悪役令嬢のヒモになりたい? 〜破滅フラグ回避したいのにこのお邪魔虫なんとかして〜
「判決を申し渡す!」
ダン!
裁判長が木槌を振り下ろす音が法廷に響き渡る。
その瞬間――
気がついたという表現がよいだろうか。今まで眠っていた自分の意識が目覚め、認識された。
あれ? ここはどこだ? 私何やってたっけ? 確か仕事からの帰宅途中に夕食を買って、それで……そうだ私、軽四に轢かれて……死んだんだ!
だとしたらここはどこ? 天国ではないよね?
「被告、アイリス = フランクは原告、レオン = ヘンリットに対し、詐欺、並びに、その財産の収奪を図ろうとした罪で禁錮3年の後に絞首刑と処す!」
わぁーーーーーーーー
聴衆からどよめきが起こる。
禁錮3年の後に絞首刑? 被告、アイリス = フランク? うん? アイリス = フランク……
――って乙女ゲーの白百合の狂乱の悪役令嬢じゃない! ってことは私は悪役令嬢に転生したってこと!?
なんで判決シーンから開始なのよ! 無理ゲーじゃないこれ!
2人の刑務官が現れ、両サイドから私の腕を引きどこかに連れていかれる。
ああ、終わった。アイリスは肩を落とし、法廷から退出した。
◇
「いやー君って今日ここに来る予定じゃなかったんだよねー」
その男は白衣に白い翼を持ち、何かの書類に目を通しながら俺に言う。
おそらく男は天使でここはあの世というやつだろう。齢い30歳。あっけない最後だった。
「今日ここに来る予定じゃなかったって? トラックに轢かれそうな子供を助けて死んだ事は覚えてるけど」
「うん、それなんだよー」
それなんだよーってなんなんだよ。
主語がないからよく分からないぞ。
「あの子ね、君が助けなくても奇跡的にうまく転んでトラックの下をくぐるだけで無傷で助かったんだよねー」
「え? それって………」
「そう、君、無駄死にだったんだよ」
無駄死にだったんだよー、無駄死にだったんだよー、無駄死にだったんだよー
その言葉は俺にエコーで響いた。
俺は無駄死にで死んだのか?
「ショックだろうねー。うん、これは天界も予想していなかった事でさー。君の処遇をどうするか今、決めかねてるんだよねー」
俺はショックで返答ができない。
その時、別の天使が俺と話している天使に何か耳打ちをしている。
「うん、うん、あーそうか! その手があったか! それならあの失敗もリカバリーできるかもだね」
なんだ?失敗とかリカバリーとかいう言葉が聞こえたが。
「君さー異世界に転生してみない? それで冒険とかしちゃったりさあ。そういうの興味ないかな?」
異世界転生ものの漫画や小説は生前好きだったからよく読んでいたが。
さっきの失敗とか言ってたのは少し気になるな。
「異世界転生ってなんかチートスキルとかもらえるの? 後、さっきなんか失敗だとかリカバリーだとか言ってたと思うが」
俺のその言葉で天使はギクリとした顔を一瞬したがすぐに元に戻った。なんか怪しいなあ。
「も、もちろんチートスキル持ちで! ああ、失敗とかリカバリーはこっちの話だから気にしないで!」
「チートスキルってなんのスキル?」
「それは転生からのお楽しみだよ! 君にぴったりなスキルだから、ゲー、いや、異世界の攻略もきっと楽しめるよ!」
ゲーってなんだよ。まあ次の人生、チートスキルが得られるんなら働かくても済むかもしれん。
死ぬ前はブラック企業でデスマーチの連続。転生後は極力働きたくない!
「分かった転生しよう!」
「よかった! それじゃあね」
そういうと天使の手はパァーと光を放ちだした。
その光に当てられると視界がぼんやりしてくる。
「え、もう転生?」
「楽しんできてねー」
それが俺の転生前の最後の記憶になった。
◇
薄暗い石壁に囲まれた一室。
外からの光は2メートルほど上方に申し訳程度に開けられている小さな鉄格子の窓からのみ。
扉は鉄扉となっており、ここからの脱獄はおそらく無理だろう。
あー折角転生したのに開始早々詰んでしまった。
せめてもう少し前なら、まだ打つ手はあったかもしれないのに…。
あっそうだ! と私は思いつく。こういった異世界。
魔法やスキルなどがあるのではないだろうか?
「ス、ステータスオープン…」
半信半疑でそう唱えると……
「わあ!」
ステータス画面が空中に出現した。
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アイリス = フランク
Lv:1
職業:悪役令嬢
魔法:催眠(弱)
スキル:なし
HP:100
MP:20
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レベル1……職業が悪役令嬢って何なのよ!
魔法は催眠(弱)? 人に催眠術でもかけられるのだろうか?
スキルは無し(泣)。催眠(弱)かあ、でももしかしたらこれで突破口が開けるかも?
この前の裁判で原告となっていたレオン = ヘンリット。彼は王族である。
起訴内容の【詐欺、並びに、その財産の収奪を図ろうとした罪】について、確か彼自身の自発的な告発ではなく、誰かに吹き込まれての告白だったはず。
確か、誰だったか……レオンと結ばれる予定のヒロインの叔父で商人の確か……ロニー、そうロニーという商人がレオンに吹き込んだはずだ。
王族のレオンと親族のヒロインが結ばれると自身の商売にいい影響があるため、ロニーはかなり有ること無いことレオンに吹き込んだはずだった。
実際、今は私は前世の記憶と共にアイリス としての記憶も有しているが詐欺については解釈の違いでもしかしたらというのはある。
だが財産の簒奪というのは断固としてない。そもそもアイリスは伯爵の出でお金には何不自由していないのだ。
そのロニーの証言を翻させればレオンも心変わりし、刑罰もなんとかなるかもしれない。
にしてもこの状況ではロニーにどうやって会う算段をつけるか……
脱獄も衛兵を催眠かけて扉を開けさせれば可能?
でも罪がなくなる訳ではないので、その後の逃亡に失敗した時はすぐに打ち首になる可能性があるのでリスクが高い。
だとしたら……
◇
俺は数日前に前世の記憶を取り戻し、この転生してきた異世界を観察していた。
するとどうだろう、この異世界、俺が知っている異世界らしいのだ。
例えば先程すれ違ったあの子……あの子は悪役令嬢とやり合い、ヒロインの味方をしたクリスティアンという女性キャラクターだ。
他にも見覚えのある人物に地名がかなりある。ここはまず間違いなく白百合の狂乱という乙女ゲーの世界と見て間違いないだろう。
男の俺がなぜ、そんな乙女ゲーを知っているかと言うと前世の妹がやっていたからだ。
居間に一つしかないゲーム機。いつも奪い合いが発生し、その奪い合いに破れし者は勝者のプレイを黙って見ておくしかなかった。
っていうか乙女ゲーの世界ならそう言えよなあのクソ天使。
そうだあのクソ天使と言えば………
「ステータスオープン!……おお!」
ステータス画面が空中に出現した。
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ランス = ディーコン
Lv:1001
職業:衛兵
魔法:なし
スキル:剣聖、全属性耐性
HP:100,000,000
MP:2
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ん………なんだこりゃ! 完全な脳筋タンクの攻撃役スキルじゃないか。
HPが一、十、百……1千万? に比べて、MPはたったの2?
うん、ただ強いのは強いな!
残念な事に魔法や生産系チートはないらしい。
このままだと不本意ではあるが冒険者稼業などをして効率的に稼がなければ(働かなければ)ならない。
とりあえず衛兵はもう、辞めだな。
ってどうやったら辞められるんだろう。
おっ丁度良い所に同僚が! アイツに聞いてみよう。
えっと名前は確か……
「おい、ヘクター」
声をかけるがヘクターはなんか目の焦点があってない。
「おい! 大丈夫か? ヘクター!」
ヘクターははっとすると
「あれ、俺どうしてた? アイリス令嬢の監視をしていてそれから?」
なんだ? 様子がおかしいな?
「どうしたヘクターなんか目の焦点が合ってなかったぞ」
「いや、分からないんだ。なぜだかロニー、そうロニーという商人に会いたくなって。会って………どうしたかったんだっけ、ああ!」
ヘクターは頭を抱えて混乱している。
俺はヘクターを詰め所へ連れて行き、しばらく休ませる事にした。
それにしても突然、一体どうしたのだろうか。
ヘクターは牢獄の悪役令嬢を監視していたはずだ。
まあ、ヘクターという監視役がいなくなったので俺が監視するしかない。
衛兵の辞職はもう少しの間、お預けとなった。
◇
催眠(弱)を使うのは初めてだったが、催眠自体は衛兵にうまくかかったようだった。
これでロニーをうまく私の面会に連れてきてくれたらいいのだが、そこまでうまく行くだろうか?
しばらく待っていると違う衛兵が監視にやってきた。
先程の衛兵……そうヘクターが居なくなったことに気づいたのだろうか?
私は鉄扉の上部、鉄格子部分から衛兵に話しかける。
「お兄さん、監視は交代?」
「いや、前の番をしていたヘクターの様子がおかしくてな。あんた何か心当たりないか?」
あーダメだったか。確かに朦朧としている感じがしたから、それを同僚に見咎められてしまったか。
「……いえ、特に何もなかったわよ」
「そうか……」
さて、どうしよう。この人にもかかるか試してみるか?
多くの人にかければもっとうまくなるかもしれない。
よし!また催眠(弱)を試してみて、さっきみたいに朦朧となるようならこのままここで監視を続けさせよう。
「ねえ、お兄さん、ちょっとお願いがあるんだけど、近くに来てくれる?」
「うん? どうした?」
衛兵を近くにこさせる。催眠(弱)に距離減衰があるのか分からないが近い方がいいだろう。
目と目があった所で、催眠(弱)を発動する!
◇
なんだ? 悪役令嬢がいきなり近くにこいとは。ヘクターの件があるから若干警戒する。
まあ大丈夫か、俺には全属性耐性があるから。
悪役令嬢に近づくと、なんだこれは?
なんか脳に脳波を当てられるような感覚がある。
まあ感覚が有るだけでなんともないんだが。
これ……もしかして催眠系の魔法じゃないか?
なんかボーとして元に戻るっていうのを繰り返しているような感じがする。
だとしたらちょっとかかったフリをしてみようか……
◇
催眠(弱)を衛兵に当てていると
ガクッ
となった。良し! かかった!
「これから言う事をよく聞いて、いいわね。あなたはこれからロニーという商人に会いに行きます。ロニーは商店街にロニー商店という商店を持っている為、分かりやすいわ。そこの店主のロニーを私との面会に呼んできて!」
(ん? なんだその指示は? この悪役令嬢何を考えている?)
「な…ぜです…か…?」
「えっ質問? 催眠状態で?」
(うっ、まずかっただろうか…)
「ま、まあ、いいわ。そのロニーが有ること無いことレオン陛下に吹き込んだからよ。ロニーのその証言を撤回させれば破滅フラグが回避できる」
(破滅フラグ!? 破滅フラグと今、言ったよな。という事はこの悪役令嬢、自分が悪役令嬢だという事に気づいている? であるならば……)
すっと衛兵が顔を上げる。あれ? なんか催眠解けてない?
「あんた転生者か?」
えー何こいつ催眠にかかったフリしてたの? それに転生者? それが分かるという事は……
「という事はあなたも転生者?」
「ああ、俺の名はランス。チートスキル持ちの転生者だ」
チートスキル……。良いなあ。私は催眠(弱)だけ。って同じ転生者なのになんでこんな差があんのよ!
「ふーん、そうチートスキルね。いいじゃない。でこんな所で何してるの?」
「いや、たった数日前に記憶を取り戻してな。あんたこそ、転生者で破滅フラグまで知ってんだったらなんでこんな所に投獄されてんだ?」
「私は丁度裁判で判決を言い渡される時に記憶を取り戻したのよ。ちょっとあなた同じ転生者なら私のこと助けてくれない? このままじゃ私3年後には処刑されてしまうわ。」
「……………」
ランスは考えこんでいるようだった。
会っていきなりは不躾だっただろうか。自分の今の心の余裕がない状況により思わず頼んでみてしまった。
「アイリス令嬢、あんたの実家、侯爵でよかったよな」
「え、ええ、そうだけど、それがどうしたの?」
私がそう答えるとランスは私に対して片足で跪く。
えっこれって騎士が忠誠を誓う時にやるやつ!?
もしかしていきなりプロポーズ?……まではないかもしれないけど、あ、剣を差し出した。
これって私はあなたの剣になりたいって事?
「アイリス令嬢……」
「……はい(ドキドキ)……」
「俺を……あなたの……」
なんでいきなりこんな?
確かにこの悪役令嬢は元々は容姿はいいし、スタイルもいいのよね。
でも今は化粧もできてないし、なんでいきなり……
「俺をあなたのヒモにしてください!!」
「は!?」
ヒューーーー
隙間風が吹く。
「今、ヒモって言った?」
「はい!」
こいつ凄い真っ直ぐな目で私を見据えてくる。
「………なんで? 理由は?」
「それは何を隠そう………働きたくないから!」
「働きなさいよ!!」
なんなのこいついきなり出会って、ヒモにして欲しいって頭おかしいんじゃない?
「働きたくない! せっかくチートスキルあるんだから働かずに楽したい!」
「いや働きなさいよ! せっかくチートスキルあるんだったら異世界楽しんで冒険しなさいよ!」
はーはー
ちょっと熱くなってしまった。
ゴホン
「なんでそんなに働きたくないのよ」
「前世ではブラック企業勤務で過労死一歩手前だったからな」
爽やかに言ってるけど中々ヘビーな理由ね。
破滅フラグを回避したいのに! どうしてくれようこのお邪魔虫。
「あんた破滅フラグ回避したいんだろう。手伝ってやるよ。侯爵だったら相当金余ってるだろう。一匹飼うくらい容易いだろう。」
「……チートスキルってなんのスキル?」
「戦闘系。おそらく相当強い。まだ覚醒したばかりだから正直よくは分かっていないんだけど」
確かにここから出られれば自由にできるお金は結構ある。
現在投獄はされているが両親からも、兄弟の兄達からも私は溺愛されているため、追放などの恐れもない。
謀略系は私の催眠魔法を強化できればなんとかなるかもしれない。
かと言っても相手は王族や大商人。自身の剣となってくれる者がいれば心強い。
「いいわよ、ここから出られたら少しくらいは飼って上げてもいいわ。但し一生は嫌よ!」
「分かった、それでは期間契約という事だな。」
こうして二人はお互いの思惑の為に手を組む事になったのである。
◇
「はい、それではこちらが冒険者証のカードとなります」
そういってギルドの受付員は金属製のカードを手渡してくれた。
「冒険者ランクは一般的にFから始まり、上にはA、S、SS、SSSランクがあります。ランスさんはFランクからのスタートですね。他に何かご不明な点はありますか?」
「大丈夫だ。ありがとう!」
俺は衛兵は辞めて、冒険者登録をしにギルドに来ている。
悪役令嬢のアイリスだが、彼女も幽閉から解かれなければお金を自由にできない。
よって俺もお金は当面もらえないので不本意ではあるが働かないといけないのだ。
今日はギルドでは冒険者登録だけして、ロニーとかいう商人をアイリスの所まで連れてくるように言われている。
「ロニー商店の店主のロニーを連れてきてくれる。確か大商人だったはずだから商人街で聞けば誰かしら分かるはずだわ。えっなんて言って連れてくるのか? それはなんとかうまい事やってよ」
中々の無茶振りだ。大商人を見ず知らずの人間が連れ出す事などできるのだろうか。
そんな事を考えている内に商人街に到着した。
商店が並んでいる。えーとロニー、ロニーっと。
あっあれか!
キィ
商店のドアを開けて中に入る。
商店の中には商品であろうか棚に日用品や化粧品などが並べられている。
「何か御用でしょうか?」
小柄な女性、耳が長い事から多分エルフだろうが、エルフが商店の店子とは珍しい。
「すいません、店主のロニーさんにお会いしたいのですが」
「どのようなご用件でしょう?」
「アイリスという令嬢の件とお伝えください」
「………少々お待ち下さい」
店子のエルフは商店の奥へと入っていく。
さて、反応はどうだろう。
しばらくするとエルフは戻ってきた。
「アポ無しで訪問してくるような礼儀しらずな者、加えて、罪人の知り合いには会わないそうです」
エルフは結構きつい言葉を表情を変えずに伝えてきた。
ぐぬぬぬ。これはいきなりは無理そうか。
「分かりました。また来ます」
そう言って俺は店を出た。
さて、どうしよう。
思案しているとお腹が空いてきた。
お腹が空いてきたのでご飯をお腹いっぱいに食べた。
お腹が膨らむと幸せな気分になりどうでもよくなった。
その後、昼寝をしてロニーの事などすっかり忘れた。
◇
「あんたどうしようもないわね」
ランスは自分の前に正座している。
その前に自分は仁王立ちしていた。
「いや、明日はやろうと思ってたんだよ」
「やろうって何を? 何も策がないんでしょ。全く一回断られたぐらいで心折れるなんて情けないわね」
「なっ、別に心なんて折れてないぞ。逆に幼女のような見た目のエルフに厳しく言われてぐっと、いや、そんな事はどうでもいい」
はーっとアイリスはため息をついた。
どちらにしてもこのままでは前に進めない。
衛兵のヘクターに対して、あの後も催眠(弱)をかけて魔法を鍛えてはいるが、たぶん強化できるのはまだまだ先だろう。
このランスというダメ男をどう使うか……
うーん、この男、女好きではあるみたいだ。
人参をぶら下げれば言う事を聞くだろうか?
「じゃあロニーをここに連れてこれたらご褒美を上げましょうか?」
「なんだご褒美って、言っとくが俺を余り甘くみるなよ」
ランスは腕組みしてそっぽを向いている。
なんだ、思ったより手強いかな?
「そうねえ、ロニーをここに連れてこれたら何か言う事を一つ聞いてあげる」
「絶対に負けられない戦いがそこにはある。任せろ! すぐに連れてきてやる!」
ランスはそういうと意気揚々と監獄から去っていった。
うーん、大丈夫だろうか? 心配しかないのだが……
◇
そうは言ったものの……
ランスは公園でハトにパンくずを与えていた。
これはまるで自分はリストラされて公園で時間を潰すどうしようもない奴みたいじゃないかと俯瞰視点でふと思う。
別のベンチに座っている汚らしい格好をした、おそらく家がない人と目がある。
その人は俺を見て微笑んだ。まるで、「おう、仲間よ!」とでも言うように。
くそっ一緒にするんじゃないぞ!
かといって現状、商人のロニーは取り付く島もない状態だ。どうしよう。
ベンチに寝っ転がり、ぼーと考えていると………
そうだこの世界って高ランクの冒険者って結構権限強かったよな。
高ランクの冒険者ってだけで王族とも対等に話したり……
じゃあとりあえずチートスキル使って、高ランク冒険者を目指すか!
そう思いついてランスはベンチから飛び起きて、冒険者ギルドに向かった。
【※大切なお知らせ】
こちら連載候補の短編になります。
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「連載が読みたい!」
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