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Grand Quest Online (仮)  作者: プードル
GQOの世界~本サービス開始編~
26/32

quest25 a spat is the evidence they get along with each other ~ケンカするほど仲がいい??~

短めです。


すいません。遅くなりました。


あと1週間ほど、この状態が続きます。


8月7からは、通常連載再開します。3日~4日ペースです。


緊急の連絡または、連載情報は活動報告でもしてます。


ぜひ、ご覧下さい!!

サンシア地方    翌日       



俺たちは、タワーダンジョン”スフィーダ”の前に集まった。


シンが先陣を切ろうとする。

「コウ、全員そろったし、じゃあ、入るぞ!!」


「シン、まあ落ち着け。まずは回復アイテムの補充してないだろう??

みんな、βテストのデータ読み込んでいるはずだから前戦闘を終えたときのままになってるはず。」



「あ、体力ポーションなかった。」


賛同するように3人も答える。


「私達も・・・ないや。」


決まりだな。まずは、みんなで市場いくか。



そうして俺たちは、市場へと移動した。







サンシア地方    市場   14:00





「今日は、しかしいい天気だな~。」

シンがそういうと、




「いや、いつも同じでしょ!!」

ルッコから素早いツッコミ。


そんな会話をしながら、市場を散策する一行。



「あ、なんかおもしろそうなのががあるネ。」



「本当だ~。ねね、ちょっとアルとみてきていい??」



俺は答える。

「いいんじゃないか??」


そうすると二人は真っ昼間から飛び出していった。


ーーーーーーあいつら、本当にスフィーダにいく気あるのか






取り残された、3人は、本来のアイテムを手に入れるべく、アイテム商店をめざす。




「あ、コウちょっと用思い出したわ。行ってくる。」



「ちょ、お、おい!!」



俺が止めるのも聞かず、突然走り出した。

と、その先には美女。



ーーーーーーなるほどな。

あいつは、年上女性が好みか。


そう考えていると、

「お姉さ~ん。好きで~す。」





「もう放っておこう。」


そして、ついに2人になった俺とナギ。


ーーーーーーなんか気まずい・・・しかもまだ一言もしゃべってない・・・

もしかして、こいつも屋台のほうに行きたかったのか??






ーーーーーーなんで3人ともどこか行っちゃうの~??

私、まだこの人苦手なのに・・・胸触ったし、私を女だと思ってなかったし。

でも、この状況はなにか話さないと。あ、アイテム商店見える!!



「な、なあ!!」

「ね、ねえ!!」



ーーーーーーなんで同時なんだよ。意味わからん。急にしゃべりだしてこっちがびっくりするわ。



「どうした??」


「目当ての商店あれじゃない??」


そういってナギが指さしながら商店の方向を差す。



「ああ。本当だ。いくか。」


「なあ、もしかしてナギも屋台いきたかったのか??」



「い、行きたかったけど・・・私のせいでフィールドダンジョンじゃなくて、

スフィーダのほうに行くことになっちゃったから。わがままかなって。」



クス




「な、なんで笑うの!?」


「いや、そんなこと思ってたのか。重く考えすぎだなっと思ってな。」


「そんなに遠慮してプレイしてて楽しいか??」


「いや、でも私はみんなとプレイできるだけでも幸せだよ??」


「変なやつだな。」








そうこうしているうちにシンたちが帰ってきた。


「お~すただいま~。」

「ただいま~」



シンは・・・また連敗か。こいつ記録更新中だな。


アルとルッコはなんか買ってるな。



「アルとルッコはなに買ったんだ??」


「タラ焼き!!」



「タラ焼き??」



「なんか、たい焼きみたいな感じ、シン食べてみて??」



そういわれた、シンはタラ焼きをパクリ。



「ん~△○※×□☆~!!」




「これ、すごくおいしくないネ。」



ーーーーーー食べなくてよかった。


そう思った。








シンがトイレから帰ってこないのを確認したコウたちは、

アイテムを補充する。





「ナギ。カインズが言ってたことだけど、もう一度説明する。」


「うん。」



「体力ポーションは自動、魔力ポーションは、手動だ。別に手動でもできるけどな。」



「わかった。」



「戦闘は、カインズも言ってるけど、見るよりは、明らかに自分でやったほうが理解できるし、上達も早い。




「うん。」



「前言った、ギルドっていうのは、カメラートだな。

集団に入れる。同志みたいなものだ。」


「フレンドがメイトってことだ。どこにいるかとか、ゲームにinしているかしてないかどうかわかる。まあつながりは、あるってことだな。

ナギはMMORPGは、初めてってことだから覚えとけよ。」



「うん。」



「あとは、装備・・・は今は、どうしようもないか。


熟練度があるけど、簡単に言うと慣れだな、」


と言いかけたところで、ナギを見ると頭から湯気が出ていた。



「あーすまん。一気に言い過ぎた。」


「そうだよコウ。ナギちゃん疲れちゃうから。」



とそのタイミングでシンが帰ってきた。


アルがいち早く気づき声をかける。


「お帰りシン!!」


「あ~。ただいま腹が痛い。ゲーム内なのに。」


笑いながらシンにつっこむルッコ。

「まあ、毒状態なんじゃない??」




「ひどいよ~ルッコちゃ~ん」

みんなの間で笑いが起こった。


「よし、いくか。」


俺たちは移動した。










15:00                         スフィーダ前




「なんか、想像よりも大きいかも・・・」


ルッコが弱気な発言をする。



「大丈夫だって!!ルッコちゃん。俺たちは、βテストの時修行してるんだからさ。」


「心配することないネ。」



「ってか、それは、ナギの言葉じゃないか??」


「そ、そうだよ・・・ルッコ!!」


「あはは~!ごめんごめん。じゃ、私たちでフォローしないとね!!」





「じゃあ、パーティ招待するから承諾して入ってきてくれ。」


そういってコウは、パーティを招待する。


「シンまだ、治らないか??」


「ああ、これ以上ない腹痛はらいたの現実を目の当たりにしてるわ・・・」


「もう、スフィーダ入るから、これ使え。」


「なんだこれ??」


「まあ、飲んでみりゃわかる。」


そういってシンはコウからビンを受け取り、それを一気飲みした。


すると、どうだろうか。あれだけ顔色の悪かったシンがみるみるうちに

回復している。


「おお~コウ。これすごいな!!max全開だぜ!!」


「ルールドモンスター倒した時のドロップアイテムだ。」


「効果は解毒だったらしいな。」


「んま、効いてよかった、よかった。よっしゃ、じゃ~スフィーダいくぞ!!」


「本当に、シンってお調子ものね。」


「まあ、よく言えば、ムードメーカーネ。」


「そうだね。」


「入るぞ!!」



コウたちは、大きな扉を開けていく。


ギ~。


扉を開けると広がるのは、遺跡を連想させる、いくつもの柱に支えられた


ダンジョン構成。すこし痛んでいる場所がいくつか見られ、文明が発展していたことを示す、銅像があるが、これも一部が破損している。


「なんかエジプトみたいだな!!」


「その意見には同意ね。ピラミッドの中にいるみたい。銅像や建築構造をみてもすごく似てる。」


「中国の墓場にも似たようなものがあるネ。」


「あ~古墳みたいなものか??」


「そうネ。」


「うわ~すごい。なんか歴史感じるね。」




「じゃ、まずは、あたり見回ってみるか。」


少し進むと、穴があり、分かれ道になっているのがわかる。


看板が真ん中におかれており、その看板には、


『左回り順路・・・こちらはモンスター出現に加え、

トラップもあるダンジョンです。

ダンジョン経験をされたい方はこちらがおすすめです。』



『右回り順路・・・こちらはモンスターが少し強力なダンジョンです。

モンスター討伐をされたい方、経験値稼ぎは、こちらがおすすめです。』


『※どちらも最終的には、同じ順路になり道は結合します。』




「こっちからい・・・」


「こっちの方から・・・」


「なんで時計回りなんだよ。ナギ。」


「なんで反時計回りなの。コウ。」


「俺の理由は、シンプルだ。まずは、ふつう人は反時計回りなんだよ。

スーパーマーケットもお化け屋敷だって反時計回りだろ??人類の原理なんだよ!!」


「私の理由も簡単。今日は、経験値を稼ぎに来たんだからおすすめな時計回りに行くのが筋なはずでしょ??当然の理由よ!!」


「経験値っていう点なら、こっちでも稼ぐことはできる。

しかも、ダンジョンの肝でもあるトラップについてのいろはも経験できる。

より、実践的な経験もできる。」




二人が言い争をする中、ルッコは問う。

「ねえ、シン。アル??コウとナギって仲良し??」


「はい。仲良しですね・・・」


「とっても仲良しネ。」


「だよね~。これはかなりよね。」




「はあ~!?そこまで言うなら、お前は、時計回りで行けよ。俺は反時計回りで行く。」



「そうですねっ!!私は、時計回りでいかせてもらいます!!

コウのバカ!!」


「うるせえ。仮面女。」


そういわれたナギは仮面からでもわかるほど悲しんで見えた。


「す、すま・・・」


そういいかけた言葉は、空を切り、空気に溶けていった。



ナギは右回り順路のほうへと走って行ってしまった。


「あ、ちょっと待ってナギ!!」

ルッコが引き留めようとするが止まろうとしないをみると、


「コウのアホ。ナギが気にしてること言っちゃダメじゃない!!


配慮が足りないわ!!

ナギ、今はいっぱいいっぱいだから、コウは別行動。

今は、二手に別れて。コウは、左回り順路から行って。

ひとりじゃあれだからアル!!ついて行って!!

シンと私で、ナギを追いかけるわ!!」


「え、ルッコちゃん??なんで俺??」


「簡単よ。あんたは緊急事態時のおとりよ!!」


「えー!!それはおかしいって。maxひどい!!俺は、コウと・・・」


ボフっ。


強烈な一撃とともにシンを引きずる、ルッコ。

「いいから・・・早く来なさい。」



「ばい。(はい)」


「じゃあ、あとで合流ね。」




「アル、いくぞ・・・」






タワーダンジョン”スフィーダ”に入ったかと思えば、この惨事・・・


このあとどうなるのか??


またお会いしましょう!!



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