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高齢者向け、紙芝居

 先週あたりから、夜の9時頃になると、ナースコールを押して、「苦しい~」と訴える方がいます。


 その時間になると、毎日・・・で、バイタル測定して、さして普段と変わらず。「起こして欲しい」と言うので、車椅子に移乗してもらい、零時頃には「落ち着きました」と、臥床して、そのまま良眠・・・


 確かに、持病として、心房細動とかあって、それなりの薬を飲んでいます。眠前薬も、抗不安薬、抗高血圧薬等々・・・苦しいと訴えられる時には、一瞬、サチュレーションも90%を切っている・・・でも、でもですよ、日中には全くそのような訴えがない!

 日中、ベッドで寝ている時間、同じくらいあっても、苦しくならないのです(>_<)



なんか、プラセボ(偽薬)飲ましてみようか?と、思いつつ

「毎晩、苦しくなられるようですから、病院で調べてもらいましょうか?」

と、お伺いすると

「そうね、そろそろ病院、行こうかしら」

と・・・百歳越えが・・・たぶん、認知機能年相応・・・




 最近食事量が少なくなり、原因不明の発熱が続いたため、もしかしたらば、癌などになっているかもしれないと、「どうするか?」を相談しようと、本人と後見人さんに、主治医から説明をしてもらいました。

 「調べなければ、身体の中で何が起こっているのかは、わかりません。けれど・・・判明して、それに対して治療となると、難しいこともあるでしょう。検査も、身体に負担を強いるものもありますし、入院も必要になると思います」

本人

「入院なんて、嫌だな。今は、どこも痛くないし~このままでいいと思う」

後見人

「何を言っているんです!さっき、身体が不調って言ってたじゃないですか?ちゃんと診てもらって、治してもらわないと、困ります」

聞いているナース全員、???

(「なんで、あんたが困るのさ・・・」)

 私達の???を気付いてか、主治医、ちょっとあきれた口調で

「は~もうすぐ90歳、男性、平均寿命を超えて、「絶好調!!」って言えって言うのですか?こうして歩いていて、ご飯も自分で食べている。お話も出来る。それ以上、何を望むのですか?」


 ちょっと、見直してしまいました(笑)




  ショートステイにいらっしゃるおばあちゃん、時々、頭痛、腰痛、胸痛を訴えられます。お家でもあるようなので、屯用薬として痛み止め持参。でも、大概は、お話している内に、治ってしまいます(笑)

 そして、こう添えます。

「百歳超えて、「絶好調!イエ~!」なんて言ったらば、心配しちゃうよ……ほどほどに、どっか痛いぐらいが、ちょうどいいんじゃない?生きてる感、あるし~」

 大笑いしている内に、どこが痛かったのか・・・後は、肩もみして、仕上げ(笑)


 

「最近手が痺れて……歳を取るって嫌なもんね」

と、隣に座っている方から言われたおばあちゃん

「私もそうよ。

娘に痺れていると言ったらば……

ああ、それ。手足の先の方から、あの世に吸い込まれていくから、痺れるのよ。良かったね

って、言われたよ。ワハハ」

「……」


 

 身体の不調は、しょうがありません。何しろ、それだけの年月、使い込んできたのですから(笑)

 思うように動かない、慢性の疼痛がある……でも、それを押して働かなくてはならない、私達の方がしんどいぞ!・・・なんて、考えてしまうこともあります。

 思うに、そんな辛い状態でも、やるべきことがあれば、痛みや痺れなど、意識に上らない。反対に、なあんにもやることないと、自分の身体にばっかり、意識が行ってしまい、あっちが痛い、こっちが痒いとなってしまうのではないでしょうか?それはそれで、お気の毒な事・・・


 で、思ったのです(*^-^*)


 高齢者も、考え方を変えれば、穏やかに、現状を受け入れて、残りの時間を過ごせるのではないかと・・・



 で、作ってしまいました。高齢者向けの「紙芝居」


 子供たちは、「紙芝居」などによる物語から、愛や友情、自己犠牲、優しさ、やってはいけないこと、希望、あるべき姿を、学びます。

 ショップチャンネルなどで、何度も何度も同じ宣伝聞いている内に、それ買っちゃうみたいに(笑)、紙芝居、何度も何度も、繰り返して読み聞かし、というか、お互いでやってもらえれば、洗脳?出来るんじゃないかしら・・・



 コンセプトとしては、「目指せ、健康寿命=平均寿命! ピンピンコロリ」です。これ、望んでいない方は、たぶんいないかと・・・でも、実際、いくら望んでも、人のお世話になる期間が出てきてしまう。そこをどう過ごすべきか?

 自分の健康観をちょっと変えるだけで、介護する側も自分もお互いハッピーになれるような~そして、自分が死んだ後の世の中にも、迷惑をかけない生き方とか~死に方とか~


いけている爺さん、いけていない爺さん・・・美しき婆さん、残念な婆さん・・・


 

「なんか、苦しいような・・・ああ、やっと、お迎え来たのね・・・う・れ・し・い……」


で、朝


「まだ、か・・・」(笑)


 


 

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