでいく


しばらくして、エミール達が壺を次々と降ろし始めて、料理人と侍女が壺を運んでいく

『楽しみが増えましたね』

クレシアが満足そうに呟いて、離宮の方に歩いていく

『御兄様どうしたのですか?付いていかないのですか?』

メトリシアが笑顔で聞く

『邪魔したら大変だから、マキリクの世話をするしか無いだろう・・・』

ヘルトが苦笑いして歩いていき、王妃が笑っている

『マキリクちゃんの世話なら手伝います』

メトリシアが笑顔で言うと、歩いていく


しばらくして、涙目でメトリシアが戻ってくる

『マルス師匠ーーーーどうしたら、マキリクちゃんに泣かれないのですかーーーー』

メトリシアが大声で叫び、王妃が爆笑している

『抱っこするの止めたら?』

マルスが苦笑いして言う

『可愛いマキリクちゃんに嫌われています!! どうしたら・・・嫌われないのですか!!』

『メトリシアだから仕方無いよ』

マルスが苦笑いして言う

『どうしてですかーーーーー! 嫌われたくないのに!!』

メトリシアが大声で叫び、騎士達が苦笑いして見ている


マルス達がキャス号に乗って、屋敷の発着場に向かい、着陸すると、ソリナが笑顔で出迎えてくれる

『マルス様お帰りなさい』

ソリナが笑顔で言う

『ソリナさんただいま、何もなかった?』

『はい、マルス様、アリシア様が帰ってくるのを待っていただけです』

ソリナが笑顔で言うと、みんな屋敷に向かって歩いて行く


屋敷の前でウテリアとステリアとプリエナが待っている

『マルス様お帰りなさいませ』

プリエナとウテリアとステリアが頭を下げながら、丁寧に挨拶をしている

『プリエナさん、なれましたか?』

マルスが笑顔で聞く

『はい・・・鍛練もなれました』

プリエナが苦笑いしながら言うと、ステリアとウテリアが苦笑いしている

『クエリスさんの躾だから信用しているよ』

マルスが笑顔で言うと、ソリナが微笑みながら見ている

『魔法の上達も早いですから、安心しています。基礎が出来ていると、やり易いですね』

ソリナが微笑みながら言う

『プリエナちゃん後で魔法の練習を見ますよ』

リリシャが笑顔でプリエナを見ている

『リリシャ様、ありがとうございます』

プリエナがマルスに助けを求めるように見て言うと、みんな屋敷に入っていく


『帰りましたのーーー』

アリシアが笑顔で出迎えてくれる

『アリシア御姉様・・・』

メトリシアが笑顔で言うと、アリシアがメトリシアに抱きついている

『痩せましたの』

アリシアが笑顔で言うと、カジェリアが苦笑いしている

『アリシア御姉様、苦しいです』

メトリシアが苦笑いしながら言うと、みんな笑っている

『数ヵ月も寂しかったですのーーー』

アリシアが笑顔で言うと、メトリシアが抜け出そうとしている。リリシャ達は笑いながら見ている

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