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平和だった地球はモンスターで溢れかえってます?!〜世界で1番強い魔道具王が安全なチュートリアルダンジョンを作ります!〜  作者: 苺姫 木苺


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大人の定義は?




次の日学校も終わり、後見人の来栖さんが付き添いとして警察署まで来てくれた。

「何となく思っていたんだけど、千尋君ってトラブルメーカーかもね」

「……かもです」

色んな事が起こる所の真ん中に僕っていることが多いんだよね……というか、周りが寄って来てるだけでは?



「兄さん兄さん、警察署ってカッコイイね!すごいすごい!」

「うんうん。カッコイイね」

あれ?何か千景テンション高くない?警察署の見た目が好きなのかな?それに、昨日家に帰ってから合田さんのことかなり話してたし警察官に憧れたのかな?



「じゃあ、受付行こうか」

「兄さん!中もカッコイイね!!それに警察官の人達もカッコイイね!!」

千景、カッコイイのは分かったから大声だけは止めて……皆こっちを見てる……しかも生暖かい目で。

「うん、そうだね。千景、ここは警察署だから声抑えようね」

「あ、うん」



千景が落ち着いてくれて良かった。皆がこっち見てるからある意味ドキドキしちゃったよ。

「えっと、ちぃちゃんだっけ?すまないが君達の名前教えてくれるかな?」

「あ、合田さん!僕ね相川千景って言うんだ!でね、隣は兄さん!」

おおぅ、千景のテンションがまたも高くなったよ。合田さんに憧れたのかな?


「合田さん、僕は相川千尋です。どうやら弟が貴方に憧れたみたいです」

「おう、そっか。それは嬉しいな。後はあんぽんたんが来るだけなんだが、いつ来るか分からないから君達から先に話聞いてもいいかい?」


千景と僕は別々に話を聞かれるらしく、まず先に千景かららしい。


僕は来栖さんと千景が終わるのを待つことにした。

「そういえば、今日任務とか大丈夫でした?」

「あー、蓮に任したから一応大丈夫だよ。蓮が付き添いたかったらしいけど、僕より有名だし保護者としては色々心配だから今日は僕ってわけ」

色々助けて貰っておいてなんなんだけど、間宮さんは戦闘面ではすごく頼りにはなると思う。けど、保護者として安心出来るのは来栖さんなんだよなー。

家や学校の手続きをしてくれたのも来栖さんだし、こういう問題を頼ってしまうのは申し訳ないけど。



来栖さんと話していると物凄く警察署とは場違い感が半端ない鮫島さんが来た。今日の鮫島さんはウルフカットで少し長い髪の毛を後ろで1つで結び、白いシャツにダメージが入っているズボンを履いている。

ちなみに、シャツは物凄く前が開いている……胸元かなり見えてんじゃん、首までボタン閉めなよ。

「……要、TPOって知ってる?あとさ、千尋君の悪影響だから首までボタン閉めろ!千尋君が君みたいな格好をしたいってなったら困る!!」

「えー?でも、ちぃちゃんめちゃくちゃ顔整ってるから似合うと思うけど?」

え?似合う以前の問題でそんな露出するような服は興味無いんだけど?僕はどっちかというとかっちりしたフォーマル系の服装の方が好き。


「昨日メールしたよな?服装はその場に合った物にしろって!あと、胸元と首!見えてる!ボタン閉めて絆創膏でも使って隠せ!千尋君と千景に悪影響だ!」

こんなに怒ってる来栖さん見るの初めてかも……まあ、こんな鮫島さんを千景と合わせる訳には行かない。

「えーー?」

「その女関係のだらしなさどうにかしろ!」

「えー?でも、俺23歳とそういうお年頃だよ?無理無理!女の子もキスマーク沢山付けたがるし〜。翔大さんと蓮さんが真面目過ぎるんだよ!」

来栖さんは鮫島さんの話を無視して、鮫島さんのシャツのボタンを首まで閉めて跡には絆創膏を貼った。そのおかげで首元は絆創膏だらけになり、怪我だらけに見える。



そうこうしているうちに千景が戻って来て、今度は僕の番らしい。



調書室?では合田さんに昨日の出来事を聞かれたので、回転寿司に着いてからの全てを話した。

全て話し終え合田さんと部屋を出ると、いまだに怒っている来栖さんと怒られているのに飄々としている鮫島さんがいる。千景は誰かに借りたのか、子ども向けの本を読んでいる。

「おい、あんぽんたん!次はお前だ!」

「あ!優ちゃん!おけおけ〜」

「おい!優ちゃんって呼ぶな!気持ち悪い。来栖さんこのあんぽんたんが、ご迷惑お掛けしたみたいですみません。後はこちらで見ますので、もうお帰りいただいて大丈夫です。本日は御足労頂きありがとうございました」

合田さんは鮫島さんの耳を引っ張って部屋の中に入って行った。鮫島さんは耳を引っ張られながら手を振っていたけど、耳痛くないのかな?こういう大人だけにはなりたくないな。20歳を越えたら大人って訳では無いのかな?大人の定義って分からないな。間宮さんと来栖さんはしっかりした大人っていうのは分かる。


来栖さんが車で自宅まで送ってくれるみたいでありがたい。警察署と鮫島さんのせいで疲れてしまったから、楽に帰れるのは助かった。


「あ、千尋君要からの伝言なんだけど今度戦いって言ってたけど僕から断っておいたから」

「ありがとうございます」

やっぱり僕がキングだと気づいていたのか……No.0だと気づかれるのも時間の問題かな。僕がキングだと気づいたら、必然とNo.0だと気づくと思うんだよね。子どもでキングそれも強いってなったらNo.0だと紐づける人は出てくると思うから。




「多分、キングがNo.0だと気づく人は出てくると思う」

「はい。何となくそれは分かっていました。中学卒業までバレなければそれでいいです。キングがNo.0と気づかれても、相川千尋がキングでNo.0と気づかれなければ問題ありません。色々隠せば僕がNo.0とバレるのは遅らせられると思うので」

「せめて、高校生まではバレないよう僕たちも手伝うよ」

僕は本当に恵まれているな……可愛い弟に頼れる保護者が2人もいるんだもん。寝ている千景も本当に可愛いなー。警察署で凄いハイテンションだったから疲れちゃったのかな?車に乗った瞬間に寝ちゃって来栖さんと僕の会話は聞いてないから、まだ僕がキングであることは気づかれていない。気づいた時はどんな反応するかな?




気づいた時の千景の反応が楽しみだ。








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