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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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世界旅行とラーゼリアへ

マルス達は、10日間毎日迷宮に潜り続けている

『マルス様、交易は終わりました。ワインや果実酒が沢山売れました』

メリアが嬉しそうに言う

『これも売った方が良かったかな?』

マルスが鉱石を見て言う

『マルス様、値崩れしますので、持って帰りましょう、鍋と水差しを沢山作って貰いましょう』

『帰ったらギレリムに全部丸投げしようかな?』

『はい、マルス様ランドレール様にも仕事をふりわけましょう』

メリアが微笑みながら言う

『子供達の防具と武器も作ろうかな?』

『そろそろ作られた方が良いと思います。マルス様の家臣ですから』

『帰ったら鍛えないと・・・ミーレスの家臣も育てないとね』

『マルス様は過保護ですから、良い家臣を育ててあげましょう』

メリアが微笑みながらマルスを見ている

『マルス何密談しているのですか?』

リリシャがマルスとメリアを見付けて歩いてくる

『ミーレスの家臣を用意しようかと、話していたよ』

『ミーレスちゃんの? 帰ったら鍛えるのですか?』

『後はこの鉱石持って帰る話だよ』

『鉱石ですか? そろそろ改造するのですか?』

リリシャが鉱石を見て聞く

『あ! 忘れていた!! 帰ったら改造しないと』

マルスが笑顔で言うと、リリシャ微笑みながら見ている

『マルス楽しみですね』

リリシャが微笑みながら言う

『冒険者ギルド用の建物も作らないと』

マルスが思い出したように言う

『作りましょう』

リリシャが微笑みながら言う

『エクラーゼ様に土地を用意して貰います』

メリアが微笑みながら言うと、歩いていく


迷宮近くで待っていると、エクラーゼがやってくる

『冒険者ギルド用の土地なら、この辺りで良いですが・・・不要です』

エクラーゼが苦笑いして言う

『数年後必要だから・・・今職員候補に学ばせているから』

『え? 本当ですか! 回復魔法使いも必要ですが・・・』

エクラーゼが驚きながらマルスを見ている

『鍛えているよ』

『え! 何故ですか?』

『迷宮探索に時々来たいからね・・・リリシャ作るよ』

マルスが笑顔で言うと、メリアがエクラーゼに説明をしている。エクラーゼが考え込みながらメリアを見ている

(もう魔法使いまで・・・何から何まで英雄殿がやっているような・・・英雄様に国王をして貰いたい)


リリシャ達がアースコントロールで穴を堀始めると、マルスはマテリアルコンバージョンで石を魔力の通るようにして、積み上げている

『マルス師匠、設計図出来ました』

ミリアが図を見せながら言うと、マルスが見ている

『良いかな? 王都とリベリアの冒険者ギルドを真似したのかな?』

『はい! 頑張りました』

『地下室から作るよ』

マルスが石の塊を持ってリリシャ達の方に向かい、リリシャ達が地下室を作りながら、マルスが紋様魔法と紋章魔法を書き込んでいる


3日後完成すると、エクラーゼ達ドワーフが中を見学している

『エクラーゼどうかな?』

マルスが笑顔で聞く

『凄い・・・職員が居ればすぐに運営が出来ます』

エクラーゼが考えながら言う

『2年後ね』

『は? 2年後? 何故今作ったのですか?』

エクラーゼが驚いてマルスを見ている

『え? その内必要だよね? 作りたかったから作ったよ! プクレールよりもライネーラさんの研修が終わらないと』

マルスが考え込んでいる

『英雄殿だったか・・・運営開始まで管理します』

エクラーゼが少し呆れながら頭を下げていると、リリシャ達が爆笑している


ラーゼリア王国の王都が見えてくる

『1面草原と麦畑』

メトリシアが笑顔で外を見ている

『焼き払ったから、余計な森が無いから・・・これはこれで良かったのかな?』

マルスが周囲を見て言う

『復興しているのですね』

フローネが微笑みながら見ている

『焼き払った甲斐が有りました』

リリシャが微笑みながら言う

『もう一回焼き払いたいです』

メトリシアが呟く

『メトリシア、焼き払ったら、食べ物が無くなりますよ』

リリシャが微笑みながら言う

『火遊びはダメでよ』

エミールが微笑みながら言う

『え! みんなでやりました』

『悪い子は1人で風呂に入ってくださいね』

エミールが微笑みながら言う

『え! エミール御姉様の意地悪!! ミリア』

メトリシアがミリアを見ている

『エミール御姉様、一緒に風呂に入りましょう』

ミリアが笑顔でエミールを見ている

『ミリアの裏切り者ーーー ケニスーーー』

メトリシアがケニスを見ている

『手が掛かるのですから・・・風呂は1人で入ってくださいね』

『ケニスまでーーーー』

メトリシアがケニスを見て叫ぶと、みんな笑っている


騎士の指示で町の外に着陸すると、馬車がやってくる

『英雄様、来訪感謝します』

サリオットが頭を下げながら言うと、騎士達が微笑みながら見ている

『アーセル、例の物は?』

マルスがアーセルを見て言う

『こちらはクライドルド王国の親書です』

アーセルが親書を差し出すと、サリオットが受け取る

『サリオット御兄様、少し立派になりました』

サーシャリアが笑顔で言うと、セクラが笑顔で見ている

『サーシャリア、綺麗になったね・・・苦労掛けてすまないと思っている』

サリオットが笑顔で言う

『苦労なんて無いです。オルセント国王陛下も王妃様も娘のように扱ってくれています』

サーシャリアが笑顔で言う

『それなら良かった』

サリオットがホッとしたような笑みを浮かべると、セクラを見ている

『御父様からの親書も預かっています』

セクラが笑顔で言うと、ルーセントが親書を差し出してサリオットが受け取り、サリオットの案内で屋敷に向かう


『英雄様、来訪感謝します。国も復興しています』

リーシナが笑顔で頭を下げる

『リーシナ様、子供ですか?』

サーシャリアが驚いている

『はい、サーシャリア様、男の子が欲しいです』

リーシナが微笑みながら言う

『幸せそうで良かったです』

サーシャリアが笑顔で言うと、リーシナと仲良く話している

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