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第5話 難しい「入るを量りて出ずるを為す」 その1

 ワシのつまらん話を、ここまで読んでくれて、ありがたいのう。


 では、本題に入ろう。

 サブタイトルの

 「入るを量りて出ずるを為す」を、

 今の言葉に意訳すると、


 「収入を増やして、支出を減らそう」


 と言うことだ。


 なんだ、分かりきったことを書きやがって、それができれば苦労はない!!


 あなたは、怒っているだろう。


 ワシも、自身の経験から収入を増やす事は、簡単にできないことはよく分かっておる。

 だが、このテーマに取り組まないと、豊かな生活どころか、苦しい生活から脱出することすらできないぞ。


 収入を増やす事がどれほど難しいか、ワシも経験している。


 だが、今のあなた自身の収入が何円か、知ることは簡単だと思うぞ。


 では、聞くが、あなたは、毎月何円銀行口座に振り込まれているのか、答えられるのか。

 ワシに言わなくてもいい、心のなかにパッと思い浮かべることができればよい。


 ふむふむ、15万円程度か、

 では、15万円ちょうどで間違いないか?

 なに、実はよくおぼえてないだと?

 

 困るのお、ワシですらワシの給料の手取額はおぼえておるのに。


 ワシや他人に言う必要はない。

 まず、自分の手取り収入は、しっかりおぼえておくのじゃ。

 給料日の後、預金通帳に記帳すれば、確実に見れるぞ。

 給与明細まで細かく見れば、完璧だぞ。

 1万円の位まででよいから、必ずおぼえておくのだ。

 入る量が分からなければ、出る量を絞る目安すら立てられないぞ。

 気がついたら生活費がなくなって、街金から借金をつまんでいたなどと言う、だらしのない生活を送っていれば、借金街道まっしぐらで地獄行きは確実だな。


 後、派遣などの非正規雇用は、契約期間の終了月を、常に頭の中に入れておくようにすることだ。

 リーマンショックの時のように、雇止めで路頭に迷う事も想定しておくことが必要だぞ。

 次の仕事を見つけるまでの生活費は、生活保護を受けない限り、誰も出してはくれないぞ。


 では、ここまで読んだあなたが、自分の給料の手取額をよくおぼえていないのなら、さっそく銀行に行って、預金通帳を記帳して、振込額(手取額)を確かめるのだ。


 では現在の収入が分かったら、次は支出の話へ行こう。


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