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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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世界旅行とオルセント

オルセント王国の王都が見えてくると、降下して城門に近付く

『英雄様、王城に使いを出しておきます。王城に進んで下さい』

門番が笑顔で言うと、兵士が走っていき、キャス号がゆっくり進み、王城の裏に着陸する


マルス達が降りていくと、セクラが満面の笑顔で走ってくる

『マルス様ーーー迎えに来てくれたのですか!!』

セクラがマルスに近付き大声で言うと、騎士達が苦笑いしている

『セクラ様、親書を届ける為の世界旅行です』

マルスが笑顔で言う

『羨ましいです。御一緒したいです』

セクラが満面の笑顔で言うと、王太子とルーセントが苦笑いしながら歩いてくる


『国王陛下が待っています。セクラも先に走って行かないように』

王太子が笑顔でセクラを見ている

『マルス様が来てくれたのですよ』

セクラが笑顔で言う

『英雄殿、こちらへどうぞ』

王太子が諦めたようにセクラを見てからマルスを見て、案内していく


部屋に入ると、国王と王妃とサーシャリアが待っている

『英雄殿、来訪歓迎します』

国王が笑顔で言う

『こちらは親書です』

メトリシアが笑顔で言うと、アーセルが親書を差し出している


国王が親書を読むと、王太子に見せている

『内容は確認しました。教会も一線を越えたのですね。すぐに遺憾と抗議をします』

国王が笑顔で言う

『マルス様に喧嘩を売るなんて、教会を潰してきます』

セクラが笑顔で言う

『セクラ、教会全部が悪い訳ではない・・・教会もまさか、こんな早く親書が各地に渡るとは思ってないだろう』

王太子が苦笑いして言う

『御兄様、私のマルス様に喧嘩を売ったからには、絶対に許しません』

セクラが真顔で言うと、王太子と国王がため息をしている

『セクラ、私物化するよりも、早く側室に貰って貰いなさい』

王妃が微笑みながら言うと、セクラが真っ赤になっている


『次はどちらに向かいますか?』

国王が微笑みながら聞く

『オルフェスタ・ガゼルド王国と魔工王国です』

メトリシアが笑顔で言う

『セクラ、案内してきなさい。両国共に英雄殿が単独で向かうと、後が怖いから』

国王が笑顔で言う

『はい! 御父様!!』

セクラが嬉しそうに言うと、ルーセントが頭を押さえている

『セクラ様も一途ですね』

レセナが微笑んでいる

『一途? え! レセナ様!!』

セクラが驚きながらレセナを見ている

『セクラ様もマルス様しか見てないのですから』

レセナが微笑みながら言うと、王太子と国王がレセナを見ている。ルーセントが驚いてフローネを見ている

『レセナ様まで来訪なんて、羨ましいです』

セクラが笑顔で言うと、サーシャリアが慌てている

『セクラ様はマルス様しか見てないですから』

メリアが笑顔で言う

『メリア様も来訪歓迎します』

セクラがメリアを見て言う

『後でお茶会しましょうね』

メリアが笑顔で言う

『お茶菓子作りますね』

レセナが微笑んでいる

『セクラ、こちらの御令嬢の紹介を』

王妃が微笑みながらセクラを見ている

『マルス様の屋敷で料理の勉強をしているレセナです』

レセナが笑顔で言う

『王妃様からマルス様の側室に認めて貰った、メリアです』

メリアが笑顔で言う

『メリア!! 認めてません!!』

メトリシアが慌てて叫ぶと、王妃が驚いている

『この挨拶で良いのだろうか?』

ルーセントが呟く

『騙されてマルス様に喧嘩を売ったセクラです』

セクラが笑いながら言う

『セクラ・・・マルス様の側室、先を越されたのですか?』

王妃が苦笑いしている

『セクラ、その言い方良くないぞ』

王太子が苦笑いしている

『マルス様の屋敷では、身分なんて関係有りません』

セクラが笑顔で言うと、国王がルーセントを見ている

『ルーセント、知っているなら、紹介を』

王太子がルーセントを見て聞く

『それは、後が怖いので、正式な挨拶をして貰える様に・・・』

ルーセントが苦笑いして言い、フローネに助けを求める様に見ている

『レセナ様、どうなさいますか?』

フローネが少し呆れながらレセナを見ている

『レセナ・エレストリアクレイスです』

レセナが優雅に挨拶をする

『追放された、ガベラス王国元王女のメリアです』

メリアも優雅に挨拶をする

『は? エレストリアクレイスとガベラス王国の王女様!!』

国王が驚いて叫ぶ

『レセナ様は、オテリオス王国王太子クレオル様と婚約をしています』

セクラが笑顔で言うと、王太子が頭を押さえている

(2国の王女様が来訪なんて・・・あ! メトリシア王女様も・・・歓迎の宴は必要か? それよりもあの挨拶慣れている・・・クライドルト王国は何故2人の王女を送ってきたのか?)


『レセナ王女様、メリア王女様歓迎します』

王妃が慌てて言う

『レセナ様、メリア様、お久し振りです。再会を嬉しく思います』

サーシャリアが挨拶をする

『世界旅行と美味しい料理を食べに来ただけですから』

レセナが笑顔で言う

『あ!レセナ様が本当の事を言った』

メトリシアが呟くと、国王が驚いている

『師匠、どうしたら良いのですか?』

ルーセントが苦笑いしてフローネを見ている

『旅行ですから、楽しく観光したら良いだけですよ。ルーセントも弟子を取りましたか?』

フローネが微笑みながら言う

『手の掛かる王女様がいるのでそれ所では無いです』

ルーセントが苦笑いして言う

『ルーセントもしっかりしなさいね』

フローネが微笑みながら言う

『ルーセント様も早く弟子を取って下さい。そうしたらリベリアに遊びに行けます』

セクラが笑顔で言う

『絶対に取りません。取ったらリベリアに居候すると言いそうだから、無理です』

ルーセントが慌てて言うと、国王と王妃と王太子が苦笑いしている

(報告は受けていたが・・・セクラの所為か? ルーセント師も苦労しているな・・・)

『早く弟子を取りなさい!! マルス様の屋敷に遊びに行けません!! もう』

『国王陛下、マルス様の前でこうなります。すぐにマルス殿の味方です。 下手したら本当に帰ってこないと思います』

ルーセントが苦笑いして国王を見ている

『ルーセント、苦労掛けるな・・・セクラ、自重の言葉を覚えるように』

国王が苦笑いしている

『王女を辞めて、マルス様の屋敷に居候します』

セクラが満面の笑顔で言う

『その前に既成事実を作りなさいね』

王妃が笑いながら言うと、リリシャ達が一斉に王妃を見ている

『王妃様ーーー』

メトリシアが睨みながら言うと、国王と王太子が頭を押さえてため息をしている

(娘に言うことか! 仮にも王女としての振る舞いをして欲しい! 仲が良いのは解るが・・・)

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