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正義だとか悪だとか

作者: 広津 雪露

 特撮ヒーロー、アニメの主人公に憧れるのは男の子の性です。正義と悪。勧善懲悪。ストーリーはシンプルながら胸を熱くされました。

 私も例に漏れず正義の味方に魅了されましたね。親に変身ベルトを買って貰ったり、ソフビの人形も集めました。遂にはオリジナル主題歌を公園で歌いながらジャングルジムの上から飛び降り怪我をする始末。


 いやぁ我ながら大アホゥで大バカな子供です。


 小学生になり、親の仕事の都合で引越しました。幸か不幸か、家の隣には某有名古本屋さんがあったのです。毎日のように漫画を読み耽り、特撮をリアルタイム視聴の後に録画してからのヘビロテ。私の特撮やアニメ好き、特に正義への憧れに拍車が掛かりました。

 小学5年生の頃にその思いはピークを迎え、クリスマスプレゼントに貰ったダンベルをランドセルに入れて学校へ行くという亀仙流トレーニングを実施。机の横にランドセルをかけると机が横に倒れる惨事を引き起こしました。黒歴史ですな。


 筋トレを始めたのもこの頃です。夏休みには、腕立て、腹筋、背筋、毎日100回。近所の山を登りに行ったりもしました。

 結果、田舎の小学校では腕相撲では負けなし、かけっこは1番、胸筋をピクピク動かせるオンリーワン少年になれました。いやぁ若かりし自分の愚かさよ。

 お陰で身長は伸びないし、中2病の末期おじさんが爆誕することになりました。


 大人になると視野が広がりますね。ヒーローがイコールで正義ではないし、敵対する相手が必ず悪ではないことに気づきました。作品によっては完全に白黒ついてる場合もありますが、グレーなことも多い。


 自分の頭の中にある理想の正義が世界共通ではありません。それでも私は誰かしらのヒーローでありたいと願います。

 正義だとか悪だとか、判断はそれぞれのモノサシで測れば良い。私はいまだに能力に目覚めることを夢見てます。憧れの超能力、炎を操ったり、手からエネルギー弾、敵を皆ワンパン、、、、、、瞬間移動、透明化や透視能力、、、、、、




、、、、いやいや、正義のためにですが!!

 

 

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