quest3 connect~接続~
寒い日が続きますので皆さんも温かくインフルエンザにご注意を。
さあてやっとゲームに入ろうかというところです。
では、どうぞ!
午後6:45
――さて準備しますか――
うちに帰った俺はブレインギアをインターネット回線につなぐ準備をした。
接続方法はいたって簡単。
有線LANのアダプターLANケーブルを差し込むだけ。
カチッ
新にはああ言った俺だが少し楽しみでもある。
「何年振りだろうか。いやそこまでたっていないか。
数ヶ月かもしれない。」
どんなだろうな。
準備を終えた俺は早速楽な体制をとり電源ボタンを押す。
そして、いま始まる。
「connect on!!(接続開始)」
____________サンシア地方
目を開くといくつもの線が重なりあって1つの線に成り変わる。
そのトンネルのような場所を抜けるとVRMMOの世界だ。
「幻想世界の構築」である。
「こんにちは!」
振り替えると電波少女のような小さな可愛らしい女の子が立っていた。身長は小さめ。全身を白衣で覆っていて、
下は黒のショートパンツ。
中学校一年生くらいかな?
髪は黒色ってことは、日本人、かな?
ま、でもサーバーは日本なわけだし。
ショートカットで、すこし幼い感じがしてるけど、
なんか必死に白衣着て大人っぽくしてるところが可愛いかも。
ここで「ハアハア、白衣コス。いろんなもの着せかえして
写真でもとりたいッス」
という変態さんではない。
――設定の案内人か?――
「私はアリス!ここでは、いくつかの設定をしてもらうわ
お兄さん、何歳?彼女とかいる?いや、ごめんいるわけないね。
この設定が終わるまではゲームをプレイすることはできないから。」
――AIのくせにうるさいガキ――
「お前に関係ないだろはやくしてくれよ。急に何?」
――とんだガキだよ悪女だよ。なんなんだよ。この女の子ギャップ半端ないよ。
「じゃあまず1つ目は、
「無視か。」
名前などの身元登録をお願い。あ、別に襲おうとか家に入ろうとか、その時彼女と鉢合わせになってドロドロ三角関係、あげくの果てには恨み妬みそうして…」
「被害妄想もいい加減にしろ!登録は?。ったく。」
「あ、そうだった。」
とんだ、天然妄想キャラである。
「次に職業を設定してもらうわ。まずは5つの基本職業について説明するからよーくきいとくように。その前に能力詳細について。
能力は、パラメーターという値が主になるわ。
1strength(力)以後str
2defense(防御)def
3agility(素早さ)agi
4technique(技術)tec
5fortune(加護)for
6???(???)
「おい、この???は?」
「それは、本製品を買ったときに明らかになるわ。
製品版で楽しんで。まずは戦士です。soldier(戦士)は力、防御に優れていて守り役から戦闘までバランスよくできるわ。でも素早さは低いから攻撃は後手に回る場合が多いわ。」
「次はmartial(武道家)」
この職業は力と素早さに優れていて攻撃特化型の職業。
でも防御は弱いから気をつけて。」
「つぎはpriest(僧侶)」
こっちは、技術と加護はピカイチ!回復、補助魔法や呪術などで味方を勢いづかせるわ。でも力と防御は弱めだから後方支援が主ね。
「最後はmagician(魔法使い)素早さと技術は優れていて、多数のモンスターがいるときの強さはナンバーワンよ!攻撃魔法や、補助魔法がメインね。防御と力はpriest同様弱めだから後方から攻撃ね。」
あと一つだけあるんだけど。必要ないか。
「聞かせてくれ!」
「いいわ。最後はlefer(自由)私もよくわかってないけど、誰も選ぼうとはしないわ。わけわかんないもん。」
「例えばどこかが?」
「すべてよ。ただひとつ言えるのは,
上4つのようにパラメーターが優先的に上げられるものと下げられるものすべてが自動割り振りされるらしいわ。
leferの意味は決定を委ねる。文字通り運任せってことね。」
――おもしろい。どうせすぐやめるゲームだ。なんなら一番面白そうな職業を選んだ方が楽しめるだろう。――
「っで、何にするの!」
「もちろん、leferで!」
「ふっ、おもしろい人。」
「最後の説明よ。
最後に『skill』(特技)の説明よ。」
最初のスキルはみんないくつか持ってる。種類は無数にあると言われていて、数えきれないわ。
でもそのスキルはレベルが上がることがあるし上げれるのよ!
そして派生することもある。
突然スキルを手にいれることもある。でもその入手方法は不明!
ほんとにそのプレイヤーのプレー次第と言っても過言では無いわ。
だからまあ頑張ってちょうだい。武器や防具、スキルにはレア度も存在するらしいから使ってみてのお楽しみよ。
お金は最初みんな10000ガルド持ってる。
まあそっちの世界の一円=1ガルドと考えてもらって結構よ
初心者には体力と魔力ポーション(小)が5つずつ配られる。
わかってるとおもうけど体力はHP魔力はMPよ。
当然HPが0になればデスペナルティで経験値減少とお金も2割落とす。アイテムランダムでなくなるから注意して!
最後にこの時計、セットしてて!
この時計は、もちろん時計としての役割もあるけど
マップや道具整理するためのコマンドを出すことができるわ!
以上よ。じゃあ、がんばってね。
これからすごく揺れるけどがんば!ばいばーい!
そして地震のような揺れで視界は真っ暗になった。
____________
「っつ、頭がクラクラする。やっぱりこの映像酔いも起こるわけか。最近やってなかったしな。」
「ここがGQOの世界か」
見るとそこにはもうひとつの世界がひろがっていた。
大通りの右側には酒場、宿屋、武器や防具屋など
左側には市場で、たくさんの人たちが、群がっていた。
「おばちゃん、その服1500ガルドで売ってくれ。」
「いやいや、ならこっちは2500ガルドだ。」
市場は競りで盛り上がり活気で溢れている。
中央の奥にそびえ立つ大きな建物あれがクエスト本部だろうか。
そして康は一人笑みをこらえきれなかった。
――戻ってきた――
「さあ新と合流するか。」
To be continued
一応プロローグは終わりです。
次回から本編です
どれくらいの長さになるか分かりませんが、
頑張って最後まで書いてやろうと思います。
Taxさんいきなりの感想ありがとうごさいます!
つづけられるように精一杯やります!
皆さんも感想どんどんお願いします!