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「⬛︎」

 

どんより沈んでいる空気に私は今日もさす。上から見ればカラフルな道路が見れる。でも歩き続けるには窮屈に感じてしまう。色褪せていく景色を見つつ私は今日も出勤する。会社に出勤し、とじるといつも同じ色ではない。今日はやけに緑色になっていた。最近この異変に気づきいろんな所に相談しても誰もわかってくれずに引き返される。私はただ原因を知りたいだけなのに。手放そうとして捨ててもまた戻ってくる。いつも同じ場所に置かれて。とりあえず私は対策として折ってやろうと思っていた。会社終わった後にコンビニ寄って新しいのを買えば無問題。手放せる為には一の犠牲も必要だ。そんな事を考えていたらもうお昼過ぎ、私のお腹がグーグー鳴っている。朝を毎日抜いているからいつもの事なんだけど流石に夜まで耐えきれない。

「いつもコンビニで済ましてるから次いでに新しいのを買お」

そう思いながら会社からでる。やはり空はどんより沈んでいる。この時期だから仕方ないのはわかるけどいつも朝髪をセットする時、時間がかかって無くなって欲しい。やけに明るい色をしていてさすのが少し嫌。どんよりしてるし何もかも私の身体に支障がでるのもヤダ。

「もうウーバーでいいや」

そう言ってもここにはウーバーは届かない。何もかもが不便でいっっつも都会に引っ越したい。そんな事を考えてたら上司が来て私は笑って誤魔化す。いつも車で通ってるのをみると嫉妬心が強く湧いていた。

「どこか食べに行くんですか?」

「今日早帰りって言ってるの聞いてなかったでしょ?」

「バレてましたか。いつもの事でしょ?」

「そういうのがあるせいでほうれんそうが足りてないのよ」

「あー美味しいですよね。菠薐草。ベーコンに合わせて食べるとね〜」

「そっちの菠薐草じゃない。報連相。報告、連絡、相談。」

「ハイハイわかってますよ」

「それ、分かってないでしょ」

「わかってます〜。でも聞き間違えとかもあるじゃない?」

「まぁ...私も偶に聞き間違えることもあるけどね」

そんな程々の会話をしている中、私の視線が入口に向けていた。緑色から赤色になっていた。私はびっくりしてそれを取り外に放り投げようとしていた。でも上司が私の手を掴んで止めてきた。

「なんで止めるんですか!?」

「だって知らない人のを投げるもんではない。」

「まあ確かにそうですけど!?。」

混乱と困惑が混じり不安を煽られていた。

「あの〜次いでなんですけどお昼持ってき忘れたんで奢ってもらいません?」

「早帰りの私に?」

「はい」

「はぁ〜...。だったらその君が持っているのも...次いでに早退したら?」

「遠回しにセンスが無いって言ってます?」

「そういう察しの強さが嫌なんだよね...」

「私自身、これから離れれないんです。」

「何言ってらっしゃる?」

「だって私、何回も何十回も捨てようとしても戻ってくるんですよね...」

「いやいやそんな訳w」

やっぱり私の持ってるのを察してる人もいるっぽいね。でもどうして手放せれないんだろう。まあいいや、明日考えよう。会社を早退してすぐ家に帰った私はふて寝を始めた。

次の日、私は起きるといつも見かけるのが無くなっていた。その変わりに違うのが置かれていた。慌てて確認すると上司のものだった。物々交換すらした事ない上司のがここにあるのは不自然すぎる。ふと、机に置かれている紙をみると掠れた文字がちらほら書いていた。でも読み取ることが出来なくて不気味さを感じていた。

「今日は仕方ないから会社に行く時に上司の借りよ...」

そんな事を思いながら外に出る。やっぱりどんより沈んでいる天気だった。相変わらずの天気にうんざりしながらとぼとぼ会社に向かって歩いていた。会社に着いた後自分の席をみると上司のファイルが置いてあった。今日は上司はお休みではない。となると上司の身に何かがあったかもしれない。慌てて上司に電話をかけたけど何も出ず不在。震える手を見て目線には上司のファイル。開いて見れば上司のすべての情報がちりばめられていた。SNSや通帳のパスワード家族構成などなど…。ってよく見ると有名配信者!?どおりで声の通りがいいんだ…。でもなんでこんなのが置かれているんだろう。今日も相変わらず変わらない作業しますか…。

…気がづいたら寝てた。今は…17時…。17時!?。もしかして今日の業務すっぽかして寝てた…って皆いない。上司もこんな感じだったのかな。今日もコンビニで済まそ。

気がついたら知らない天井。日当たりが良くて目が覚める。

一つ、机に置かれていた。今まではそっぽを向いていたのが今日はこっちを向いていた。私はそれを手に取りさした。

私と上司が消えたのが判明したのは数週間後だった。さした以降、上司と同じく情報がちりばめていた。

ふてぶてしく感じる中、今日もさす。どんよりとしていた天気がいつもと違っていた。

皆が天を仰ぎふってくるのを待っている。恵んだのが来る。きっとそうに違いない。




今日は祝福だ。

そう、皆が言った。

解説

この作品度々平仮名で表示されていたわかりますよね。なぜかというと漢字だとなにか察してしまうからなんです。なので平仮名にすることで雰囲気を変えるという少し変なテクニック?みたいなのを使用いたしました〜。

そういえばタイトル「傘」なんです。

⬛︎にしたのは理由があったんです

テーマとして決めたのは梅雨と会社。そして感情。

楽しい発想させていただきました。

後の考察は皆さんで考えてね…。ではおやすみ

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