episode2.王都スヴィエーツェとヴォルバス商会(2)
初めて小説を書くので文のつながりが変だったら誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m
「よーこそ、ヴォルバス商会のねぐらへ」
アメトリンはイタズラな笑みを浮かべながらケットを引き入れた。
そこは普通のバーであった。
中には大きな水槽があり、少し薄暗く大人の雰囲気の店であったが、まだ昼間ということもありお客はいなかった。
「アメトリンお帰りなさい」
そう言い迎え入れてくれたのは、
白くさらさらの髪に、中性的な顔立ち。
片目にはモノクルをかけており、その奥の瞳はオーロラのような不思議な虹彩をしていた。
燕尾服を着たエルフのバーテンダーだった。
今は客もいないためグラスを拭いたり掃除などをしていた。
「おー帰った。後にケットもいる」
「お、お久しぶりデス…」
入り口が狭くケットはアメトリンの後ろにいたがぐっと引っ張られバーテンダーと目が合う位置に出された。
「おやおや、これはまた珍しいモノを…今は誰もいないのでくつろいで行ってくださいね」
目が笑っていないのであった。
獲物を見つけたような目に笑みだけを貼り付けられ、それをみたケットは身震いをした。
今度は何をさせられるんだろう、また無茶なことを頼まれるのか、それとも珍しいモノの情報だけで済むのか、自身の身の案じていた。
「シィニ、ボスは?」
「ヴォルバス様ならお客様の対応ですよ
予定をお伝えしたはずですが…?」
シィニというバーテンダーニコニコはアメトリンを睨んだ。
笑っているはずなのに圧を感じ、アメトリンは冷や汗をかいていた。
「ま、まだそんな時間か〜
ケット見つけたから連れてきたけど、もうちょい待ちだな」
「見つけたら連れてくるのいい加減やめればいいものの…」
そーだそーだ!と心の中では思いつつ口に出せないケットだが
「まぁ、ヴォルバス様にも利益があるのでいいのですが」
と裏切られた気分だった。利益とはなんだ利益とはとも思ったが
「なぁ、違う街では普通に家みたいな感じだったけどここはバーなんだな?」
もう全てを受け入れ諦めたケットは気になっていたことを質問した。
「あぁ、ヴォルバス商会は基本的に商会の事務所として建物借りてるところが多いが、大きな街、王都とかでは基本シィニがバーやってるんだわ」
基本やってない日のが多いけどなぁ〜と説明してくれた。
「シィニのメシうまいもんな!」
「褒めてもジェラートしか出しませんよ」
そう言ってケットの前にピンク色の果実が乗ったジェラートを出してくれた。
「いいの!?」
ケットは耳を立て尻尾をブンブン振りながら嬉しいそうに聞いた。
「はい、予定を忘れて連れてきたアメトリンにつけとくので気にしないでください。」
おい、とアメトリンは突っ込んだが
シィニとケットは気にしなかった。
こういう事はよくある事だったからだ。
嫌なことも多いし怖いこともさせられるが、ケットはここの人たちに悪い人はいないと知っているのでなんだかんだ、甘えたり仲良くしている。
久々に会えたこともあり、アメトリンとケットは近況報告会をしながら時間を待っていた。
お読みいただきありがとうございました!
次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!




