最高合成者とダメダメ人間
こんにちは第四章です!
当たったら死にそうなトゲがいっぱい付いた女が来た。
「あ、あのその装備は…」
「この装備は私のユニークスキル【合成者】によって作った物だ。」
合成者…か…。ってかまたユニークスキル持ちか。
「合成者って言うのは触ったものを合成するスキルか?」
「あぁ。その通りだ。…例えばこの肉とリンゴを触ると…」
女は俺のリンゴと肉に触るとそこから目映い光が出てきた。
そして、気づいたら肉だけになっていた。
「お、おい肉だけになったぞ」
女は、まぁ落ち着けと言う顔でこっちに肉を渡してきた。
食えと言うことか?
俺は肉を食ってみた。…何だこれ!見た目は肉だが食感はシャキシャキしている。
そして肉汁と言うより果汁が出てきた。…甘い…!!
「どうだ?私のスキルが分かっただろ?…後は材料があれば装備とかも作れる。」
確かに凄い俺の創造者と合わせても強い。だか…
コイツも何か欠点がある。俺の勘が言っている。
セシリアと言い夢弓と言い…
「何か言っとく事は無いか?」
俺は欠点確認をした。
「特には無いな。」
それなら安心だ。欠点無しは大きい。俺は迷わなかった。
「よろしくな!」
「あぁ。えっと、私の名はアリスラだ。」
俺とアリスラは互いに微笑んで握手をした。
「私と違くない!?」
セシリアが涙目で言ってきた。
ーー翌日
「パーティーも揃った訳だが…初クエストはどこに行くか…」
今、夢弓は掲示板でクエストを見ている。
セシリアとアリスラは雑談をしていた。
どうやらアリスラもモンスターに興味があって
アリスラの合成者で新種を作ろうとか言っている。
…その新種で問題が起こったりしないだろうな。
俺がセシリアとアリスラの方を見ていると夢弓の声がした。
「リクさん!このセンボンムカデなんてどうでしょう!?」
夢弓がこっちに来て言った。なんか危なそうな名前のモンスターだが…。
「初心者用なので良いと思います!」
夢弓がそう笑顔で楽しそうに言った。
「まあ、とりあえず行ってみるか!」
俺はそう初めてのモンスター討伐を始めることにした。
ーー街外れの砂漠
「よし!気を引き締めろよ!」
「「「了解!!」」」
皆がそう声を揃えて言った途端地面が揺れた。
もう来るのか!?
「おい危険だ!離れろ!」
皆はそう皆に指示をすると皆は急いでその場から逃げた。
そして、やがて地面が割れて黒い生き物が出てきた。
…そう。 でかいムカデだ。
「きぇぇぇぇ!」
想像以上にデカイ!
読んでくださりありがとうございます!
まだ人気がないですね…
まぁまだ四章なので!