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「暮らし」など

夏ですから

作者: 維酉

『くらげ』


くらげのお墓は

ちっちゃな泡のひとつひとつ

月と気泡と水温の

物理的な平衡




『かみさまは』


かみさまは

いつも

めのまえにいるわ


かみさまは

いつも

液晶デヰスプレヰのなかに




『夏ですから』


雑多な意味で

夏のすべて 収斂

記憶がだいじなくらいには

いま、あなたがすき




『クラッシュ!』


ぜんぶ星を詰め込んだ球の

一気にはじけるくらいまで

無限に加速する意味の

あおい夜の液にひたる




『ダダダダーウィン』


わたしのことは

どうでもいいから

さっさと淘汰してください

それからわたしの知らぬところで

勝手に繁殖してください。

 Twitterで呟いた短いやつ(最初のふたつ)と、文字数のために書いたやつを付け足したものです。形式は、わたしがお気に入り登録しているユーザさんのをリスペクトしました。

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