凡人ニートの独り言
こんにちは!
ロエムです、
「これは…小人…いや、妖精…?」
ポッケの中にはふわふわとした、綿あめのような丸い球体が入っていた。 その球体には黒い点々があり、目が付いているようだ。 目はゴマみたいに小さい。
(なぜ、ポッケにこんなものが…)
陸は当然の疑問を浮かべる。 天界に妖精など居ただろうか。 いや、天界にはこんな小動物みたいなのは居なかったはず…。
陸は一人で考える。
「キュュ…」
「あっ…」
妖精は元気の無くなった音を放つ。 風船が徐々にしぼれたように弱くなっていた。
陸は無意識の間に妖精を人差し指と親指で揉んでいたようだ。 理由としては小さいからと言うのもあるが、もう一つ。
「すげぇ、気持ちいい…!」
(何この生物! なになに? こんな気持ちいのがこの世にはあるのか!?)
陸は妖精を傷つけないように優しく、もちもちと揉み続けながら興奮する。 そして、そこではっとある事に気がつく。
「これって、あのベットの中の成分じゃね?」
…この柔らかさはあのベットと同じだ。 あれ以上の柔らかい気持ち良さはない。 だがこれはあのベットに劣らない柔らかさだ。 ということはあのベットの中に入っていたのはこの妖精なのか?
陸はそう疑問に思う。 ズボンのポッケにこの妖精が入っていたのはベットの上で寝ていた時に入ったものなのだろうかと陸は考察する。
…もし、仮にベットの中に入っていたのがこの妖精だとしよう。 なら俺は動物虐待に値するのでは?
こんな愛らしい動物の上で、あんなに体重をかけて寝ていたなんてことが許されるだろうか。
だが…
「あの柔らかさは忘れられねーよ。」
陸はそう妖精の小さな目を見つめながら数時間。 葛藤をしたという。
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