表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユリア・ジークリンデ (1) ―遥かなる亡国姫―  作者: 水城ともえ
第一章 崩れ落ちる日常
6/62

第一節 総長からの同行依頼 ①

第一章の始まりです! さて、十年後となった現在、ユリアの物語にはどのようなことが起きるのでしょうか?

それでは、本編をどうぞ!

 ユリアとラウレンティウスが向かった先は、巨大な倉庫型のスーパーマーケットだった。開店時間から数分しか経っていないため、客足は少ない。


「これと、これと。これはどこに──ああ、あそこね」


 ラウレンティウスが買い物カートを押し、ユリアはアイオーンから手渡された紙を見ながら商品棚から目的の品物を探し、発見しては買い物カートのかごの中に入れていく。その作業を、ユリアは流れるような手さばきでこなしていた。

 ラウレンティウスは、あと数か月でやってくる誕生日で二十七歳となる。逞しさと男らしさが増し、くわえて背も高くなった。十七歳の時は、ユリアの頭のてっぺんが彼の目のあたりにくるほどの身長差だったが、今では彼の耳たぶのあたりにユリアの頭のてっぺんがある。


「よし。これで全部、見つけたわ」


 ひと仕事を終えたユリアは、笑顔を向けた。しかし、ラウレンティウスは冷ややかな目で買い物カートの上部と下部に乗せたかごの中身を交互に見ている。両方のかごの中はたくさんの商品で積み上がり、かごの高さを優に超えていた。


「おい……なんだこの量は……?」


「上のかごの中にあるものは、アイオーンが今日の料理で使う食材よ。下のかごのお菓子は、私が欲しいもの」


「ひとりで食べる菓子の量にしては多いぞ。お前、食い意地だけは年々増えていくな……」


 この量なら、こいつは一日で食い尽くすだろうな──と、ラウレンティウスは心の中でそんな予測をする。ユリアの食い意地が年々増えていることには間違いない。昔は気を遣って遠慮していただけで、彼女の胃袋は意外と底なしだったのだ。 


「失礼ね。七割ほどは王室研究所の人たちへの差し入れよ」


 ユリアは、少し不機嫌そうな口調で言った。

 食い意地はあれども不思議と彼女は太らない。そういう体質だからか、食事量を鑑みて相応の運動をこなしているためか、体格は昔から変わっていない。ひとまず、これ以上とやかく言う理由もなかったため、ラウレンティウスは話題を変えた。


「……アイオーンは、これで何を作るんだ?」


「出来てからのお楽しみですって。今日は久しぶりにあなたもいるから、たくさん作ってくれるみたいよ。帰ってきてくれたことが嬉しかったのね」


「それは有り難いが──いったい何品作るつもりなんだ……? 俺の両親は、どうせ今日も帰ってこないというのに……。料理好きが高じれば、ここまでの量をためらいもなく作るようになるのか」


 ラウレンティウスは、籠の中に入れられた大量の食材を見ながら呆れ、ユリアも「本当ね」と同意して笑った。そのあと、彼女はわずかに陰りのある表情になり、かつての出来事を語る。


「……私たちがいた時代は、常にどこかで戦いが起こっていて、食生活が偏るときも多かったわ。だから、自由にたくさん食べられることが新鮮で楽しいのでしょうね。料理を作るようになってからのアイオーンは、ずいぶんと明るくなったと思うわ」


 現代では、大きな争いもなく平和で、物に溢れた豊かな時代となった。それゆえ、アイオーンは抑制されていた欲望が爆発したのだろう。ユリアの食い意地も同じようなものだ。


「そういうお前も、十年前と比べてずいぶんと変わったな」


 ユリアの顔を見ながら、ラウレンティウスはしみじみと言う。


「いろいろなことを教えてもらって、たくさんのものを貰ったからよ。──これが『満たされている』ということなのでしょうね……。みんなのおかげだわ」


 と、ユリアは満面の笑みを浮かべる。その言葉は本心であり、笑顔は仮面ではないはずだ。

 しかし、ラウレンティウスはどこか浮かない顔だった。その笑みを心のどこかでは信じていないような──というよりは、心の底にある『もの』を案ずるかのような目でユリアを見ている。


「その中でも雰囲気が変わった一番のきっかけは、カサンドラ様や王室の方々からの教えや薫陶のおかげだろうな」


 だが、彼は追求せずそのまま会話を繋げた。深く踏み込んでもはぐらかされるという直感が働いたからだ。

 十年が経って、こうして何気ない会話をする仲になり、さらには彼女の本心にもなんとなく勘づいている。それでも、ラウレンティウスはユリアの心に踏み込むことには二の足を踏む──アイオーンから過去を聞こうとしないでほしいと頼まれたがゆえに。

 誰にも触れられたくないところはあり、知らないほうがいいこともある。そのため、ユリアとアイオーンの過去は、未だに誰も知らない。

 ふたりは並びながら店内をゆっくりと歩き始めた。ほかの客はまだ見当たらない。


「そうね。でも、私はあなたたちがそばにいてくれたおかげとも思っているわよ」


 食に対する興味が収まらないユリアは、商品棚を見ながら口を動かしている。


「俺たちがしたことなど、お前から稽古をつけてもらっていただけだぞ。あとは一緒に遊んだくらいか」


「私にとっては、その時間が一番楽しかったわよ。あと、勉強も楽しかったわね。まさか、過去に学べなかったことを学べる時が来るとは思わなかったもの」


「それは、王族としての振る舞い方のことか?」


「ええ。王室の方々には無理を言ってしまったけれど……せめて、軽くだけでも学びたかったの。王家の教養や帝王学とかをね」


「……そうか」


 ラウレンティウスは、あえてそこで話を途切れさせた。生まれる疑問は、どれもが彼女の過去に関連してしまうものだからだ。

 しばらく沈黙が流れる。

 すると、ユリアは外国から輸入された調味料が陳列している商品棚の前でしばらく止まった。品定めをしているのか。──いや、少しだけ様子が違う。


「……けれど、やっぱりおかしいわよね」


 ふと、ユリアがそんなことを小声で呟いた。商品棚を見つめたまま、過去を思い返すように遠い目をしている。


「祖国は、共存派にとっての理想郷であり、勝利へ導く『旗手』のような存在だった。ヴァルブルク家は王であり、戦場を指揮する者──けれど、ただの兵器であった私には程遠い……。ヒルデブラント王家の血族であっても、王族としての振る舞いの手ほどきを受けたとしても、今さら王族の一員にはなれない……」


 かすかに自虐するようなほほ笑みを浮かべるも、すぐにその笑みを消した。そして、少しだけ首が力なく垂れていく。


「歴史に名が遺っていても、あれは『私』とは言い難い──似て異なる存在。ヒルデブラントとヴァルブルクの血を継ぐ子だとしても……私は……何者にも成れない……」


 おもむろに、そしてぼんやりとしながら、ユリアは自身の心の断片を語る。その光景に、ラウレンティウスは目を見開いた。このひとりごとは無意識か。それとも過去を語ろうとしてくれているのか──。

 沈黙がややあったのちに、ユリアは静かに深く息を吐いた。


「──それでも……学びたかったの。私が学ぶ必要性なんてまったくないのに……。王室の方々には、大切な時間を無意味に消費させてしまった。今さらながら、そう思うわ……」


「別に、何もおかしくなんかないだろう。罪悪感を感じる必要もない」


 ラウレンティウスは、ユリアの言葉を力強く遮った。思わぬ前向きな言葉に、ユリアはきょとんとした。


「王室の方々は、お前がやりたいと思ったことは叶えていきたいと思っておられるはずだ。お前は、過去に生きた二十年という時間すべてを、戦争の勝利のために使ってくれた。──それに、人生を生きる上で必要ないと思っていた知識でも、お前の人生のなかで役に立つときが来る可能性だってあるかもしれないだろう。自分の視野や人生の道が広がるときだってある。だから、学びたいと思ったときに学んでおけ。遠慮などするな」


「……ありがとう」


 思わぬ前向きな言葉に、ユリアはきょとんとしながら礼を言った。

 ラウレンティウスは、続けて何かを言おうとして少しだけ口を開いたが、何も言わずに口を閉じてしまった。

 何かユリアの力になれることはないか。自分に何ができるのだろう──。そんな迷いと望みを混じり合わせた想いをラウレンティウスは持っていた。迷う表情を浮かべながらも、ラウレンティウスは決意を固め、遠慮がちに問いかける。


「……思っていることを口にしてみるだけでも、意外とすっきりするものだと思う。言える範囲だけでも、昔の──」


 だが、それを邪魔するかのように、彼のポケットに入っていた携帯端末が電話を知らせる振動を作動させた。しかも仕事用の──現在の彼は騎士団の一員となっているため、そこから支給されている──ものからだったので、無視はできない。


「……この振動音は?」


 ユリアが問う。先ほどまで彼女がまとっていた薄暗い雰囲気は、いつの間にかすっかりと消え失せていた。


「……なんなんだ……! タイミングの悪い──」


 苛つきながらポケットに手を突っ込み、勢いよく取り出してディスプレイを見る。すると、意外そうな顔で「クレイグ?」と呟いた。従弟からの電話は珍しいのか、彼の怒りは瞬時に収まり、通話ボタンを押して端末を耳に当てた。


「何かあったのか?」


『おう。休みのときに悪ぃ。ちょっと、今、何してんのかなって思っただけだよ』


 端末からはクレイグの声がわずかに漏れているが、何を言っているのかは聞こえない。なので、ユリアは空気中に微量だけある魔力を器用に操り、『イヤホンのようなことができる』ようにした。それでも空気中の魔力の量は限りなく少ないため、結果的に電話の音声が聞こえるのは片耳のみであり、さらに性能も低い。そのため、ユリアは自身の体内にある魔力で聴力を向上させ、電話の主の声をさほど問題なく聴けるようにした。

 魔力を使ってまで電話の盗み聞きなど行儀悪いことこの上ないが、仕事用の端末にクレイグからの連絡が入るということは、何か面倒ごとがあった可能性が高いと思ったからだ。


「……買い物中だ」


『買い物?』


 ラウレンティウスは、端末付近から『魔力による違和感』を感じているようだ。軽くユリアに文句を言いたげな目つきで見ているが、彼女は気づいていないふりをして商品棚を眺めている。


「休暇を貰っても特に何もなかったから、ユリアに稽古を頼もうと思ってな。それで久しぶりに実家へと帰ってきているんだが、稽古をつける前に買い物に行きたいから車を出せと駄々をこねられたんだ。こいつ、めちゃくちゃ買うもの多いんだがどうにかしてくれ」


 説明もなく、勝手に魔術で電話を盗み聴きしているユリアへの仕返しのつもりか、ラウレンティウスはわざと大げさな表現で伝えた。

 騎士団の仕事は、いつ緊急の用ができるかわからないため、ラウレンティウスは騎士団が所有する寮に住んでいる。そのため、彼が実家へと帰ってくることは稀なのだ。


「それはアイオーンから頼まれているものがあるからっ」


 ユリアは、ラウレンティウスの方へと顔を向け、すぐさま電話に向かって訂正の言葉を訴える。そのときに、ユリアは声がクレイグへと届くよう無意識に彼の携帯端末へと近づいてしまったため、彼の顔と自分の顔の距離が近くなった。ユリアはそれに対して無関心だったが、ラウレンティウスは恥ずかしそうに指先でユリアの頬を押しのけて半歩下がった。


『久しぶりに実家に帰ってるかと思えば、まさかのご愁傷様案件かよ。けど、ユリアも一緒ならちょうど良かった』


「何が『ちょうど良かった』だ……?」


 聞こえてきた言葉に、ラウレンティウスとユリアは、互いに顔を見合わせて少しだけ怪訝な顔をする。


『少し前に、違法研究に手を染めた夫婦を逮捕したろ? 今、そいつらが研究所として使用していた拠点にいるんだが、ちょいとこの現場をユリアに見てもらいたいと思ったんだよ』


 違法研究とは、国からの許可無しに魔力の解析と分析、さらには実験を行い、それによって新たな薬や魔力を用いる機械の発明などの行為を指す。

 星霊や昔の魔術師に関する歴史を見るかぎり、魔力によって発現できる現象は、実に多種多様であったことが窺い知れる。それゆえ、現代でも魔力の存在を魅力的に思う者は多い。今では、人の暮らしに役立てるために研究が進められているのだが、同時に、陰ではそれらの研究を悪用しようとする者が増えてきている。その人々が引き起こす事件を、あるいは疑惑のある人物などを調査するのが騎士団の仕事である。


「ユリアに現場を見てもらうだと? それは誰の許可を得た発言だ?」


 騎士でもない無関係な人が現場入りすることは、基本的に禁じられている。それは、誰でも知っている決まり事だ。


『──総長たる俺の命令だぜ、ラウレンティウス。なんかヤバそうな気配がプンプンするところを見つけたんだよ。しかも隠し扉からだぜ?』


「ロイ総長……!? なぜ、クレイグと一緒にいるのですか」


 突如、声の主がダグラスに代わった。意外な人物の登場に、ラウレンティウスは驚いた声を出す。

 十年前のダグラスは、班長という比較的下位の役職だった。女王であるカサンドラによると、彼は昔から有能でリーダーシップもあるのだが、上の階級になることを渋り続けていたらしい。理由は、まさかの『柄ではないから』というものだ。しかし、彼の能力を惜しむ周囲の説得、さらにはカサンドラも説得する側に加わり、少しずつ階級が上がってゆくことを受け入れ、数年前に総長という最高責任者の立場に就いた。なんだかんだ言いつつも周囲からの評判は悪くない。この役職に適正があるのだろう。


『後日、この現場をふたりだけで詳しく調査するかってことになったからな。──ここで研究していた夫婦、逮捕したときに騎士団も知らない妙な魔術をかけてきてすげぇ抵抗してきただろ? けど、そのわりに研究は大したことをやってなかったから、逆に怪しく思っちまってな。念のためクレイグに現場の再調査を命じたんだ。そしたら、壁の向こう側から魔力が微かに溢れ出ていることを発見してな。しかも、直感的に普通じゃねえって言うもんだから、俺も再々調査に協力することにしたんだよ』


 クレイグは、ユリアの稽古によって魔力が血の中を流れていくようになり、魔術師と正式に認められることとなった。しかし、騎士団が入団を認めるほどの魔力量は生み出せない体質だった。その基準値を満たさなければ騎士にはなれない。それを許されたのは、彼の能力を知っている騎士団の総長──ダグラスの推薦があったからだ。クレイグは、騎士団の任務に重要な唯一無二の力を持っている。そんな彼を雇わないことは騎士団の損失だとして、入団審査を通過させた。それにより、クレイグは数年前にようやく騎士となれたのだ。

 当然、その特別扱いをよく思っていない上司や同僚がいるようで、さらにわりと最近までは特異体質のせいで『魔術師』ではなかったことも知られており、陰口を言われているという。しかし彼は、それを承知の上で騎士となることを選んだ。

 騎士団は、今でも血筋や能力を重視する人はまだまだいる。そんなところで誰かと組ませて仕事をさせたら、別の面倒事が起きかねないと判断されたため、表向きには事件を担当する『公安課』ではなく、『地域安全課』──ここが一番、面倒な人が少なく、かつ急に業務から抜け出しても問題は少ないらしい──という部署に所属している。そのため、総長からの単独での調査命令、または同行命令が出されたら現場に向かうのだという。


『──それで、今日が再々調査の日だったんだ。さっき、魔力が微かに溢れ出てくる壁をよく調べたら、隠し部屋に行けるようになってることを見つけてな、その部屋には地下室に行ける扉があって、そこから魔力が溢てたみたいだ。けど、近づいてみりゃ俺でもなんか嫌な感じがするほどの場所だ。念のため魔力濃度を計測してみたら、まさかの計測不可のエラーを吐きだしやがった。だから、念のために姫さんに見てもらうかってことになったってわけだ。俺たちは、魔力濃度が高い場所でも大丈夫なように訓練を受けてるっつっても、さすがにエラーが出る場所は初めてだ。何が起きるか判らねぇ』


「そうですね……。わかりました。連れいていきます」


『場所は、メールに地図を添付して送っておく。早めに来いよ』


「はっ。了解しました」


『んじゃ。そういうことで』


 総長とのやり取りを終え、ラウレンティウスは通話を切った。すると、ユリアは不安そうに「……少し前に──」と、ある話を始めた。


「私の不老の性質が取り除かれて、戸籍も取得できたら、騎士団に入団することはできないけれど、その協力者として活動したいと総長に申し出たことがあったの。けれど、その時は『面倒ごとは俺たちに任せて、お前さんは平和に暮らせ』と言われて断られたわ。……それなのに、私を呼ぶということは……相当なことになっているのね……?」


「……かもしれないな。濃度計測器が計測不可のエラーを出した事例は、今までに一度もない。クレイグの気配察知があってのそれだから、機械の不調でもない。──細かい話は、ひとまず現場に着いてからだな」


「そうね……」


 そう言いながら、小さくため息をついたユリアは、真剣な目で買い物かごの中身を見つめた。


「よし──。できるかぎり、早めに現場の用事を終わらせて屋敷に帰りましょう。長引けば食材が痛むかもしれないから、要冷凍のものにはたくさんドライアイスを詰めないといけないわね……。あっ……ドライアイスが溶けきるまでに、帰れる案件なのかしら……?」


「こんなときに食い意地を優先するな」

読んでくださりありがとうございました。


十年が経ってユリアは変わり、子どもたちも成長し、そして状況も変わりました。果たして、これからどのように物語は進んでいくのか……更新を待っていただければと思います。

キャラ同士の掛け合い(ギャグ時もシリアス時も)や、関係性も隙あらば書いていきたいと思っております。


それでは、また次回にお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ