凡人パーティーの再開
こんにちは!
ロエムです、
助けを求められたら助けるのだが、自分から困っている人を助けようとしない。 普通、パーティーはボランティアで街のパトロールをしているのだ。 困っている人を助ける為に。 もちろんしていないパーティーも多々ある。 金の困っているパーティーは金にならないボランティアなどせずにクエストに行き、金を稼ぐ。だが、自分で言うのもなんだが、私たちのような金に困っていない裕福なパーティーは人助けとしてボランティア活動をしているのが多い。 金が貰えなくても、人の笑顔を見るだけで幸せになるという本当に凄く優しい方々もいる。
…そして、陸なのだが、あの人はずっと部屋にこもっている。 中からは一日中、昼夜問わずにピコピコ音が聞こえてくる。 またシューティングゲームというのをしているのだろう。 あの人はゲームが上手くてすぐにクリアするのに、なぜ何回も同じステージをするのだろうか。 そんな暇があるなら溝掃除ぐらいはして欲しいところだ。
夢弓がそう、陸の部屋の扉を下の部屋からジッと眺めていると、ドアノブがグッと勢いよく回った。
そして、壊れるぐらいの勢いで扉は開く。 扉の向こうでは陸が焦った顔をして立っている。
「どうかしたんで…」
「夢弓! いいところに!!」
夢弓の言葉に途切れさせる。 そして、陸は階段をドタドタと降りる。
「夢弓!!」
陸は夢弓の目を一直線に見て、手をグッと力一杯に握る。そして、大きく息を吸って、まるで告白でもするかのようになる。 その真剣な表情に夢弓は不覚にもドキッとしてしまう。
「俺と!…店を再開しよう!!」
「あ、はい。」
読んで下さりありがとうございます!
これからも頑張っていきます!!




