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episode1. 出逢いまでの道のりの(1)

創作キャラです

初めて小説を書くので文のつながりが変だったら誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m


-----------------

獣人の絵描きケットは、世界を旅する自由な狐。

絵を描きながら、食べ物や寝床をもらい旅を続けている。

自由な旅人の日常であり、これから始まる出会いへの始まりである。

もう闇に呑まれつつあるが、街を出て少ししたところで野宿をすればいいだろうと楽しく過ごした思い出を振り返りながら笑顔で街を出た。出る際にいろんな人からお菓子やら少しのパンなど、食料もいただけたのでなんとかなる精神の元、旅路に着いたが

現在、絶賛迷子中だった。


あそこの街は王都に訪れる人がよく訪れる場所でもあり、王都までしっかりとした道があり、そこを馬車だと1日、歩くと4日ほどでつける場所ではあるが、ケットは整備されている道ではなく森など、川などを歩いて王都まで行こうとしていた矢先の迷子である。


「やべぇ、さっきも見た気がするぞ…

だってさっきここにうんこあったもん!俺踏みかけたもん!同じ場所だもん!」


と、今迷っている森は迷いの森でも有名な森で朝は明るく日の光もあり道もわかりやすいが、

夜になると霧などが発生して旅人を惑わすことで有名だった。

また有名な話が一つ。

ここには霧の向こうからこっちへおいでと言わんばかりに手を振る人影が見えると言う。

その人影についていったら最後、そのものは誰の目にも映らないと有名だった。


そんな迷いの森で有名なこの場所で迷子になるのも当たり前であった。

普通なら選ばない選択を彼は選んでしまっただけである。


「やべぇ、俺うんこの隣で寝るのは嫌だからせめてもう少しいいところで迷子になりたい」


そう言いながらまた歩き始めるたが、結果は変わらず同じ場所に何度もたどり着いてしまった。


「なんか家とか、誰かいないから…

せめて動物でもいいんだけど…うんこと一緒は嫌だよーーーー」


「…おっ!だれかいる!」


ケットは耳をピンっとたて、

尻尾は嬉しそうにブンブン振っていた。

そう。霧の向こうから誰かが手をこまねいていたのである。


「おーーい!俺迷子なんだ!次の街までの道知ってる??おーい!」


ケットは手を振って近づいてみるものの返事はなく、そして人影にも全然近づけない。

ずっとてをこまねいているし、距離も変わらないことに、不思議に思いつつ人と話すことを優先するため何も気にしず跡をついていった。


「なぁ、なぁ〜?まだなかる?まだ遠い?」


「おーい、いい加減返事してくれよ〜」


静かな森の中、青年の足音のみで他には音もしない場所。

その人影はずっと消えずにどこかに導いているかのようだった。

ケットは何も考えずそのまま跡を追うことにし、ずっと話しかけていた。

返事はもらえないが、1人で同じところをずっと歩いてるよりは誰かがいると言う感覚が寂しさや不安を紛らわしてくれた。


そのまま歩き、少し経った頃人影はふっと消えてしまい、

周りを見渡すとどうやら霧も晴れているようだった。

そこは大きな一本の木。

蔦を絡ませ、枝や葉は垂れ下がりゆらゆらと少し揺れており、木の下には夜空の星のように光る草が生えており神秘的な場所であった。


よくみると小さな光の粒がその木の周りを飛んでいた。森の中は暗く、どこかジメジメして木なども無造作に生えていたのと違い、

ここはキラキラしており、木なども大きな木が一本周りには木が生えておらず、綺麗な草など花が生え、動物もちらほらいる。

それにここには気持ちのいい風が吹いている。


「獣人族の男の子だ」「ほんとだぁ」「青いね」「ほんとだね」


「うわぁ!?びっくりした〜」


この景色に見惚れていたら急に声が聞こえた。

1人ではなく複数のだ。


「よ、妖精…?」


「僕らが見えるの?!」「すごいや!」


そこには妖精がこちらを興味深そうに見ていた。

目はいい方ではあるが、なぜかボヤァっとしか姿が見えない。

手のひらサイズの人の姿の羽が生えた人の形をしている。

緑の髪色で服も緑っぽい、草の服もしれないが。

緑といってもさまざまな色があるんだなとケットは関心深く観察していた。


「ねぇ、ねどーしてここにきたの?」

1人の妖精が訪ねてきた。


「あ、えっとー、んー??

なんか人が見えたから追ってきたらここに?って感じ」


どーしてもと言われてもケットにもそれがわからない。

森で迷子になっていて、てっきり出口に連れていってくれるのかと思っていたらきづいたらこの場所にいたのである。

妖精たちは驚いたように青年を見ていた。


「珍しいね?」「けどこの子なにも力無さそうだよ?」「普通の狐だね」「けどいい子そう」


妖精達はその答えを聞き、ケットを見ながら何やらみんなで話していた。

妖精自体なかなか出会うことはできず姿や声を聞けるのも珍しい。

しかもここは妖精の住処であり、森の中心。

森を豊かにする代わりに森から守られている場所に人が来れること自体非常に珍しいく、


たとえば魔力が高い人や精霊族の血が入っていたり、

この森や別の森からの加護を持っているか、一時的にこの森に許可を得た場合。

それと____


「なら、この子は精霊樹が呼んだんだ」


「ん?精霊樹…さま?」


「そう!たまにね精霊樹様が人を呼ぶの!」


「へぇ〜、そーなんだな」


「けど僕らが見えない人もたまにくるの〜」

「だから君は珍しいんだ〜」「めずらしいーの」


森の中心の精霊樹に好かれている場合。

そうではないと妖精を見ることやこの場所に来ることもできないのだ。

精霊樹がいる森自体少ないが、精霊樹は自然を愛すし、妖精を愛し、魔力が集まる場所でもある。そのため純粋無垢な魂を好むことが多い。森の守護、姿形はなく森本来の意思や力で精霊樹など隠したい場所を隠しながら人を近づけないようにしていた。

だがしかし、たまに気に入った人を気紛れに呼ぶこともある。



「なぁ!なぁ!それよりもここ綺麗だな!絵を描いてもいいか??あ、俺ケットって言うんだ!」


ケットはそんなことよりこの場所を描きたくてうずうずしていた。

こんな綺麗で、珍しく、なかなか立ち入れない場所で絵を描けることはそうそうない。

ケットの人生でも数回くらいしかないだろう。

答えを聞く前にすでに絵を描こうと張り切って準備をしていた。


「絵を描けるの?」「すごいね!」「ケットって言うんだね」「描いて描いて〜」「よろしく!」楽しみ〜」

妖精たちはバラバラに話した。

その時精霊樹が少し揺れたと思えば、

気持ちのいい風がケットの髪を揺らした。


「精霊樹様もいいって〜」


ケットは精霊樹や妖精たちから許可が降りたため絵を描き始めた。

地べたに座り、組み立て式イーゼルに紙を置き

動物や妖精なども描けるように描くものを決めた。

妖精たちに見られながらケットはこの場所を描くために集中した。

途中精霊達はこの森についてや精霊樹に自分たちのことも、たくさん話、絵を描かず談笑して脱線してしまうこともあったが、最後は皆楽しみだ、など線が曲がってるなど褒めたり笑ったりしながら絵を描かせてくれた。


すると1人の要請が尋ねた。

「ケットはさ、魔力高いの?」


「ん?俺は魔力あんまないよ

水をすこーし操るくらいできなーい」


「えー?じゃ、元々家族に精霊族いたのー?」


「そんなこともないと思うけど?どったの?急に」


妖精たちは精霊樹に導かれたというケットを珍しく思い聞いたのだろう。

あまり人は訪れることはないためとても妖精たちには興味があった。


「なら森からの加護は?」


「確か加護は過去にもらったことあるよ」


「そーなんだね!」

「だから僕らが見えるんだ!」「話せるのね」


「俺が生まれた場所が森の中の小さな村だったんだけど、そこは年中雨で降ってないことが珍しいところだったからさ、土砂崩れとか、滑ったり落雷とか危ないから加護がないと生きていけなかったんだよ〜」


「そんなところもあるんだね〜」「危ない場所じゃん」


そう。ケットは生まれ育った村は森の中にあり、その森から加護をもらっていた。

村の人々に加護を与えてはいたものの、特に村自体は誰でも入れるようなっていたのだ。

だからこの場所に多少ながらびっくりはしているのだ。


「だけど、俺もう出ていってるし加護まだあるのかな?」


「えー、加護はその人が罪を重ねない限り消えないよ〜」

「ケット悪いことできなさそー」

「ここに来れたってことは残ってるんだよ〜」


「だから精霊樹様はケットを気に入っているんだね!」「ケットはいいやつ」


「みんなのんびりな奴らだな〜」

その気の緩い返事をもらいながら話して、手が止まったままだったのでまた絵の方を向き筆を進めた。


お読みいただきありがとうございました!

次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!

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