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Grand Quest Online (仮)  作者: プードル
ブロローグ~日常編~
2/32

quest2 winning~当選~

最近はすごく寒いですね!


でも小説は、頭にあるうちにどんどん進めます。短めを多く書きたいと思ってるので。


ではどうぞ!


__コウさんこんにちは!この前教えてもらったクエストクリアしたよ。コウさんがモンスターの場所とか教えてくれたから楽にできた。__

__おぉーコウじゃねーか。きいてくれお前が言ってたアイテムが手にはいったぞ。ありがとな。




かつての俺は友達ができなかった、

いなかったわけではなかった。

度重なる転勤でやっと出来た友達と

ようやく仲良くなってきたというタイミングでいつも転勤。

いつからか友達を作るのを面倒くさがり嫌いになっていた。

極めつけはゲームのし過ぎによる視力の低下

上の二つの理由からメガネを着用するようになっていた。

クラスの人からは暗いや地味と罵られるようになった。

そんな俺がが孤独になるのも時間の問題だった。



親の転勤が海外になり、ついていっていた時期もあったが、

祖父母の家に住むことになった。

やっと腰を据えて友達を作ろうと思ったことがあったが、

周りにはもう見えないグループができていて、

最初の3日だけチヤホヤされたあとはほったらかし

という始末だった。


家のなかで生活するようになった俺が夢中になったのがVRMMOの世界。そして長年の経験と知識からどのゲームのVRMMOにとっても俺はクエスター。コウとして頼られたり憧れたりされていた。



現実世界では何も出来なかった俺は頼られたり憧れたりすることが別に嫌いなわけではなかった。


でも


――コウ俺達と冒険いかねえ?

待って!私達が先だったのよ。

待て待て!俺様たちだ!――

いつからか道具のような扱いになってきた俺はだが、また現実世界の生活を繰り返すのは御免だった俺は嫌々ながらも協力、活躍をした。

しかし――おい、どうなってるんだコウ。話が違うぞ。

アイテム出ねえじゃねえか。あぁ~?舐めてんのか?

お前連れていった意味ねえじゃねえか。全く。

おい、いくぞ!てめえら。――


道具としての価値も失った俺はVRMMOもやめざるをえなかった。




――こぅ、こぅ、こう、こう、こう!康!――



――うーーん、誰?――


「康!康!、起きろ!康!」


――久々に嫌な夢をみた。――

俺は欠伸しながら答える。

「ふわーんわ、なんだよ。新か。」

「なんだよ。新か、じゃねえよ。

珍しいなお前が居眠りなんて?」

「そうか?俺だって眠いときぐらいあるよ」


でも俺はこいつと出会った。

福嶋新と。


__________数週間前

時は過ぎて祖父母に無理を言って独り暮らしまでさせてもらい、

ようやく再スタートをきろうとした櫻井高校入学式。

桜が吹雪いていた木のそばのクラス発表の掲示板で

3組のクラスに番号があった俺に

後ろから話しかけてきたのが始まりだった。


「おっ?見かけない顔だな!引っ越してきたな?

俺は福嶋新(ふくしまあらた)

お前3組だろ?名前は?」


今度こそはと思った俺だが、人に話しかけられるのが

久しぶり過ぎたというのが正直な気持ちだった。


「か、勝守、、康…(かつもりこう)」


「かつもりこう…な!わかった!コウって呼ぶからな!


おれの名前はうーんARATAとでもよんでくれ。」


「あらた…」


「暗いよ!笑お前知ってる?ここは学校七草がゆがあってな!」


「七不思議だろ?」


「ああ、そうだった。すまん、つい食べ物に。」


久々の会話とバカすぎるARATAで、つい笑ってしまった。


ププ、ははは。


「なんだ、笑えんじゃん!お前その方がいいって!」


こうして、友達と呼べるかわからない関係が

出来上がったのである


というのがつい先日のこと。


(あらた)は人との付きあいが豊富だった。


新といっしょにいたこともあって、周りのクラスメートとも

仲良くなれた。


でも一番仲良くなったのは、やっぱり新だった。

中学校時代の話で剣道をやっていたことを明かすと


「えっ、マジ?俺も俺も!

うぉ~マジか。剣道してるやついた!

最近サッカーとか野球の部活動に入るやつ多くて、

何かと、剣道って言ってもあの、汗臭い胴着を連想するやつが

多くて批判浴びるのがオチ立ったんだよな~

あの胴着は武道の誇りだってのにな!」


などと話していたのがちょっとまえのこと。


__________

それより、

新は急いでいる。そうか、今日は当選発表の日だった。

「それより、早くしねえと行列できるだろうが!」

聞いてないぞ…なぜ俺が。

「は?いや俺いく必要ない。」

新が康俺をがっしりと掴み連れていく。

「いや、当選したらブレインギアもらわなきゃならねえんだよ。こい!」

「んな勝手な。」



――ブレインギアというのはゲームをする際に必要な機器のこと。

ヘッドフォンの大きいバージョンと考えてもらった方がいい。


新がつれていくのは近所の大きなゲーム屋gamate(ゲーメイト)

そこで当選者の番号券とブレインギアを引き換えるのである――





__________ゲーメイトにて


「えー、ではいまからブレインギアの当選番号の発表します。


えー、当選者の方隣の引換コーナーまで~おこし~ください。」

店員が当選番号のかかれた紙をを貼り出している。


――なんか受験思い出すな。――


周りからは


当たってねえよ。うわー!


やった、当たってる。


ぼ、ボクの異世界ハアハアライフが~~


一人一人一喜一憂していた。


――最後の人多分ゲームの趣旨間違えてないか――


新が番号確認にいった。

俺も付いていくと、



「番号は157685え、六桁かよ。十万人ってドンだけだよ…

当たってるわけない…



うぉーやっほー当たってるーー

んで康は?」


「当たって…る。」

「嘘だろ?十万人のなかの千人だぞ。その中の二人って

神。俺たち神だ。すごいな確率。



「今日の夜7:00から開始らしいがこうしちゃいられねえ!

康!じゃあ、中央にある広場で待ち合わせな。じゃあな!」

そう伝えた新は矢のようなスピードで家へと帰っていった。

「お、おい、俺は行かない!待てって。

早っ。」


――ふざけんなよ。でも…――



「まあ一回だけ付き合ってやるか。」

そう考えた俺は一度だけGQOをやることを決めた。






To be continued



なかなか進まない。


苦難ですね。


ても頑張ります。次回もまた!

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