私音楽2何だけど……音痴って直せる?
溺れそうになった燈を、地上へとすくい上げた。
すくい上げたのは、ユニコーンではなく
【人魚】だった。
人魚は、燈の頬を容赦なくビンタした
水を飲み込んでいる
燈は、ビンタに気づかない
その人魚は、燈を起こそうと、ハープを弾いて、ハミングを歌う。
美しいメロディーで、燈は飲み込んでいた水を吐き出し、やっと目が覚めた。
「はぁ…はぁ…なんで、私溺れないといけないの、あ!水やばい、スマホ!」
燈はスマホの電源を付けようとしたが、濡れてる状態で付けるのは、確か壊れるんだよなと、判断して、とりあえず乾かそうと、そばに置く。
「私の事より、その機械がいいのね…」
「そりゃそうだ、って誰?!」
「さっきはラムネありがとう♡」
「え!?ユニコーンなの?は?え?人魚?!」
「正解♩人魚です♡ユニコーンは、貴方が勝手に見てた幻♡」
「へ?どゆこと?」
「あなた馬を描いたでしょ?」
「確かに描いてたけど」
「あなたの能力ってこと!」
「へ!?絵が現実に動かせれるって事!?」
「正解♩」
「何それすごい!ファンタジー!ってゆうか、未来の道具?!」
「それは言っちゃダーメ!」
「あ、はい、すいません。」
「ラムネ美味しかったから、また持ってきてくれる?」
「めんどいけど、いいよ、助けてくれたお礼に」
「私、ルミナ、あなたは?」
「燈」
「よろしくね、燈、あ、これあげる、さっき結んでたゴム取れちゃったよね?」
はいっと渡されたのは、人魚の鱗がワンポイントの、ヘアゴムだった。
「私の手作りなの♩」
「可愛い、ありがとう」
髪の毛が濡れてるし、今は無理かとりあえず、声の玉、どーしよ、今日も泣き落としは、通じないか、うーん、あ!目の前にいるじゃん、使えそうなの
燈は、ルミナを見てニヤリとする
「さっきの歌声さ、めちゃ美しくて癒された!」
「え?本当?嬉しい♡」
「私さ、声の玉を天照大御神に取られて、ここでだけの条件付きで、返してもらってるんだけど、もう取られたくないのよね、なんかいい方法ある?」
「あるわよ♡私の歌声を、深呼吸しながら、聞いてみて、声の玉に、強力な守りを付けるから」
「OK深呼吸ね」
「でもね、これも条件付き、自分で守りが出来るようになるのをコントロールする方法を学ばないと維持できない。」
「その方法は??」
燈はゴクリ吐息を飲んだ。
「歌を歌うことよ♩」
おわた……




