episode1. 出逢いまでの道のりの(2)
創作キャラです
初めて小説を書くので文のつながりが変だったら誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m
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獣人の絵描きケットは、世界を旅する自由な狐。
絵を描きながら、食べ物や寝床をもらい旅を続けている。
自由な旅人の日常であり、これから始まる出会いへの始まりである。
「できたぁぁぁぁ!」
ケットの大きな声はその場所に響き渡った。
ここにここに来てどれだけの時間が経ったのかもわからない、暗くもならず明るくもならず、まるで時が止まっているかのようなこの場所でケットはひたすら絵を描いていた。
「おわったのー?」「みせてみせてー!」「私にも〜」
絵を描き終えると精霊樹で休んでいた妖精たちもわらわらとケットの元に飛んでゆきみんなで顔を覗かせた。
「わぁ〜すごーい!」「キラキラしてる」「僕らがいるよ〜」「鹿のボォーギーもいる」「うさぎのビービも〜」
「やっとかけたぁ、これ俺が描いた中でも最高傑作!たのしかった〜」
ケットはそう言いながら地面に大の字で寝転がった。その近くには動物たちや妖精たちもケットにつられて近くで一緒にまったりしていた。
そしてそのまま目を閉じ眠ってしまった。
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何やら外が騒がしく、眠りからも覚めようとしていた。
気持ちのいい風や、なぜか暖かさも感じ
ゆっくりと目を開けると大きな葉っぱの布団や枕がわりにと何やらちょうどいいサイズの丸太や、周りには動物たちが寄り添って寝ていた。
「あ〜起きた」「お寝坊さんだ〜」「おはよ〜」
「寝ちゃってた〜おはよ」
「これみんなが持ってきてくれたの?」
「そーだよー!ここの動物たちと僕たちで運んだんだ〜」「気持ちよかったでしょー?」
「おう!ありがとう!ぐっすり寝れた!」
妖精にお礼を言い
「お前らもありがとうな〜」
動物には頭など体を撫でお礼を忘れなかった。
「あ!俺そろそろ行くわ!」
ケットは思い出したかのように立ち上がりここを出て行くことを伝えた。
急に立ち上がったため動物たちはびっくりし逃げていってしまった。
「もういっちゃうのー?」「まだ絵を描いてよ〜」
「ごめんな〜すごい楽しいしいい絵も描けるけど、この場所のはもう最高に描けたから!
次の場所で新しいもの描きたいんだ!」
ケットは笑いながら伝える。
「この絵お前らにやるからさ!それで寂しくないだろ?」
「え!いいの?」「私たちにくれるの?」「やったー!」「大切にするね!」
「喜んでくれるのが一番だ!」
ケットは絵をここに置いて行くことにし、自分はこの景色を忘れないように心に刻むことにした。
それにまた会いにこればいいと簡単に考えていた。
「精霊樹様も!ここに連れてきてくれてありがとうな!めちゃくちゃ楽しいし!すっげー!綺麗だった!!」
そう伝えるとまた風が吹き、木々がさっきよりもキラキラと輝きゆらゆらし始めた。
暖かい風に包まれながらケットは歩き始めた。
視界が先ほどのキラキラした場所から変わり、朝日が差し込む森に戻ってきたらしい。
森の中心から出れたようだ。
朝になり明るいため道を目視できるケットは迷子にならずこのまま王都に迎えるだろうとまた道を進むのだった。
「ケット!またね!」
そんな声が耳に聞こえたような気がした。
妖精達はケットが帰った後も
しばらくその絵を眺めていた。
すると、精霊樹の蔦がゆっくりと伸びてきて
その絵を持ち上げる。
蔦は大きな幹へと絡まり
まるで額縁のように絵を固定した。
精霊樹自身が
その絵を飾ったのだ。
「精霊樹様も気に入ったんだ」
「そうだよね!この絵すごいいいよね!」
「なんか」「あったかい」「優しいよね」
妖精達は感想を言い合った
その中には
「この青い狐の落書きがいいよね」
という声もあった。
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――森の中心。
精霊樹と妖精が住むこの場所に
一枚の絵が飾られていた。
風化しているのか紙は少しボロボロで、色褪せて入るが
そこには
真ん中に大きな精霊樹、葉っぱは大きくキラキラとしており、幹には蔦が絡まっている。そのつたには白や黄色や青の小さな花が咲いており、周りには妖精が飛び、その小さな花を食べている妖精もいる。地面には動物が休んで皆が幸せそうな絵が一枚ある。
お読みいただきありがとうございました!
次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!




