表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
筋肉転生~異世界で筋トレしていたら王になっていた件~  作者: suna
傾国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/62

失敗の果て

***

突然、壇上のレオが消え、会場は騒然とした。数十秒後。


ドォン!


爆音とともに、土煙がステージを覆う。

そして収まる頃、浮かび上がる二つの影、それは帰還したレオと謎の男だった。


(なぜやつが...!)


いち早く反応したのはプニオだった。

男はレオに抱えられ、気絶しているように見える。


(かなり離れていたはずだ!この一瞬で何があった?)


「突然離れてしまってすみません。この人がなぜだか狙撃してきて、危なかったので連れてきました。」


帰還したレオはマイクを持ち、観客に謝罪した。


「サンダーボルト」


プニオは小さくつぶやくと、突然レオの頭上に雲が集まる。雲は集まり凝縮され、静電気をため込んだ。


レオがスタッフを呼ぶため少し移動したそのとき、


バチバチバチ!バリバリバリ!


轟音とともに雲からステージに紫電が走る。狙撃手は直撃を受け、痙攣とともに白目を向き倒れた。


「うえっ!なんだなんだ?あっ!」

レオは突然の落雷に驚いた後、事情を聞こうと思っていた狙撃手が雷に打たれたのを見つけた。


***

二度目の轟音に、会場はどよめいた。


「神の裁き...。」


一人がそうつぶやくと、その言葉は連鎖し会場を飲み込んでいく。


「神の裁き。」

「神の裁き。」

  ・

  ・

  ・


各々がつぶやく。そして圧倒的な力を持ったレオに、一般客を含めた全員が畏怖し崇めたのだった。


プニオを除いて。


***

(クッ、仕止め損ねたか、しかし狙撃手の方は消せた。これで口封じは完璧だ。)


プニオの必殺技、サンダーボルトは一日に一度しか放てない。なんとか最悪の事態は避けることができたものの、今日用意してきた作戦はことごとく失敗。教団を潰すには至らなかった。


突然の事態だったが、冷静に対処できたと言っていいだろう。


(また次の機会はある。そのときには必ず...。)


プニオは、決意を固めるのだった。


ドスッ、という鈍い音。


「あのう...プニオさん?」


(うっ、なぜここに...まさか...。)


さっきまでステージにいたレオが目の前に立っていた。電撃を受けた男を担いで。


レオは、口封じしたはずの男をプニオの前にそっと置いた。


「この人が誰か、知りませんか?」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ