表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ちょっと怖い系

手を振る人の話って知ってる????

作者: トロピカルサンド

この話は有名なので知ってる人も多いかもしれません

前半の方はオリジナルです












自分の昔の話なんだけど・・・・


え?興味ない???


いや ちょっとこれ本編に関係のある話だから


ちょっとだけちょっとだけだから


見てってよ・・・・・


お願い・・・


じゃあ 話していくよ?


昔・・・まぁ 小学生ぐらいの時なんだけどね


友達と街中で鬼ごっこをしてたんだ


まぁ 田舎なんだけどね・・・・


子供っぽいでしょ?


まぁ これで僕が最初の鬼になったわけ・・・


一人 二人 三人と順調に捕まえていってたんだけど


最後の一人がどうしても見つからなかったんだよね・・・・


これでもかってほど探してたんだよ・・・・


そしたらね?細い道の向こうにこっちに手を振る影があるわけ・・・・


こっちとしてはね?鬼ごっこでめちゃくちゃ探していたから


絶対あいつだ!!って思ってすごいスピードで走っていくわけ


でもね?いざ そこにたどり着くとだ〜〜れもいないわけ・・・


まぁ これで僕の話は終わりだよ


本編に入っていくね?


え? 友達はどうなったかだって?


まぁ 最後に友達の家に行ってみると


部屋に入っててくつろいでたよ


なんで?って聞いてみたら


逃げてたら突然誰も友達がいなくなって


すっごい都会に行ってたんだって


バカみたいだよねぇ?


ここはすっごい田舎で


しかも栄えてたのは京に首都があった時ぐらいなのにね〜


まぁ もしかしたらって思ったけど流石にないよねぇ〜?






まぁ 本編の怖い話に入っていくよぉ〜


これはね?お父さんが同僚に聞いた話を僕に話してくれたんだけど〜


あるところに田中( 偽名 )がいたらしいんだよねぇ〜


まぁ この田中には佐藤( 偽名 )っていう同僚の親友がいたらしいんだけど〜


この佐藤ってのが怖い目にあったんだって








「お〜い 佐藤 どうしたんだぁ?


 さっきから 向こうのほうしか見てないけど?」


「いや・・・・さっきから


 あそこにさ?


 こっちに向かってずっと手を振ってくれてる人がいるんだよねぇ」


「へぇ・・・・・」 見えないぞ?


「手 振り返してみるわ!」


”お〜〜い!!”


見えない・・・・やっぱり見えないな・・・・・






ーー1か月後ーー



「おい 佐藤はどうしたんだ?」


「あ 田中先輩 おはようございます!


 佐藤先輩ですか?いえ・・・


 僕は知りませんね・・・・


 すいません・・・・」


「そうか・・・・」




このあと 部長に聞いたら休みだって・・・・


どうしたんだろうな?




ーー更に1か月後ーー



「・・・・・・今日も佐藤は休みか・・・・」


「そうみたいですね・・・・・


 どうしたんですかね?」


「わからない・・・・


 今日 電話してみることにするわ・・・・」


「わかりました・・・


 事情を聞いてくださいね?」


「そりゃ もちろん聞くよ」





ーー電話中ーー




『もしもし?なぁ 佐藤?』


『・・・・・どうしたの?


 田中だよね?』


『あぁ そうだが・・・・


 最近どうしたんだ?』


『・・・わからない・・・・


 全く気力が出ないんだ・・・・』


『そうか・・・・・


 あ・・・そういえば』


『どうしたの?』


『前に言ってた手を振ってた人は誰だったの?』


『・・・・・それがわからないんだ

 

 でもね?・・・・・


 今も手を振ってくれてるんだ・・・・』


『そうか・・・・』


本当にどうしたんだ?




ーー2か月後ーー



「田中先輩・・・・来ないですね」


「あぁ そうだな・・・


 電話はしてるんだけどな・・・・」


「そうですか・・・・・


 また 進展があったら教えてください・・・・」


「あぁ・・・・」



しかし 後輩もすっかり仕事ができるようになったなぁ・・・・


前は全然できなかったのになぁ・・・・・


最近は俺もミスが多くなってきたしなぁ・・・・


あいつも俺のことなめてるような気がするんだよなぁ・・・




ーー電話中ーー


『・・・・でな? 最近後輩が俺のこと


 なめてるような気がするんだよなぁ・・・・』


『そうかぁ・・・・大変だなぁ・・・・・』


『おい? どうした?』


『いや・・・・こっちにおいでって・・・・


 おいでって・・・言ってるんだ


 行かなきゃ・・・向こうに行かなきゃ・・・・・』


『え?おい!!』 


グシャッと肉がつぶれる音が向こうから聞こえる


妙に 近くで聞こえる気がする


つぶれるくらいなら聞こえるはずもないのにな・・・・


おかしいな?・・・・






ーー三日後ーー


「先輩・・・・」


「あぁ わかってる・・・・


 俺もあんなことになるなんてな・・・・」


「警察の方も来ると思いますよ・・・・」


「あぁ・・・わかってる・・・・・


 一番 直近で話してたからな・・・・


 電話でだが・・・・」


「・・・・・がんばってください」




警察の取り調べはもう本当に過酷で・・・


日々 社畜な俺でも堪えるほどだった・・・・


今時あんな取り調べがあるなんてな・・・・・



「はぁ・・・・


 もう疲れたし寝るか・・・・・」


ん?なんだ?


目をこする・・・・


こすってもその影は消えなかった・・・・


その影は確実に手を振っている・・・・


俺は手を振ろうとして・・・・


疲れに負けて眠ってしまった・・・・・・・










どう? 怖かった?


じゃあねぇ〜〜〜〜〜






バイバ〜〜〜イ!!





( 'ω' )ノ フリフリ








































ここまでありがとうございました

よければブクマ 評価など宜しくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ