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異世界の最強冒険者  作者: 田原林
第1章 冒険の始まり編
1/3

1話 捨てられた神の子

小説の勉強をちょっとして、新しくこの小説を書きました。これからはこの小説を書いていこうと思っているので、よろしくお願いします。


それとまだ、直した方がいい点などあったら教えてください。

1話 捨てられた神の子


 僕は、捨てられた。神の住む天界から、異世界へと飛ばされて。異世界に飛ばされた理由は、大体分かっている。僕が15歳になっても神の力に目覚めなかったからだ。


 神の子供は、大体5歳から15歳の間に、神の力に目覚める。だけど稀に、僕みたいに15歳になっても力に目覚めず、異世界に捨てられる子供がいる。


 だけど、この世界はどんなところなんだろう。なんか見た感じは、自然ばっかりあるけど。


 僕は、草原に立っているみたいだ。場所は、以外と高い場所にあるみたいで、辺りが見渡せる。辺りを見渡してみると、町のような場所が見える。


 他に行くような場所は無さそうだしあそこへ行ってみるか。僕は町のような所へと足を進める。どんどんと近づくに連れて、町はとてもデカくなっていく。町の外側は石の壁で守られている。


 町に入るための門の前までやってくると、そこには、女の人がいた。


「ようこそ、冒険の町、イディグラへ」


 女の人は笑顔で、僕に言ってくる。僕はこの町がどういった町なのか聞くことにした。


「この町は、どういった町なんですか?」


 僕の質問に女の人はちょっと驚いた顔をしたが、笑顔で答えた。


「この町のことを知らずに来た人はあなたが初めてですよ。この町は、冒険の町と言われており、その名のとうり冒険をする町なのです。」


 女の人は微笑みながら話してくれた。僕がそのまま黙り込んでいると続けて話した。


「この門の上を見ていただけますか?」


 女の人の声を聞きながら、僕は上を向いた。僕の目には、とても大きな塔が見えた。


「あの塔はモンスターたちの住む、魔の塔と呼ばれる塔です。この町へは、あの塔のモンスターたちを倒して、最上層へと行こうとする冒険者たちが、来るのです」


 僕は、そこまで驚かなかった。モンスターなんていう言葉は、天界でよく聞いていたからだ。でも冒険者というのに興味が湧いた。


「それは、僕にでもなれるのでしょうか?」


 女の人はいきなりのことに、ぴくりと驚いたが、すぐに笑顔を取り戻して答えた。


「はい! あなたも冒険者になれますよ」


 僕は、嬉しくなって興奮してしまい、女の人の手を握って、ついハグをしてしまった。女の人は、笑顔でハグを返してくれた。


「冒険者になられるのでしたら、まずは装備が必要ですね」


「装備、ですか?」


「ええ、冒険者がモンスターと戦うために着ける、防具のことですね」


「防具ですか。でも僕、お金も何も持ってなくて」


「そのようですね。もしよかったら、これを使ってみませんか?」


 女の人が横にあった、ダンボール箱を持って僕に渡してきた。


「なんですか?」


「これはさっき商人の人が、置いていったものなんです。なんでも、価値のないおんぼろ装備だったみたいで」


 僕は、女の人の言葉より先にダンボール箱を開けていた。中にあったのは、所々傷が付いているが、とても頑丈そうな装備だった。


「本当に、これ貰っちゃってもいいんですか?」


「ええ、どうぞ。私が持っていても、ただのゴミですから。」


「ありがとうございます! さっそく着けてみたいんですが、手伝ってもらえませんか?」


 ダメもとで聞いてみると、女の人は手伝ってくれた。


「あの、お名前はなんて言うんですか?」


「私の名前は、ヘレスといいます」


「ヘレスさんって言うんですか。僕は、アヌスっていいます。僕がお金を貯めたら、このお礼にお食事に誘うんでその時まで、待ってもらえませんか」


「ええ、いいですよ。その代わり、その時は遠慮なくご馳走させてもらいますね」


 ヘレスさんは、とてもいい人ですごく優しくしてくれた。


「これで、装備は全て、付け終わりましたよ。これから大変だと思いますけど、頑張ってくださいね」


「はい! ヘレスさんに美味しいもの食べされられるように頑張ってきます! いろいろとやってもらっちゃって、本当にありがとうございました」


「あっ、ちょっと待ってください。この紙を持っていてください」


 ヘレスさんは紙切れを1枚渡してきた。疑問に思った僕は、我慢できずに聞いてしまった。


「何ですかこれは?」


「これはですね、冒険者のステータスや魔術師か剣士かを、勝手に判断してくれる、優れものの紙なんです。まずは、紙の真ん中を触ってみてください」


「えっと、こうですか?」


 触れたと同時に、紙が光りだした。5秒ほどして光が消えると紙に文字が書いてあった。


新米剣士

Level1


ステータス

剣技 40

断ち力 30

剣の速さ 1秒間に4切り

魔力 0

スキル・・・・

魔法・・・・

能力・・・・


「アヌスくんは、スキルと魔法、それに能力も取得できるみたいだね。この3つは冒険者として、とても大事なものだから、早く取得できるといいね」


僕は、訳が分からなかったが、返事を返して、ヘレスさんと分かれ、町へと入った。



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