表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
1239/1407

世界旅行とエルシューティング 後編

翌朝、キリシアとルメイルとイースとオルガーがワイバーンに乗って飛び回っている。ワイバーン達がキリシア達を追い掛けるように飛んでいる

『マルス、キリシア楽しそうですね』

リリシャがマルスの横に来て微笑みながら見上げている

『キリシアだからね。だけど教会が竜騎士はアーメリア様の加護を得た神官が乗っていると、宣伝しているみたいだけどね』

『キリシアが知ったらどうなるのですか?』

『無関心か赤くなるかな?』

『そうですね。教会に嫌みは何かするのですか?』

『キリシアに教会でも壊して貰おうかな?』

マルスが笑顔で言う

『キリシア達にやって貰いましょう』

リリシャが笑いながら言うと、フローネがやって来てため息をしている

『神官も、リベリアの英雄を敵視しておきながら、リベリアの英雄の事を称えるなんて、何を考えているのでしょうか?』

フローネがリリシャとマルスを見て言う

『魔工王国で問題が有れば、キリシアがお仕置きするから良いけど』

マルスが笑顔で言うと、リリシャが笑っている

『あの国王なら・・・簡単に教会を排除しそうですね』

フローネが思い浮かべながら言う

『だけど、教会もやりたい放題だから、何か嫌みを考えようかな? オルセントでもオーガを追い払ったのは、教会のお陰だと宣伝しているみたいだから』

マルスが聞いた内容を話している

『神聖王国で魔法練習しませんか? 山を消し飛ばしましょう』

リリシャが微笑みながら言うと、フローネが頭を押さえている

『行くのも面倒だよ・・・魔工王国でキリシアに教会を潰して貰おうかな?』

マルスが笑顔で呟き、キリシアを見上げている


『お兄ちゃん、まだ?』

レティナ達がやってくる

『レティナ何?』

『もう! お兄ちゃん、ドラゴン触りたい』

『エルシューティングの所に行くよ』

マルスが笑顔で言うと、エルシューティングの方に歩いていく


『我が主よ、何か用か?』

『妹のレティナが少し触りたいと言っているんだけど、一緒に乗ったらダメかな?』

『良いぞ』

エルシューティングがマルスを見てからレティナ達を見ている

『やったーーー エルシューちゃんよろしくお願いします』

レティナが笑顔で言うと、イリアとシーリスとエリカとナセリとナディアがエルシューティングに近付き、鱗を見てから、鱗を触っている


『硬いけど、綺麗』

レティナが鱗をじっくり見て触っている

『この前の黒いドラゴンの鱗より綺麗』

イリアが笑顔で言う

『最強のドラゴンに触れるなんて』

ナディアが触りながら呟く

『ドラゴンに近付けるなんて』

エリカが興味津々にドラゴンの鱗を見ている

『このドラゴンをどうやって仲間にしたのでしょう?』

フローネが呟くと、エルシューティングがマルスを見ている

『マルスがボコボコにして、回復させたら仲間になったのですよね?』

リリシャが微笑みながら言うと、みんなマルスを見ている

『ハイウエイト等を使って戦闘不能にしてから、魔導具を破壊して回復させたら、友達になったよ』

マルスが笑顔で言う

『マルスですね・・・軽くドラゴンをボコボコにするのはマルスだけですよ』

フローネが苦笑いして言う

『そうですね、アードラもボコボコにしてましたね、ファルニーラの時は、転がして遊んで、鱗と爪と牙を全部剥ぎ取ってましたね』

リリシャが笑いながら言う

『ファルニーラ弱すぎたからね』

マルスが笑顔で言う

『お兄ちゃん今度ドラゴンの倒し方教えてください』

レティナが笑顔で言うと、イリアとシーリスが笑っている

『最大威力でハイウエイト使えば、動きを止められるからね』

マルスが笑顔で説明すると、フローネが呆れている


マルス達はエルシューティングの背中に乗って飛んで貰いながら過ごして3日後、魔工王国に向けて出発準備をしている

『マルス様、エルシューティング様の背中に乗って飛べるなんて、夢が叶いました』

セクラが満面の笑顔で言う

『夢が?』

『はい!マルス様と一緒に飛んで、次は・・・マルス様と結ばれる・・・』

セクラが思い浮かべて笑みを浮かべている

『結ばれる?』

エミールが微笑みながらセクラを見ている

『え! 何でもないです』

セクラが慌てて言うと、マルスを見詰めている

『セクラ様、妄想を言葉に出してはダメですよ』

エミールが微笑みながらセクラを見ている

『セクラ様、出発準備を早くしてください』

ルーセントがセクラを見付けてやってくる

『ルーセント、準備をしてくださいね』

セクラが笑顔で言うと、キャス号に乗り込もうとする

『セクラ様、そっちでは無いです! セクラ様、オルセントの戦姫が腑抜けに』

『マルス様、早く出発しましょう』

セクラが笑顔でマルスを見ている

『セクラ!! いい加減にしてください!! オルセント王国の王女として自覚してください!!』

『王女を辞めます。マルス様の屋敷に居候します。メリアにも負けません』

セクラが笑顔で言う

『はぁ・・・国王陛下、もうセクラ様を何とかして下さい』

ルーセントが呆れながら呟く

『マルス様、出発準備が終わりました』

メリアが笑顔でやって来て言う

『わかった。セクラ様、オルセント号で先導お願いします』

マルスが笑顔でセクラを見ている

『え! はい! 解りました』

セクラが驚きながら言うと、マルスがメリアとキャス号に乗り込んでいくと、ルーセントが驚きながらマルスの背中を見ている

(マルスがセクラ様をオルセントに乗るように言ったのか? マルスは何を考えているのだろうか?)

『マルス様の役にたてるなら・・・』

セクラが呟いて、オルセント号に歩いていき、セクラが乗り込むと、オルセント号は上昇を始めている

『え! まさか!! 待ってくれーーーー』

ルーセントが慌ててオルセント号に向かい、上昇を始めているオルセント号に乗り込もうとするが、ギリギリ飛び付いて、騎士が慌てた様に引き上げている

(セクラ様、まさか置いていかれそうになるとは・・・他に置いていかれた者は・・・居ないか?)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ