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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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世界旅行と城

マルス達は、数日間迷宮に潜ったり、町中を散策してすごし、出発準備をしている。ウォーゼンとタリートとシスティーナと数人の豪華な服を来た人達が外交担当とやって来る

『あれ?やつれましたか?』

アーセルが微笑みながら外交担当を見ている

『仕事でも・・・この数相手に交渉は・・・帰って相談を・・・』

外交担当が疲れたように呟く

『ここまで楽をしてましたから』

アーセルが笑いながら言うと、外交担当に視線が集まっている

『数十年分の外交話を数日でこなせません・・・』

外交担当が疲れたように呟くと、キャス号に入っていく

『英雄様!! 大変申し訳ありません』

豪華な服を着た人が土下座している

『どうしたのですか?』

マルスが驚いている

『すぐに国元に使いを出しました!! ラーゼリア王国で活動している者達に注意します。今回の者の後ろ楯は、処分します!! どうかお許し下さい』

豪華な服を着た人が大声で叫ぶ

『メリア任せた』

マルスがメリアを見て言う

『次は無いです。 まさかレセナ王女様に危害を及ぼすなんて、オテリオス王国も黙ってませんから』

メリアが笑顔で言うと、リリシャ達が笑っている

(脅しています! オテリオス王国に使者が向かい、謝罪させるつもりです)

『オテリオス王国にもすぐにお詫びを伝えます!!』

豪華な服を着た人が大声で叫び、マルス達は、キャス号に乗って、キャス号が上昇していく


キャス号はメルシテオの町に近付き、門に向かって降下していく

『レオレトレス様に用が有ります』

ヒストリアが大声で言う

『すぐに伝えます!! 着陸は、門外にお願いします』

門番が驚きながら叫び、兵士が走っていくのが見えている


キャス号が着陸して待っていると、馬車がやって来る

『英雄様、来訪感謝します』

レオレトレスが笑顔で言う

『レオレトレス様、結構小さな町ですね』

メトリシアが笑顔で言う

『メトリシア様、外交は出来ても・・・家臣が足りません』

レオレトレスが苦笑いして説明してくれる

『あの建物は?』

マルスが崩れ落ちた建物を見て聞く

『昔は砦だった建物だが? それがどうしたのか?』

レオレトレスが不思議そうにマルスを見ている

『ちょっとあそこで遊んできます』

マルスが笑顔で言うと、リリシャ達が爆笑している

『は? 遊んでくる? 楽しんでくれれば、何でも良いが・・・大きな魔法で城壁まで吹き飛ばさないで欲しい』

レオレトレスが苦笑いして言う

『レセナ様、レオレトレス様からの接待楽しんでくださいね』

マルスが笑顔で言うと、歩いていき、リリシャ達もついてくる


10日後、建物が完成すると、フローネ達が見に来る

『やっぱりマルスですね、完全な城を建築するなんて』

フローネが堀を見て呟く

『フローネ先生、中も見たい』

レティナが笑顔で言うと、オルガーが門を開けて出迎えてくれる

『まだ、天井の魔導具を取り付けています』

オリスが微笑みながら言うと、フローネ達は城の中を見て回っている


『フローネ先生どうでしたか?』

マルスがフローネ達を見付けて歩いてくる

『小さいですが、良い城ですね・・・向こうが住む場所ですね』

フローネが微笑みながら聞く

『はい、魔導具はあっちに設置しています』

マルスが笑顔で言うと、離宮に歩いていき、案内をしている


『手加減もしてませんね・・・レオレトレス様が受け取りますか?』

フローネが苦笑いしている

『レセナ様に任せます』

マルスが笑顔で言うと、リリシャ達も合流して、魔導具と城壁の説明をしている


『マルス師匠、そろそろ迎えに行きましょう』

メトリシアが笑顔で言うと、みんなで町に歩いていき、兵士の案内で屋敷の部屋に入る

『英雄様、遊びは終わりましたか?』

レオレトレスが苦笑いして言うと、メリルナとレメトレスがマルス達を見ている。レセナが微笑みながら見ている

『案内しますね、国王就任のお祝いです』

メトリシアが笑顔で言う

『は? 何を? 就任の祝いなら』

レオレトレスが苦笑いしている

『行きますよ』

メトリシアが笑顔で言うと、みんなで砦に向かう


砦に到着すると、レオレトレスが周囲を見て苦笑いしている

『砦を直してくれたのか?』

レオレトレスが苦笑いして呟く

『どうぞ中に』

メトリシアが笑顔で砦内を案内して回り、離宮まで到着する。レオレトレスとメリルナとレメトレスがキョロキョロしながら見ている

『マルス様、城を作られたのですね』

レセナが微笑みながら言う

『暇だったから、レオレトレス様が活用します』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑っている

『は? ・・・まさか! 遊びは建物が作り・・・ここに引っ越せと?』

レオレトレスが苦笑いしている

『はい、これは離宮の鍵です。いつか壊して下さいね』

マルスが笑顔で鍵を手渡す

『は? 壊して・・・』

レオレトレスが立ち尽くしていると、メリルナがレオレトレスを揺すっている

『あなた・・・』

メリルナが心配そうにレオレトレスを見ている

『マルス様、レオレトレス様も凄く喜んでいます。ありがとうございます』

レセナが笑顔で言う

『は? よよよよよっ喜んでない!! どうしたら良いか考えていただけだ!! こんな豪邸どうしたら』

レオレトレスが慌てて叫ぶ

『喜んでいますね、レオレトレス様、しっかり頑張って下さいね』

リリシャが笑いながら言う

『もしかして要りませんでしたか?』

レセナが微笑みながらレオレトレスを見ている

『え! 必要ない・・・必要は必要だが・・・どう説明したら? それに対価は・・・どうしたら良いのか?』

レオレトレスが慌てて言う

『マルス様にお礼を言えば良いだけです。仲良くするのが、対価ですから』

レセナが笑顔で言う

『マルス様、食事も用意出来ました』

アニーが笑顔で言う

『アニーさん、私も作りたい』

レセナがアニーに言うと、アニーと厨房に歩いていく

『あ!レセナ様がデザート作りに行きました』

メトリシアが大声で言うとみんな笑っている。レオレトレスが考え込んでいる

(この城どうしたら? 住む部屋も宝物庫まで作られてしまっている・・・使わなかったら、何て言われる? どうしたら良いのか? 相談をしないと・・・)

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