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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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平和な時

マルス達は王都でしばらくゆっくり休んでから、リベリアに戻り、迷宮探索をしながら1月が経つ

『マルス、そろそろヘルゼレス王国に向かいますか?』

リリシャが微笑みながら聞く

『そうだね。クレカシアとメルカシアとテレジアもなれてきたから』

マルスが笑顔で言う

『明日向かいますか?』

『王都にシーリスを迎えに行ってから、アーメルドに寄ってから出発かな? プリエナもクエリスさんに預けないと』

マルスが笑顔で言う

『準備してきますね』

リリシャが微笑みながら言う


翌日、マルスは集められた木材の塊をシルフィード号に積み込んでいる

『結構詰め込みましたけど、船を作るのですか?』

エミールが微笑みながら聞く

『アーメルドで遊びたいからね』

『マルス師匠、何隻作れるか楽しみですね』

エミールが笑顔で木材のブロックを見ている

『後準備するものは・・・』

マルスが考えている

『昨日、子供達と騎士はアーメルドに出発しましたから準備終わってます』

エミールが微笑みながら言うと、マルスが何か考えている


翌日、王都に飛んで行き、王都が見えてくると、キャス号は降下して、城門に近付く

『英雄様お帰りなさい』

『屋敷に向かいます』

ヒストリアが大声で言うと、門番が笑顔で手を振っている


発着場に着陸すると、ソリナが出迎えてくれる

『マルス様お帰りなさい』

ソリナが微笑みながら言う

『ソリナさんただいま』

マルスが笑顔で言うとプリエナが降りてきて、キョロキョロしている

『あの子は?』

ソリナが微笑みながら聞く

『プリエナ、挨拶を』

マルスが呼ぶと、プリエナが慌ててやってきて、挨拶をしている


『侍女ですね。クエリスが喜びますね』

ソリナが微笑みながら言う

『魔法の基礎もリリシャが教え込んでいたから、ソリナさん、任せますね』

『それは楽しみですね』

ソリナが微笑みながら言うと、屋敷にみんな歩いていく


屋敷の前に来ると、プリエナが驚いて立ち尽くしている

『マルス様、お帰りなさいませ』

ウテリアとステリアが礼儀正しく頭を下げている

『ただいま』

マルスが笑顔で言うと、クエリスが微笑みながら出てくる

『マルス様、あの子は?』

クエリスがプリエナを見ている

『躾を頼みます』

マルスが笑顔で言う

『前回言っていた子ですね』

クエリスが微笑みながら言うと、プリエナがソリナに連れられてやってきて、クエリスに挨拶をしている


リビングに入ると、アリシアが笑顔で待っている

『メトリシア、帰りましたの?』

アリシアが笑顔で言う

『アリシア御姉様、少し太りましたか?』

メトリシアがアリシアを見ながら言う

『え! そそそそそっそんな事は無いですわ』

アリシアが慌てて叫ぶ

『そうですか?』

メトリシアがアリシアを見ている

『ガジェリア、変わってないですの?』

アリシアが慌てた様にガジェリアを見ている

『申し訳ありません・・・少し肉付きが・・・』

ガジェリアが苦笑いしている

『え! ガジェリアまでーーー どうしましょう?』

アリシアが慌てて呟く

『運動が必要です』

メトリシアが笑顔で言う

『今日から焼き菓子控えさせます』

クエリスが微笑みながら言う

『それはダメですのーーー ガジェリア、運動に付き合ってくださいですの!!』

アリシアが慌てて叫ぶ

『昼間、ウテリアとステリアの鍛錬に付き合えば良いですね』

ケニスが微笑みながら言う

『アリシア御姉様頑張ってください』

メトリシアが笑顔で言う

『頑張りますわ』

アリシアが泣きそうな声で言う


ヘルトがやってくる

『マルス殿、今回は何の用ですか?』

ヘルトが笑顔で聞く

『ヘルゼレス王国に向かうから、シーリスを迎えに来たよ』

マルスが笑顔で言う

『それなら、明日騎士を20人出発させますので、連れて行って下さい』

ヘルトが笑顔で言う

『え! 面倒だな』

マルスが嫌な顔をする

『ヒストリアの同学年の騎士ですから、目標がヒストリアです。高みを目指せる騎士達です』

ヘルトが笑顔で言う

『面倒になったら、置いてくるからね』

『はい、自由に・・・英雄騎士隊入りにします』

ヘルトが笑顔で言う

『アーメルドで遊んでいる間に到着させてね』

マルスが笑顔で言うと、ヘルトがアリシアを見ている


『アリシアどうかしたのか? まさか寂しいから一緒に行きたいなんて言わないよな?』

『太りましたの・・・痩せますの』

アリシアが泣きそうな声で言う

『は? 当たり前だろう、ここで毎日菓子ばかり食べているのだから』

『すぐに痩せますの!!』

『無理はするなよ、マキリクに泣かれるからな』

ヘルトが笑顔で言う

『マキリクちゃんに嫌われてますのーーー ヘルトが泣くように仕向けてますの!!』

『そうなのですか!! マキリクちゃんが泣くように仕向けていたのですか!!』

アリシアとメトリシアが大声で怒鳴る

『言葉はまだ理解できないぞ!』

『ヘルト御兄様の意地悪です!! マルス師匠お仕置きしてください』

メトリシアが大声で叫ぶ

『ヘルトが悪いのですの!!』

アリシアが大声で言う

『きっとヘルト御兄様が毎晩泣くように言っているです!! 許せません』

メトリシアが大声で言う

『メトリシア、泣かれるのを人の所為にするな! マキリクは可愛いぞ』

ヘルトが慌てて言う

『なんか悔しいですわ!! マキリクちゃんが懐かなかったら、全部ヘルトの所為ですわ』

『マキリクちゃん、メトリシアお姉ちゃんと呼んでくださいね!!』

メトリシアが大声で言うと、ヘルトが苦笑いしてマルスに助けを求める様に見ている

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― 新着の感想 ―
[一言] この姉妹が赤ん坊に泣かれるのは、容赦ないのと、うるさいのが原因だと思う
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