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【メイド視点】

【お知らせ】

ピアノの発表会終わった!!

今月分の学校のレポート終わった!!

体力測定も終わって筋肉痛治った!!

もう今月は特に予定がない!!

てことでこれからほぼ毎日今書いている三つの小説をランダムで投稿していきます!(p`・ω・´q)

よろしくお願いします┏○┓

 初めまして皆さん!私はとある高位貴族の坊っちゃまの専属メイドとして働いている“メアリー”という者です!決して怪しいものじゃないですよ。


 私の主人である坊っちゃまは顔と頭は良いけれどズボラで、馬鹿力で、面倒くさがりやで、不器用な男なんです。

 まるで遠い国にいるという“ゴリラ”と言う動物に特徴にそっくりです。

 昔は子犬のように可愛かったんですけどね。いつの間にゴリラになったのやら。


 そんなゴリラ坊っちゃまが最近二十を過ぎてやっと遅めの初恋をしたらしいのです。

 お相手は“リリー”様というお針子をやっている()()()()でした。

 初恋が既婚女性とは可哀想に。


 まぁ、でもその女性の周りを調べていく内にコレは坊っちゃまにもチャンスがあるのでは???と思えちゃいました。

 坊っちゃまも女性の周りの事を知ると、『あんな男に彼女を任せてられるか!俺が彼女を一生守り抜く!』とか何とか言っちゃってやる気に満ち溢れていました。


 ですが、一つだけ問題がありました。それは坊っちゃまの恋愛偏差値が三十しかないと言うこと。何分初恋ですのでしょうがないかと思いましたがアレは酷い。

 私が一から鍛え直してやりました。

 坊っちゃまは吸収力がスポンジかってぐらい早く、一週間程で【無神経顔だけゴリラ】から【完璧イケメン紳士】に進化しました。


 坊っちゃまはリリー様に恋をしてからと言うもの毎日リリー様が勤める洋服店へ行き、リリー様が刺繍したであろうハンカチや洋服を買い漁っていました。

 そのハンカチや洋服を見て坊っちゃまは鋭い観察力の才能を開花させ、『彼女はネモフィラなどの青の可憐な花が好きなんだな』とか言ってました。

 確かにハンカチや洋服にはかなりの割合で青の小さな花がちょこんと隅の方に刺繍してあったり、言われなければ気づかなかったです。

 それから坊っちゃまはいくつもリリー様の好みであろう物を当てて行きました。流石に怖い。


 坊っちゃまはリリー様の好みの物を知ると直ぐに、自分が持つ別荘をリリー様の好みであろう別荘に塗り替えていきました。

 庭にはネモフィラを大量に植え、別荘から少し離れたところにログハウスを建て、と。


 恋は人を盲目にすると言いますが、これ程まで盲目にするとは思ってもいなかったです。はぁーーーー(深い溜息)


 坊っちゃまが盲目になっている間、私は同僚のソフィアとステファンさんと協力して坊っちゃまの恋を邪魔するであろう人物を排除していました。


 その1、『奥様』

 奥様は坊っちゃまの実母であり、コレが結構厄介なんです。

 一度気に入ると何としてでも自分の物にしようとする人です。

 普段はそこまで気に入るものが無いらしいのですが、なんと、リリー様を偉く気に入ってしまいまして、『私の娘にしたいわ』とか、『嗚呼、ずっと一緒にいたいわ』とか言っちゃってましたからね。コレはマズいと、坊っちゃまとリリー様をくっつける計画がパーになると考え、奥様をとある高位のお嬢様の教育係に推しておきました。

 いやー、ホント私の妹が今お仕えしている方の教育係を探していて助かりました。

 奥様は無事教育係に選ばれ嫌々領地を出て王都へ向かいました。コネ最高!


 その2、『旦那様』

 この人は何かとしつこい人なのであまりリリー様に近づけたく無かったんですよね。なので、ステファンさんが適当に夜会などの予定をビッシリ敷き詰め旦那様をリリー様に近づけないようにしてくれました。gjステファンさん!


 コレで邪魔者は全て消しました。

 後は坊っちゃまが上手くやるのを見守るだけです。

 頑張ってください!坊っちゃま!


ローズマリー

↓↓↓抜き取って

ローズ(薔薇)

↓↓↓反対にして

百合

↓↓↓英語にして

lily(リリー)


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