表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/28

episode7.図書館とおばあちゃん(2)

初めて小説を書くので文のつながりが変だったり誤字があります。先に謝ります。ごめんなさいm(._.)m


扉開けてすぐだと人を驚かせてしまうと思い、扉から一番近い、誰も周りにいないテーブルを使わせてもらおうと決めた。


それを見守ったユーストマは自分の仕事に

戻る際、受付の人へ

「たまに私も様子を見にきますが、何かあればすぐ教えてください」

といい、戻っていった。



新しく買った木炭で線を描き、

直してもらった愛用の筆で上に色を重ねていった。

ケットの場合は線はある程度描いてあとはすぐに色をのせ、細かく書き足したい場合にまた上からと好きに描いている。


豪快に描くため、そこまで完成に時間は掛からなかった。


その様子を見にきたユーストマに気付き、ケットはちょいちょいと、手をこまねいた。


隣の席をポンと叩き、隣座ってと伝えた。


「…すごいですね…もうここまでかけているんですね…」


「この場所スッゲェ綺麗だから筆がよく走るんだ」


「……そうですか…」


ユーストマは絵から少し目を逸らした。



「ここにいる、光ってる蝶?なんだろ?妖精っぽいのってなに?」


ガタッ


ユーストマは勢いよく席を立った。

ケットはびっくりしたユーストマをみると目を見開き驚いた表情でケットを見ていた。


沈黙が続き、落ち着いたのか他のお客さんに一例をし席についた。


「……それらは描いてはいけません」


そうして、ユーストマはそれだけを口にした。


「わかった」


ケットは素直に頷いた。

これはなんなのかただ知りたかったが、自分はしっちゃいけないものなのだと飲み込んだ。


その後もケットは絵を描き進めていたが、ユーストマとは一言も話さなかった。


「できた…すごい。楽しかった…」


みてみて、とユーストマに報告した。

ユーストマは完成までケットと一緒におり、すぐにみることができた。


「すごいですね…やはり貴方の絵は———」


ユーストマとケットは絵をみて話せた。


「これダメなもの描いてない?他の人に見せても大丈夫?」


「はい、大丈夫ですよ」


それを聞きケットは絵を持ちずかずかと歩いていった。

ユーストマはそれを不思議そうに眺めていた。




「おばあちゃん、みて?ここの絵!完成したよ!」


ケットは図書館にきていたある1人の御婦人へ話しかけた。

話しかけられた御婦人は驚いていた。


それをみたユーストマは慌てて駆け寄った


「急に申し訳ございません

ケットも急に話しかけてはなりませんよ」


「だって、おばあちゃんずっとみてたから…気になるのかなって」

と少し拗ねた様子でケットは答えた。


「司書さん謝らなくていいのよ、

みていたのは本当なの」


少し気になってしまってね、と答えた。


「よくここを利用させてもらってるけど、珍しく司書さんが誰かといたものだから…

しかも絵を描いていたからね〜

気分を悪くさせたらごめんなさいね」


「そんなことないよ!終わったら話しかけに行こーって思ってたし!

悪くなるわけないじゃーん」

とケットは笑った。


「てかお前基本ここでも1人なんだ」


「うるさいですよ」


御婦人はそのやりとりを見てくすくすと静かに笑った。


「どったの?なんか面白いことあった?」


「ちょっとね、昔を思い出していたのよ」


御婦人は続けた

昔ここで働いていた人に好意をもっており、よく図書館へようもないのに通ったこと、それは叶わぬ恋で、今はもういないし

自分は別の人と今は幸せに暮らしているが

今もその名残で通っていることを教えてくれた。


「へぇ〜、すごいいいな

ここが思い出の場所なんだな」


「そうなの、だからとっても好きな場所なのよ

相手はそうじゃなかったかもしれないけど」


ユーストマは2人の会話を黙って聞いていた。

自分には思い当たる人がいるからだった。

そしてその理由も。

自分も好きになれない理由を。


「嫌な場所でも、誰といるかとか、どんな思い出があるかによって変わるって!

過ごし方次第だし、おばあちゃんがいてくれなかったらもっとその人は嫌な思いしたかもしんねぇーし!」


だからそんなこと言わんで?とケットは伝えた。


「あら、ありがとうね」


ここの場所すごいよね!楽しいとケットは御婦人の思い出話をきき、絵のことを話したりしていた。


「私たちもよく、さっき貴方たちが使ってた席で2人で話していたのよ。

この絵と同じ景色を2人で眺めていたの」


お読みいただきありがとうございました!

次回作はちょこっとづつ書いていくので楽しみにしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ