episode3.出会いはパン屋から(1)
初めて小説を書くので文のつながりが変だったり誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m
やっともう1人の主人公登場です
お店の閉店時間ギリギリになりようやくお店が見えた。
メインストリート沿いにあるため、ケットは早足でメインストリートを恥から恥へと探しようやく見つけられた。
スヴィエーツェの中でも3番目くらいに大きな建物がある近くに、お気に入りのパン屋がある。
ここは値段も安く大きく美味しい。
だが、少し出入り口から外れているのもあり、知る人ぞ知る場所で落ち着ける場所でもあった。
「やっと…やっとあった…!!」
お腹もぺこぺこ、この大きな街を歩き回りもうへとへとであるケットは
体をゆらゆらしながらお店の前までやってきた。
「この時間パン残ってるかなぁ…」
終わり人までもうわずかな時間の中そんなことを考えていたケットだが、
「り、りんじきゅうぎょう…??え?おやすみってこと?
えぇぇぇぇぇ!!!」
本日はおやすみであった。
「ここまで来た意味ぃぃぃ!!」
「むりだよぉ、おなかすいたよー」
アメトリンのせいだーー、と言い
ケットはお店の前で寝そべり手足をバタバタさせながら嘆いていた。
この近くは居酒屋などカフェなどレストランというのがあまりなく、レストランは確か高いやつがある、けどあまり好きじゃないなど、色々と考えた結果
「もう、お腹減りすぎて動けない…」
「絵を描こう…」
絵を描くことにしたケットは
パン屋をメインにこの場所の絵を描くことにした。
「…こういう時は描けば忘れる!」
—————————
「ん〜…いい匂い…」
シューの匂いやパンが焼ける匂いと
目の前に広がるのは見知らぬ誰かの家。
ケットは眠っていたらしい。
「起きましたか。」
「おはよ!いい匂いにつられて起きた!」
さっきまで行きつけのパン屋にいたはずだが、今はソファの上。
整理整頓されていて、あまり物がない部屋だった。
黄緑の長い髪を下ろし、ワイシャツにズボンのラフな格好をしたメガネの男性がそこに履いた。
「元気そうですね、食べますか?」
「いいのか!!??」
ご好意に甘えることにしたケットはお腹も空いていたこともあり、出されたシチューとパンとサラダを食べた。
「このパン!!ランドンおじさんのパン屋のだ!」
ランドンおじさんのパン屋とは今日行けなかったお気に入りのパン屋のことである。
「正解です。
私はユーストマ・クレイスです。
ここは私の家、倒れていて心配だったので連れてきました」
自己紹介が遅れましたと、言ってくれた彼はどうやら空腹や、疲れで眠っていたケットを助けてくれたらしい。
「俺ケット!よろしく!お前の飯うまい!」
「連れてきてご飯もくれてありがとう!お前いいやつ!」
ユーストマは苦笑いをしながら冷めないうちに食べきっちゃってくださいと、ご飯を勧めた。
「ご馳走様でした!」
「お粗末さまです」
「あ!!!俺の絵!パン屋の絵!まだ描き終えてなかったのに〜」
ご飯も食べ終わり、ケットは思い出したかの様に叫んだ。
お腹もいっぱいになり、自分がさっきまで何をしていたかを思い出し、まだ完成していない絵の心配をし始めた。
「あれはやはり、貴方の絵なのですね」
ユーストマは席を立ち、ケットの未完成の絵を持ってきてくれた。
時は遡り
ユーストマは仕事終わり、いつもの道で帰ろうとしていた。
家にパンが残っていたからシチューにしよう、食材はまだあるはず、と今日のご飯のことを考えながら帰路についた。
いつもの仕事、いつもの時間、いつもの道。
当たり前の世界に今日は一つだけ違うことがあった。
「これは…」
そこきは絵が落ちていた。
未完成でありながら、何を書いていたのかがよくわかる。
自分がよく買いに行くパン屋、恥には自分が働いている場所。そこの近くには噴水があり、それらも書かれていた。
見ていると暖かい様な不思議な感じだ。
「…いい絵ですね…でも誰かの落とし物…」
ユーストマはキョロキョロと周りを見渡しているとそこには、筆を持ったまま蹲る様に寝ているふわふわとした人がいた。
筆を持っているということはおそらくこの人が描いたのだろうと思いながら、なぜ絵と人物が少し離れたところにあったのかはわからない。
こんな道端で寝ていたら流石に危ないと思い起こそうと声をかけるが起きる気配がしない。
「どうしましょう…」
(放っておくべきか…)
手に持ってしまった絵、一度は声をかけた彼。
このまま放っておくこともできず、もし危ない人物であっても自分で対処ができると思い、連れ帰ることにした。
もちろん、悪いとは思いながらカバンの中や服などに危険物を仕込んでいないかは確認した。
そして今に至る。
ケットは軽くことの経緯を聞き、お礼を言った。
返してもらった絵を見ながら
「明日完成まで描いてくる!」
ケットは笑顔で伝えた。
「それはそうとそろそろ帰ったほうがいいんじゃないですか?」
もう時間も遅いですよと教えてくれた。
「ん?特に時間なんてないよ?泊まる場所もないし!」
笑顔で何事もない様に答えた。
ユーストマはすでに自由な人だとは思っていたがあっけからんと言う彼にさらに驚いた。
「この辺りは宿などないですよ?」
ユーストマの家は図書館の近くであり、冒険者や旅人が来る場所でもないため宿がないのだった。
「んー!流石に野宿は騎士の人に文句言われるから歩いて宿探す!」
飯食ったし寝たから元気!と言う。
ケットは前に来た時宿まで行くのがめんどくさくなり野宿をしたところ騎士の人にこっぴどく怒られたことがあった。
盗人もいる、場所によってはスラムもある、しかも珍しい種類の獣人ときた。
その人物も獣人の騎士だったため心配で言ってくれたが怒って聞こえてしまうくらいには大きな声で言われた。
「世話になった!ありがとう!」
本当は何かあげれたら良かったんだけどな〜、
あ、ブローチいる?と呑気に言う。
そんなケットの話はあまり聞いていなかった
ユーストマは一度視線を落とし、少しだけ考えたあと――
「あ、あの…よければ泊まってください」
ユーストマは優しかった。
この遅くに追い出すことは気が引けたのであった。
それにここまで人を疑わずに純粋な人を見るのが初めてに近かったため、放って置けなかった。
お読みいただきありがとうございました!
次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!




