凡人ニートと王様の孫
こんにちは。
今日から一年生がクラブに来ました!
コミュ障だけど、意外と話せたのに驚きです
異世界の最強格安絶品料理!
七魚!
これはどこの川にも生息し、金の無い初心者に好かれる品物だ。
異世界では高級料理は主にステータスアップなどに使われる。
確かにどこの世界でも高級料理は美味いのだが…
ユウの店やサキュバスさんの店で遊びすぎたせいで金があまり無い。
報酬は今まで五等分にしていたのだが、これからは七等分にしないとな…
俺がリーダーだし、報酬をこっそり増やすか…
俺はそんな事を考えながら七魚をまな板に置いた。
この魚は脂が少ない。
流石に朝から脂と言うのも気分が悪いし、なんせ
雪は脂っこいのが大の苦手だ。
と言うわけで朝からあっさりの塩焼き魚だ。
料理にこだわる俺は以前王都に向かったとき、
沢山調味料を買っておいた。
この塩は辛く無く、程よい甘さでこの七魚と
よく合う。
そして、この魚はステータスがランダムにワンアップする。
初心者には喜ばれる飯だ。
…しかも美味い!
「出来たぞ」
俺は七魚の焼き魚と、日本から持ってきた米と、
味噌汁を運んだ。
一応、日本人が三人いると言う事で稲も持ってきておいたから、近所の農家の人に育ててもらおう。
…で稼ごう
俺はニヤッと微かに笑った。
「何かの沖縄に居そうな魚」
雪は七魚をジッと見つめて聞いた。
「これは異世界の魚だ。米と合うぞ」
俺の説明を聞いて雪はさらに怪しいものを見る顔になった。
「まあ食べてみろよ、美味いから …頂きます」
俺はそう言って七魚を箸で綺麗に切り、
それを米にのせ、豪快に口へ運んだ。
「な?安全だ。 俺の味覚を信じろ」
俺はそう言って、箸を進めた。
「…頂きます」
雪はそう言って七魚を口へ運んだ。
「……美味しい!」
「だろ?」
俺たちは楽しく異世界料理を楽しんだ。
「どうかしたんですか? 朝からうるさいですよ」
目を擦りながら、階段から降りて眠そうに聞いてきた夢弓。
「おう、おはよう 悪い、飯食ってた」
「七魚ですか。私も久し振りに食べたいです」
そう言いながら俺と雪の魚を見つめる夢弓。
「悪い。お前らが起きるの遅いからもう無い」
「ごめんね、お代わりし過ぎちゃった」
雪は最後の一口を口に運び、手を合わせて謝った。
「…」
夢弓は無言で俺の七魚を奪い去った!
読んでくださりありがとうございます、
これからも頑張っていきます!




