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平和だった地球はモンスターで溢れかえってます?!〜世界で1番強い魔道具王が安全なチュートリアルダンジョンを作ります!〜  作者: 苺姫 木苺


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昔住んでいた村



3人で喋りながら歩いていると見慣れた所に着いた。

ここは昔に両親と千景と僕が住んでいた村だ……モンスターに荒らされたのが、家屋がボロボロで崩れている。

「兄さん、ここって」

「うん。僕達が住んでいた村だよ」



僕は村で住んでいた家の所に行くと家の壁に疫病神や邪魔者、悪魔と書かれていた。

モンスターに荒らされているのもあるし、経年劣化もあって昔の家はボロボロになっている。



でも、それだけではなくって人間に壊されたような形跡もあった。

ボソッと「はっ、僕らが悪魔だって?お前らがだろ」と呟いた。



「君もそのような事言うんだな」

「僕だって言う時は言いますよ。まあ、弟の前では言わないよう気をつけてはいますけど」

千景の頭を撫でながら心の中で村人達の悪口を言った。



「これって、何て書いてあるの?」

「千景は頭が良いから何となく悪口が書かれているのが分かると思うけど、気にしなくていいよ。この意味を知るのはもうちょい後でいい。分かったね?」と言い聞かせると、千景は素直に「うん。分かった」と返事をしてくれた。



一応人がいないか村の中を見て回ったが、人は誰もいなかった。



そうこうしていると夕方になり始めたので開けた所で、僕は魔道具の家を通常の大きさにした。

「千景、僕少しだけモンスター退治に行ってくるから間宮さんと家の中で待っててくれる?」

「うん!行ってらっしゃい」



「嫌で無ければ俺も着いて行ってもいいか?」と間宮さんが聞いてきたので了承をした。




結界のスキルを解いて森を歩いていると早速モンスターに出くわした。今目の前にいるのは豚みたいなモンスターだ。普通の豚と違うのは足が6本あり頭に角が生えている。



このモンスターは豚肉みたいな味がするのでよく料理に使っている。大変美味なのだ!こいつらがいるおかげで僕らはお肉が食べられるってわけ。



風魔法を使って首を切り落とした。



「No.0なだけあって強いな」

「僕がどれくらい強いのかは僕自身あんま実感無いんですけどね。あ、そういえば間宮さんはどうして血まみれで倒れていたんですか?」

弟の前だと詳しく聞けなかったので今だと思い聞いてみた。



「チームを組んでいた仲間に裏切られモンスターに襲われああなってしまったんだ」

え?すごい重い話をあっけらかんと話してるけど、そんな簡単にスラッと出てくるもの??



「仲間といってもそんなに親しくはないから安心してくれ。国からの要請でチームになっただけだからな」

「あ、そうなんですね」

でも、なんで間宮さんは裏切られたんだろう?少ししか一緒にいないけど、間宮さんとても良い人だから恨まれそうもないのに。



次々と現れるモンスターを風魔法でスッパンスッパン首を切り落としていった。



「風魔法しか使わないのには理由があるのか?」

「んー、素材が傷つきにくいのと返り血が浴びにくいからですかね」

胸ポケットからモンスター入れる専用のアイテムボックスが付与されているブレスレットを取り出して、手首にはめてモンスターをしまった。



モンスター退治を始めて2時間程たったので家に帰ることにした。



家に帰ると千景が僕が作り置きしといた料理を、温めてすぐ食べれるように準備していてくれた。



「モンスターは沢山狩れたの?」

「まあまあ、かな」

何故か間宮さんは僕の発言する度に驚いているけど、本当に何で驚くのかな?驚く要素ある??



「このペースだと明日には人がいる街に着けるな。街に着いたら車で東京に移動って感じだ」

僕はご飯を食べながら街かぁと考えていた。

やっぱり街と村って違うんだろうな。



ご飯を食べ終えのんびりしているの「ピリリリー」と機械音が聴こえた。どうやら間宮さんが持っているスマホに電話が来たみたい。



間宮さんは「すまない」と言って電話に出た。



「本当にいた」や「まだ子ども」や「義務教育が必要な歳」と、話しているのでどうやら僕の話をしているみたい。でも、誰と通話をしているのだろう?恋人かな??間宮さんイケメンだしいそう!



「兄さん、僕眠くなったから先に寝てるね」

「今日は沢山歩いたから疲れてるよね。ゆっくり休みなね。おやすみ」

「おやすみなさい」

今日は森の中を沢山歩いたから疲れたよね。千景はまだ幼いのに文句も言わず着いてきてくれるなんてなんて出来た弟なんだ。



千景は僕と間宮さんに手を振って自分の部屋に入って行った。



時間は20時半とまだ寝るには早いので間宮さんが電話を終えるのを待った。



10分もすると間宮さんは電話を終えた。

「先に寝ていても良かったのだぞ?」

「まだ眠くなかったので」

間宮さんは僕を子ども扱いし過ぎでは??来年には僕16歳なんだけど……。



「千尋、東京に行ったらのこと考えているか?」

「一応弟と一緒に養護施設に入ろうかと思ってます」

僕はもう15歳だから誰にも引き取られないと思うけど、千景はまだ9歳だから誰かに引き取られる可能性は高いと思う。離れ離れになるのは嫌だけど、弟のこれからのためにはこれが正解だ思う。



「養護施設か……もし、養護施設に入らないでいい選択肢があったら選ぶか?」

「子どもの僕達が入らなくていい選択肢があるんですか?」

千景と離れ離れにならない選択肢があるなら離れたくない。僕の大事な唯一無二の弟なのだから。



「千尋がハンター登録をしハンターとして活躍することだ。ハンターとして活躍している者は国からの援助がある。その援助を受ければ養護施設に入らなくて済む」

「ハンター登録って何ですか?」

間宮さんは丁寧に僕に説明をしてくれた。



まず、魔法やスキルを使えるようになった者を進化者というらしい。そして、進化者は全員ハンター登録をしなければいけないみたい。登録をしない人は罰則があるんだって。

ハンター登録は進化者の登録や活躍が記録されるみたい。



「ハンターとして活躍して国からの援助を受けようと思います」

「そう言ってくれて助かる。実はさっきまで電話していた相手がなんとしてもハンターとして活躍するように説得しろと煩くてな」と間宮さんは包み隠さず教えてくれた。



「もう夜も遅い、この話は明日千景が寝た後にまた話そう」

「はい」



千景と離れ離れにならなくて本当に良かった。離れ離れになると覚悟をしていたのになー。

間宮さんは合ったばかりの僕たちにこんなに親身になってくれるなんて凄く優しくて良い人だなと思った。






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