表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

時評 ネットの意味 情報の意味

作者: 芳賀匠

ネットが登場して以来、世の中は便利になり、あらゆる情報を知り尽くし、新たな娯楽が次々と生まれた。しかしそれでも争いは絶えなかった。世界を知り、統制するはずのネットが、新たな脅威へとなった。

人を精神的に傷つき、物事を制御され、ネットは、人、物自身を操られてしまう。いわば制御・洗脳兵器の材料となってしまった。


荒らし、迷惑行為、情報漏洩、殺害予告、誹謗中傷、そしてテロ・・・

全てはネットから生まれた。

情報管理社会は一体どこへと向かっているのか?

監視すべきか?ネットそのものを規制すべきか?


人の情報は、文字と音、映像によって動かしている。

ネットは決してパソコンやスマホのみの世界ではない。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、本、映画、思想に宗教・・・

映像と音と文字が分かれば、簡単に情報が伝わり、精神・文化的遺伝子ミームをコントロールすることが出来る。

つまり、娯楽的快楽が生まれても、どっちみちミーム汚染を回避する逃げ場はないのだ。

そして人はそれを信じ込んでしまい、簡単に裏切り、騙され、追い詰め、操ることが出来るのだ。




もう一度、何のためにネットがあるのか、何のために情報があるのか、考えてほしい。

ネットとは未来に残すためでもあり、過去を語るものでもあり、今を伝えるものである。

そして共にそれを分かち合う空間でもある。


それを使って面白いと思ったものを世に送り出し、世の中を面白くしようではないか。

ただ単に批判する肯定するだけではなく、利点と欠点双方を語らなくてはならない。

それがネットの在り方ではないだろうか。




ネットによるかく乱の暴走で、被害にわれた方、傷つけられた方にこの短文を捧げます。

もちろん、ネットは無くてはいけない存在です。

そのためにどうか、ネットを暴走に扱わないでほしいのと、それに加え、自由を奪わないでほしい。

ネットで人々を、世界を分かち合える世の中になることを祈る。




一部文章はゲーム「メタルギアソリッド」と一部ネットから引用したものである。


メタルギアソリッドにおける名言

「正しいかどうかではない。正しいと信じる、その想いこそが、未来へと創る」

「いいか、言葉を信じるな。言葉の持つ意味を信じるんだ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ