凡人パーティーの再開
こんにちは、
ロエムですね、
「あ、明日からですか…」
夢弓は若干呆れ気味にそういう。 だが陸はそんな呆れ顔の夢弓の表情を気にすることは無く話を続ける。
「俺は今すぐ料理を作りたいんだ。 だが、準備などもあるから明日だ。」
「私達も当然…」
「手伝って貰うぞ。」
夢弓はやっぱりと思う。 陸が働いてくれるのはいい事なのだが、なんか違う気がするような、しないような…?
夢弓はそう複雑な感情を覚える。
まあ、自分の料理を幸せそうに食べてもらうのが陸の幸せというのは分かる。 確かにこの街の住人を幸せにするのはボランティアとしていることは同じなのだが、近所にはモンスターが多く出没している。 それの影響で街に侵入したモンスターが畑などを荒らしているらしい。 飲食店を開き人々を笑顔にしたいというのは素晴らしいことだが、冒険者として、クエストをこなして欲しい。 というのが夢弓の願いである。
「じゃあ、俺は先に店の掃除をするから、後でみんなを呼んで手伝いに来てくれ」
陸はそれだれを言い残し、屋敷を出ていく。
「…いい様に人を使う…。」
夢弓はそうしょんぼりしながら愚痴をこぼす。
「―――リク。来ましたよ」
そう扉に付いたベルの音と共に入店をする。
店の中には陸が召喚したと思われる人型の生物が居た。 陸が召喚した者たちだけで掃除は終わらないのだろうか。 たいして広くないこの店に召喚した者とこのパーティーみんなという大人数は要らないと思うが。
夢弓はそう疑問を抱く。
すると、厨房から陸が出てくる。
エプロンを身にまとい、母親でも見ている気分になる。
「リク。私達全員を呼んだのは良いですけど、こんなに大人数必要ですか?」
この場にいるのはパーティーのみんなと子供達三人だ。
子供達まで呼ぶとは何を手伝わせるのやら。
夢弓はそう不安に思う。 すると陸は堂々とした態度になり、言う。
「みんな、 大テーブルについてくれ! 俺の新作料理の実験台になってもらうぞ!! 」
その言葉にみんなは美味しい料理を食べれると喜ぶが、その中の一人、ツヴァイが疑問に思う。
(実験台とは…?)
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