表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

枕の下に 希望の上に(2)

時の砂上楼閣

ここに自分が居ると

断固として

動かない思い付きは

根元から

いつも崩れさる

長持ちしない感情と

身体の中の音は

愛されない

困難困窮 実現計画




砂になった計画は

降り積もって

いつの間にか

僕という地面を

少しだけ覆って

立派な砂場になりました




時間が人の可能性を

奪っていくのは

今までの計画が

全て砂になっているから

時の砂上楼閣

基礎はあっても

ボロボロにされる

今はもう古い

その一言で

誰かの楼閣は

今日も倒壊する




いつかは壊れると

自信持って言えないのは

自分に順番が

回って来ていないから

感覚が追いつかない内は

本物の苦しさは

わからない

理解無理解 感覚皆無




砂になった計画は

山々になって

いつの間にか

僕という地面は

歩き辛くなって

立派な砂漠になりました




時代が人の可能性を

奪っていくのは

砂になってる山を見て

言い訳をしているだけだから

時の砂上楼閣

基礎を作る為の基礎から

ボロボロなのか

駄目になった

その一言は

自分の楼閣を

いつか倒壊させる




くだらないと

言ってる人間の立ち位置は

一体 何処に立っている

それは

ひれ伏す立場なのか

何ら変わりは無いだろう

何を持って

納得したんだ

何を持って

傷ついたんだ

それらは砂の上の楼閣だ

勝手に崩れてくれる

ただの楼閣だ




負けるという事は

砂だらけになる事だ

ジャリジャリした

あの感情を

噛み締めてるだけなら

馬鹿みたいだ

時の砂上楼閣

そんな物で

ずっと同じ場所に居る気か

同じ場所で

建て直す気なのか

立派な建物は

砂の上には

存在し続けられない

取り払った

全て取り払った

心情の上にこそ

存在し続けるのだ










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ