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クライマックス1 星屑の海岸線

GM:クライマックスシーン:星屑の海岸線

アキバから6日たった朝、君達はようやくその海岸線へとたどり着くことが出来ました!

水平線を邪魔するものはなく、自然そのままの風景がそこにはありました。


ヴェラーノ:「そう、ここ!ここが見たかった海岸線!」

テオドア:「これが<星屑の海岸線>……」

白焚:「透き通っている……」


ヴェラーノ:「はぁ……このまま遊んでしまいたいけれど、まずはテントの設営からね!」

睡渦:もちろんゴソゴソします

睡渦:「…………」こうかな?それともこうか?

ソニア:「……っと、そうね。準備しなくちゃ」


ヴェラーノ:「テオドアさんと白焚さんはキャンプの設営をお願いできるかしら」

ヴェラーノ:「場所はー。えっと、あの丘の上がよさそう!」

テオドア:「そうだな、ぱぱっと終わらせるか」

白焚:「うむ。」

ヴェラーノ:「私は近くで木の枝とか拾ってくるね。お料理もしたいし!」

ソニア:「手伝うわ、どうせ私には力仕事は無理だし」

ヴェラーノ:「アリガト。じゃああっちの方をお願いー」


睡渦:気づいたらみんな丘の上、急いで向かいます

睡渦:「しまった熱中してしまった」

ソニア:「あなたの悪い癖ね、あなたも木の枝拾うの手伝って」

睡渦:「すまんすまん手伝うよ」

テオドア:「白焚、足元に気をつけるんだぞー」

白焚:「あぁ、もう転ばんさ」


GM:そうして、君達は思い思いの作業をしはじめました。海岸線にはエネミーの一匹も見当たらなく、平和に過ごすことができるようです。

GM:そう、この海岸線には君達の声と風が通る音、さざなみの音しか聞こえないのです。

GM:-----30分後。いつも通りのテント、いや、それよりかは立派に見えるテントが出来上がりました。

GM:テントの横には昨日の村から買ってきた食材の箱、そしてパチパチと火花が上がる暖炉


ヴェラーノ:「ふぅ……下ごしらえはこんな感じかな。あとは少し寝かせるとしてー」

睡渦:「いい手際だ」

ヴェラーノ:「それじゃーヴェラーノ一番乗りっ!いっきまーす!」

ヴェラーノ:水中眼鏡チャキン!片手に深海のモンスター図鑑装備!


睡渦:まさか、水着回!?

テオドア:ガタッ

ヴェラーノ:水着は無いけど、[深海]ついてるからきっと大丈夫なはずだ!

ソニア:水棲タグw

ヴェラーノ:そうでなかったら、水着姿を想像してくださいませw

睡渦:ちょっと妄想してくる(



ヴェラーノ:「いやっほーーーーーーーう!」ザパーン

ヴェラーノ:ぷかぁ……

ソニア:「うーん、水棲の魔法か水着を準備しておけばよかったかしら……」

睡渦:え?浮いて?

GM:水中のものを見ているのか、そのままあまり動かなくなりました。

睡渦:「あれ、だいじょうぶだよな?」

睡渦:僕もゴソゴソしつつ気にかけてます

ソニア:「うーん、ちょっと様子見てくる」


ヴェラーノ:「(……やっぱり。魚一匹も居ない。)」

ソニア:「ほら、どうしたのよ」背中とんとん

ヴェラーノ:「きゃぁ!? 」

GM:エルボーが当たった感じで引きづりこんでしまいました。

ソニア:「うわ、ちょ!?」ザッバーン

白焚:「元気だな……」 丘のテント近くで眺めている。

テオドア:「ははは、楽しそう(?)でなにより」同じくテント近くで


白焚:しまった、《バグズライト》ではなく《ウォーターブリージング》要件か……orz

白焚:すまん、泳ぎアシストはないんだ……

睡渦:このシーンだけで中の人は大満足です(悦

GM:それはなにより。最後の癒しデスカラ……


GM:あ、ううん。なんでもないのよ?

睡渦:こいよ!シリアス来いよ!

ソニア:おや、不穏な空気が……?

テオドア:ざわ……


GM:……とまぁ、そんな感じではしゃいだり眺めていたりしている間に、夕暮れへと移りました。


ソニア:「へっくし!」

ヴェラーノ:「あはは、ごめんごめん!体冷やしちゃったかな?」

睡渦:「大丈夫か?ほらタオル」

ソニア:「たぶん大丈夫よ……。ん、ありがとう」 タオル巻き巻き

睡渦:庇護設定をほんわか出しておきますね(忘れてたわけじゃないぞ!


白焚:「《バグズライト》ここら辺は光で誘き寄る奴も居なさそうだ……?」 テント付近にあのふわふわした奴を召喚。

ソニア:「あなたたちは、遊ばなくてよかったのかしら?」

睡渦:「僕は大丈夫かな、いい創作ができた」

ヴェラーノ:「ん、どんなのができたの?見せて見せてー?」

睡渦:これだよ つ星屑のペンダント


睡渦:「なかなか表現が難しかった」

白焚:「いい出来だ…」

テオドア:「素敵じゃないか」

ソニア:「すごいじゃない、これを作っていたのね」

ヴェラーノ:「……わぁ。その真ん中にあしらっているの、この地域の特産品じゃないかしら?」

ヴェラーノ:「<星屑の珊瑚>っていってね、この海岸線でしかとれないアイテムなのよ」

テオドア:「あの農夫の土産にとっておかないとな」

白焚:「そうだな」


ヴェラーノ:「よく見つけられたわねー。私の頃は見つけるだけでも一苦労だったのに」

睡渦:「きれいなものには目がなくってね☆」

ソニア:「やれやれ、よく回る口だこと」

ヴェラーノ:「よーし!ご飯できたから皆で食べようか!海産物が多かったから、パエリアを作ってみたの!」


GM:パエリアも平らげて、夕暮れはやがて沈む。そうして夜の月が出てきました。

GM:今日は綺麗なまんまるの。黄色い満月が顔を出しています。

一同:満月……

GM:そう、満月♪


テオドア:「綺麗な満月だな」

テオドア:「(……満月?そういえばどこかで)」

ヴェラーノ:「……そう。満月、か。」

ヴェラーノ:「……。」月を確認した彼女は、何かを探すように辺りを見回しています。

睡渦:「どうした?ヴェラーノ」

GM:そして、ある一点を見て。そのまま動かなくなりました。

GM:彼女の視線は、先程睡渦さんが作ったペンダントに向いていました。

GM:見ると、淡く黄色く光っているのではありませんか。


白焚:「ほう、更に綺麗になってきたな。」

睡渦:「練金なんてかじった覚えなかったんだけどな・・・。何が起こってるんだ?」

ヴェラーノ:「……そっか。」

ヴェラーノ:「えとね。皆にその伝承の続きを教えてあげる。私、知っていたの。」



GM:なんでも、ある月の晩には珊瑚が淡く煌いて、同時によからぬ類も引き寄せるという

大地人の村では災害として伝わる伝承。魚顔だとか、帽子を被った鳥だとか。はたまた人間の輩か

そのような類が海岸線に現れたとき、村は大変な被害を受けたそうだ。

それは、星屑の海岸線。いや、


GM:月夜の防衛戦と呼ばれた、昔の期間限定イベントだったそうだ。



ヴェラーノ:「……。やっぱり、このイベントも残っていたのね。」

白焚:「この世界ではイベントも度々確認されている。もしや……」

睡渦:「なるほど、クエストのトリガ引いちゃったわけね」(あくまでも偶然だったんだ程度の感じで

ヴェラーノ:「……偶然じゃない。」と小声で呟きます。その声は風に消えて聞こえない。


GM:いや、風が運んできたものはそればかりではない

GM:例えば、丘の下の茂み。例えば、砂浜に佇む黒い影

GM:そこかしこから、足音や鳴き声が聞こえてくるようだ。



白焚:「む、《バグズライト》広域を照らせ!」 重ねて照明妖精を召喚し、辺りを照らさせる。

ヴェラーノ:「ごめん!皆には後で謝るけど、まずはなんとかしないと!」

睡渦:「謝る?なんのこっちゃ、とりあえずクエストクリアと行きますか!!」

テオドア:「そうだぞ、イベントはクリアしてなんぼだ。気にするな!」


ヴェラーノ:「……ほら!早くっ!! 早くしないと夜が明けちゃうの!」

ソニア:「前に言ったはずよ。ここにいる仲間に謝る必要はないって」

睡渦:「なんか知ってるふうだな、、気になるがまずはクリアしちゃおうか」

ヴェラーノ:「……じゃあ付き合って!私の、最後の呪縛を振りほどくために!」

ヴェラーノ:「先に言っておく。ありがとうっ!」

GM:そういうと、ギターを担いで、テントから出て行ってしまいました。


ソニア:「さてと、私たちも行くけど準備はいいかしら」後ろを振り向く

テオドア:「あたりまえだ、任せとけ!」

睡渦:「さーてクライマックスかな!」


彼らが挑むのは月夜の防衛線。

信頼できる仲間とともに、いざ戦場へ!


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