表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/107

83 女体化して魚釣り


 長く艶めいた黒髪を持つ乙女。細い肢体。しなやかな張りのある玉肌に、ふくらみかけた胸は、穢れなきドレスに包まれる。


 無限の活力と寵愛。



 男根の消失。


「ダストちゃん、参上☆」



 せっかく、豚野郎が美少女に女体化したというのに、ロリババアは泣き叫ぶ。


「なっなんじゃ。妾は、また旦那様を亡くしてしまったのか。なんいという薄幸の未亡人なのじゃ。」


「うるさいなー。いや、俺だけは戻れるし。そもそも、リリイとは結婚してないからな?」


 自由に性別を変えられる事を知っているメンバーは、またかという顔だが、初めて見たロリと森守達の狼狽は激しい。


「も、戻れるじゃと!?」


「そうだが。」


 ホッと安心したリリイは、またわたわたと動き出す。これだけ驚いてくれたら、なんか嬉しい。


「何で、美少女になったのじゃ?」


「え?魚釣りの為にって流れだっただろ。道具が無いって自分が言ってたのを、もう忘れたのか。」


 このロリは、中身がババアなのでアルツハイマーなのかもしれないとダストちゃんは、失礼な事を考える。


「何でじゃ?」


「だから、」ぶつっ。


 説明が面倒になったので、実演する。

 長く伸びた黒髪を一房、ナイフでぶっつりと切ると、さらにリリイが驚く。


「ひぃぃぃ!お主様、髪は命じゃぞ。失恋でもしたのか?」


「え?」


 する訳が無いだろ、俺は美少女の中でも別格の美少女なんだぞ。

 アシンメトリーな髪形が可愛いまであるし、このまま街を歩いたら、真似して失敗する残念女子を作ってしまう罪作りな女の子だぞ☆

 ほら、あの森守の犬娘の彼氏のハミルトン?も、なんか俺に熱い視線向けてるんだろが。死ねばいいのに。


「ぐるる。ハーミット、浮気は、許さないですわん。がぶぅ。」


「痛っ、何するんだ。ペス。」


 大丈夫か?あのカップル。

 夫婦喧嘩は犬も食わないというので放置して、頼れるパートナーのコイシちゃんに、髪の毛を渡す。


「コイシちゃん、これを結んで魚釣りのラインを作って欲しいんだけど。」


「いいよ。任せて欲しいかな。」


 やる気満々のコイシちゃんが、可愛いよう。


「なる程!髪の毛で釣り糸を作るのじゃな。餌はあるし竿は良いとして、釣り針は、どうするのじゃ?」


「それも作る。森守の爺さん、この辺りで、固くて軽い枝はないか?」


「ダスト様、ポムの枝がいいですな。すぐご用意致します。」


 貰った枝を、両方が尖った爪楊枝みたいにナイフで削って加工して、真ん中を糸で結べば完成だ。


「そんなので、釣れるのじゃ?」


「まぁ、それなりに、だろうがな。」


 リリイは知らなかったが、ここまでは、昔ながらの漁のやり方だ。

 しかし、ここは異世界。もう一つ越えなければいけないハードルがある。


「お主様よ、透明空魚(クリアフィッシュ)は、大気を泳いでおる上、池の中程におるのじゃ。錘を付けて仕掛けを投げたら池底に沈むと思うのじゃが。そうなっては釣れんぞ。」


 そうなんだよね。空を泳ぐ、池の上にいる魚を釣らなくてはいけない。

 しかし、池はモンスターに襲われる可能性があり入れない。


「しかし、俺に秘策あり。猫娘ピンク、仕事の時間だ。」


「師匠、何をすればいいんですにゃ?」


 猫娘の優れた獣人の身体能力がうずく。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ