凡人パーティーの再開
こんにちは、
ロエムです、
「へい! カルボナーラおまち!!」
「うぷっ…」
陸の甲高い声が店内に響く中、誰の声か分からない、嘔吐きかける声が微かに聞こえる。
そろそろ胃が限界なのだろう。 だが、気分の上がっている陸には夢弓達の辛そうな表情は感じ取れないらしい。 陸は新たに持ってきた料理をテーブルに置いていくと、厨房に戻る。
ジュウ…という焼いた音が奥から聞こえる。 新たな食事を作っているのだろう。
「地獄…」
レイが顔を青くして言う。
確かに地獄だ。 永遠と食べさせられる。 陸の満足の行くまで新作料理を作る。
あの陸の楽しそうな表情を見ると誰も止めてくれとは言い難い。 ので、こうして永遠と食べさせられているわけだ。
「みんなー、 まだ食べ足りないとは思うが次で終わりだぞー」
(食べ足りないわけがない。 むしろ爆発しそうだ。)
そこにいた皆が思った。
そしてぐったりとテーブルに突っ伏しているメンバーの元にトドメの料理が置かれる。
ドンっとテーブルに重たい物が置かれる音がする。
その音にみんなは顔をあげると、すぐに顔は青くなった。
「さあ、鍋を用意してみたぞ!!」
「は、はは…」
みんなは泣きそうになりながら狂ったように笑う。
「笑って涙が出るほど嬉しいのか!!」
陸は満足気に言う。
「この人は人の心が読めないのだろうか…」
夢弓はそうボソッと小声でいう。
「さあ、食べてくれ! 」
陸がそういうと、みんなはグツグツと沸騰しているお湯の中に箸を入れる。
読んでくださりありがとうございます!
これからも頑張っていきます!!




