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お久しぶりです(_ _)
感想を頂いて一ヶ月以上投稿してないのに気付きました(^ω^;)
それと、いつの間にか15万PV間近になってました!
いつも読んで下さる皆様本当にありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願い致します┏○┓
※後書きに簡単なプロフィールがあります
王宮で出回っているという私が『誰もが見惚れる程の絶世の美女で、歌を歌えば小鳥たちも歌い出し、私が施す刺繍は光輝く。そして、それを身に付けると幸運が訪れる』という何とも摩訶不思議な噂は全くのデタラメ。
私は今も平凡な顔立ち。子供の時なんてもっと平凡な顔だった。誰も私に見惚れたなんて話は聞いたことが無い。それに、誰かに可愛いと言われた事もあったはあったけれど、両親や同性の友人数名に言われただけで、誰もが見惚れる程の絶世の美女では無い。
私の歌声は誰にも聞かせたことが無ければ、殆ど歌ったことがない。
理由は歌が壊滅的に下手くそだし人前で歌うのが超絶恥ずかしいから。
だから私が歌を歌うと小鳥たちも歌い出すなんて有り得ない。
一体どこからそんな話が出たのか。
私の施す刺繍が光り輝くというのは、ちょっと嬉しい。
刺繍の腕には少し自信があったのでそう言って貰えるのは例え貴族達の噂話であってもちょっと嬉しい。
けれども、それを身につければ幸運が訪れるというのはちょっと行き過ぎてて怖い。
何故そんな話が出たのか、、、
私が刺繍した物には変なまじないでも掛かっているのかな?
「何故そんなでたらめまで噂になってるんですか......」
「それがね、あの子が噂の出処みたいなの」
「あの子?」
「レオンスよ、今貴方と一緒に暮らしているあの三男坊よ」
「はあぁぁぁぁぁあ????」
本日二度目の大きな声を出してしまった。
何故、一番その噂で困りそうな人がそんな事を、、、
「なんでもね、王宮騎士団を退団する時に言ったらしいのよ。『命をかけても守りたい人が出来ました』って。その言葉を聞いた人が誰かへのプロポーズとして受け取ってしまったらしいのよね、それでレオンスが恋した相手はきっとそんな感じなんなんだろうっていう皆の頭の中の想像が表に出てきてしまったみたいな」
「な、何それ……」
ダリアから聞いたその話にはいくつか初耳な事がある。
まず、若紳士が王宮騎士団を退団したこと。
いや、そもそも騎士だったって事自体初耳かもしれない。
あんななりたくてもなれない人が五万といる花形職業に就いておきながら何故やめてしまったの!?
まずそこがビックリよ。
しかも、辞めた理由が『守りたい人が出来た』?
それは一体誰のことなの?
あの人四六時中私のそばに居るけれど、もしかして私?
だとしたらどうしよう、私のせいで騎士団を辞めるはめに……
私が若紳士の近くに居なければ騎士団を続けていたと思う。辞める理由が無いもの。
ローズマリー様の事があって若紳士は私に引け目を感じているのかもしれない。
はやく解放してあげるべきよね、、、
「やっぱり変な噂立てられるのは嫌よね、ごめんなさいね」
私が神妙な顔をしているのか眉をへの字に下げ尋ねてきた。
「い、いえ。確かに根も葉もない噂をばら撒かれるのは嫌ですけど、元はと言えば私のせいですから」
「へ? 何で?」
私は自分の立場も弁えずに貴族の別荘に何の対価も支払わないで住んでいる。
その上若紳士に騎士団を辞めさせて、付きっきりにさせてしまってもいる。
ローズマリー様の事があったからと言ってもこれはあまりにもワガママが過ぎているように見える。
身分も何も弁えずにここ最近は自分の我を押し通してたくさんの人を振り回してしまった。
それらの事をはっきり伝えた。
「で? 別にあの子が騎士団を辞めたのも貴方の傍に居るのもあの子が勝手にしたことでしょう? 別に貴方が頭を悩ませることなんて無いわよ?」
帰ってきた言葉は予想外の言葉だった。
貴族の人にそう言われると、何も問題がないように思えてしまう不思議。
んー、でもどうなんだろう。
「まあ、貴方の好きな様にしたら良いんじゃない? 貴族なんて次の美味しい餌が降ってきたらそっちに食いつくわ。それまでは大変かもしれないけれど、あの子達が守ってくれるでしょうし」
「本当に良いんでしょうか……」
「だからそう言っているでしょう。周りの迷惑も考えなくてはいけない時もあるわ。けれどね今はいいの。むしろかけまくりなさい! そもそも貴族を顎で使える機会なんて滅多に無いわよ! 今この時を堪能しなくてはどうするの! もっと顎で使ってやりなさい!」
ダリアはドヤ顔で論してきた。
確かにこんな機会普通はないよね、気は引けるけれどこのままでいいのかな?
今ぐらいいいよね。
ようやく若紳士の名前が出てきました!!!
レオンス君に昨日決まりました㊗️
【リリー】
・年齢 25前後
・趣味 手芸などの手先を使うもの
・性格 図太い 大雑把
・その他 バツ1
【レオンス】
・年齢 21
・趣味 体を鍛えること
・性格 人懐っこい
・その他 伯爵家の三男 元騎士
【ステファン】
・年齢 初老は迎えてる
・趣味 読書
・性格 真面目
・その他 完璧執事
【ソフィア】
・年齢 20代
・趣味 オシャレ
・性格 神経質 短期 生真面目
・その他 ムチメイド
【メアリー】
・年齢 20代前半
・趣味 恋愛本鑑賞
・性格 まったり マイペース 優しい
・その他 あめメイド
【領主】
・年齢 50代半ば
・趣味 奥さんとイチャコラ
・性格 一途 真面目 ばか
・その他
【領主夫人】
・年齢 50代前半
・趣味 エステ
・性格 サバサバ 執着質
【ローズマリー】
・年齢 20
・趣味 ご察しの通り
・性格 執着質
【アルバート】
・年齢 20代前半
・趣味 特になし
・性格 優柔不断
・その他 最初に出てきた人
【ダリア・イザベル】
・年齢 20代後半
・趣味 お茶会 誰かを甘やかす事
・性格 面倒見のいい性格
・その他 最後の方に出てきた人