凡人パーティーの依頼
最近文字数を頑張っているロエムです、
「依頼ってどういう事だ?」
夢弓に布団を無理やり奪われ、不機嫌そうな陸が聞く。
「先ほどの来客の方がどうやら私たちの屋敷を悩み解決屋だと勘違いしたそうで…」
(どんな勘違いだよ。)
陸は呆れていた。
そんな中、夢弓は話を続ける。
「…その、勘違いの理由がですね…。 どうやら子供たちがごっこ遊びの、時に使った『悩み解決屋始めました』という文字の書かれた板を見たと…。」
夢弓がそう理由を説明すると、陸はなるほどと理解する。 理解…する。
「庭で使っていたやつを片付けていなかったのか!?」
「…!?」
突然の大声に夢弓はビクッと体を縦に弾く。
陸にはその板には覚えがある。 …実際、そのごっこ遊びに陸達も参加していたからだ。
(あいつら…!)
軽くひとひねりしてやろうと考えるが、子供達も悪気があったわけでもないし、叱って泣かれるのも心が痛む。
陸は仕方ないという気持ちになり、とりあえずは依頼を受けることにした。
「…で、依頼ってどんななんだ? モンスター討伐とかか?」
陸はモンスター討伐ぐらいならすぐ終わるだろうと考えていた。 だが、世の中そんなに甘くない。
夢弓は軽い緊張状態で言う。
「浮気調査です。」
「俺は出かけてくる。」
「待てい。」
すぐさま屋敷から逃げようとした陸の服をぐっと伸びるほどに掴む。
「浮気調査って長期間の仕事じゃん? しかも浮気が発覚した場合、その家庭で殺人が起こるかもしれないし…」
陸はそう流れるようにやりたくない理由を言う。
正直、陸は長期間の仕事が嫌なだけだが。
「…どうやら依頼主は最近この街に引っ越してきたそうで、超美人でしたよ」
そんな夢弓の陸は耳をピクっとさせる。
浮気…美人。 離婚…一人に…。
「行くわ。」
決断がされた。
読んでくださりありがとうございます!
これからも頑張っていきます!!




