なんて醜い、
所詮こんなものだ、なんて。
僕は全てを解ったふうに呟いた。
机に拡がる僕に対しての罵詈雑言の数々。
吐き気がした。
僕は体調を崩して数日学校を休んだ。
その間に体育大会という行事を挟んでしまったわけだが。
言ってしまえば、僕は大変に運動ができる。僕ひとりいれば、バスケもバレーも負けはしない。クラスの人間もそれをわかって、それだけに賭けていた。
それなのに、僕は休んだ。
結果は散々だったみたいだ。そして、苛立ちが僕に向けられた。なんて、なんて勝手なんだろう。むしろ笑いさえ込み上げてくる。
今日はどんなことをされるのかな。今では逆に楽しみにさえなっている、俗にいう『いじめ』(けしてMではない)。
よくもまぁ、そんなに思いつくもんだと感心すらする。
(ああ、世界は今日も)
だれだって、で書いたことと逆のこと言ってる…
いじめはけして肯定してません。
ご指摘、感想等よろしくお願いします。