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平和だった地球はモンスターで溢れかえってます?!〜世界で1番強い魔道具王が安全なチュートリアルダンジョンを作ります!〜  作者: 苺姫 木苺


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取り残された人達の救出作戦ー2日目ー





昨日は長時間頑張って人を探して見たが、誰も見つからず空き家で寝た。なるべく目立たないように結界を使ったから、あまり目立ってはいなかったと思う。


阿部ハンターの人的索敵のスキルもどこら辺にいるかもって位の曖昧みたいだからすぐには見つからないらしい。早く終わらせて家に帰りたい……今日も学校休む羽目になったし。



スーパーみたいな所付近なら人見つかるかな?食料調達の為に離れた場所には隠れないと思うし。

大勢で沖縄に来てるから、取り残された人達も僕達が来てるの分かってると思うのになんで出てこないんだろう?それとも出て来れない理由があるのかな?



街をうろちょろして気づいたのはモンスターがいないこと。何か可笑しい……森にはいて何で街の中にはいないんだ?多分モンスターがボロボロにさせた建物があるから、モンスターが街に入れないってことは無いと思うし。

「意味不明過ぎる」



街の中をうろちょろしてると救出班の人達と出会った。

「No.0誰か見つけたか?」とメガネを掛けた若め?の男の人に聞かれたので、「僕はモンスター以外見ていない」と答えた。


「そっちもか……実は俺達もなんだ。何か可笑しい……俺達は一旦後方部隊の方に戻るがお前はどうする?」

「……僕はもうちょい探してみる」

メガネさんの班は後方の方に戻って行った。僕も戻ろうかと思ったけど、もうちょい原因を探してみたいから断ったのだ。



1年以上も沖縄に閉じ込められて食べ物が無くならない訳が無いのに、食べ物を求めてスーパーに取りに来る人がいないのは何故?外海と切断されて困ってるはずだよね?うーん……分からない。



そして、ふと僕は誰かに見られているかもしれないと気づいた。モンスターなのか人間なのかは分からない。

僕はどうしたらそいつが近づいて来てくれるか分からなかったので、取り敢えず蹲ってみることにした。



「君?大丈夫??逃げ出したの?」と頭上から女の人に話しかけられたから、黒猫のお面をその人に見えないよう取り外した。

「あ、あの、」

この人がどんな人かも分からなかったから動揺してるフリをした。

「行こう!逃げ出したのがあいつらにバレたら殺されちゃう!」と言って女の人は僕の腕を引っ張った。



この女の人に連れられてきた場所は防空壕みたいな所だった。周りにはやせ細った人達が沢山いる……それは大人も子どもだ。

「ここ、は?」

「君、違う所の子?あいつら何ヶ所かあるって言ってたし、そこの子かな」

「あの、僕」

この女の人は僕が幼い子どもと思っているようなので、その演技をすることにした。多分だがその方がいいと思う。



「君はまだ幼いから理解してるかは分からないけど、あいつらの言うことはちゃんと聞かなきゃ駄目だからね?……殺されちゃうから」

「あいつら?」

ここの人達は何に怯えているのかな?外に出ようと思えば出られると思うのに何で外に出ないの?



「化け物だよ。いい?血を差し出せと言われたら逆らっちゃ駄目。絶対我慢よ。君のそばにいてあげたいけど、私今日が当番の日だから行かなきゃ。次会う時まで生きててね」と言ってあの女の人は奥に消えて行った。




僕はこの中を見て回ると百人以上はここにいるみたい。あの女の人が言ってた化け物ってモンスターのことかな??でも、言うこと聞けってまるで知能があるみたいな口ぶりだし、会話ができる感じの言い方だったよね。あー!!分からない!!そのモンスターを見てみないことにはどうにもならないなー。




壁に寄りかかってどうしたもんかと考えていると、身長が3m位ある男が現れた。その男が現れると皆頭を下げ始めた。そして、身長が3m位ある男が女の人の頭を掴み引きずって奥の扉に入って行った。室内は薄暗いからちゃんと見えた訳では無いけど、長身の男は白っぽい角が生えているように見えた。



「可哀想に、あいつらに気に入れられたから」と隣りから聞こえてきた。

「あの、どういうことですか?」

「あの化け物は当番とは関係なく、気に入った人を餌にするんだ。あの人も今週5回は選ばれてる」

「そう、ですか」

どうやらあの長身の男は人間ではなく、人型のモンスターということかな。それで、恐らく人間の血が餌ということなのかもしれない。



ここの人達を助けてあげたいけど、他もこんな感じなら一斉に突入しなくては駄目だと思う。知能があり会話出来るということは、モンスター同士で連携を取っている可能性があるから。



僕は誰にもバレずに外に出れた。とりあえず奴らが拠点を張っている場所を探すことにした。



3時間程探すと奴らの拠点は僕が連れて行かれた所を入れると5箇所あった。中には入っていないから分からないけど、大勢の人が餌として閉じ込められている事が予想できる。



「これは僕1人じゃ対処出来ないな。一旦後方戻るか」



後方に戻ると、多分ハンター全員が戻って来ていた。

ハンター達は誰も見つけられなかったと報告をしていた。

救出作戦の指揮を取っている国坂さんが、僕に「誰か見つかりましたか?」と聞いてきた。



「見つかりはした。が、モンスターに監禁されている状況だった。監禁場所は5箇所、モンスターは人型でほぼ人間に見えた。そいつは3m位身長があり角があるように見えた。暗かったから確かなことは言えないけどね」

「監禁……ということはある程度知能があるということですか?」と国坂さんが聞いてきたので、「会話が出来る程度には」と答えた。




周りはザワザワし始めた。それもそうだ、今まで会話ができるくらいの知能があるモンスターに出会っていなかったからだ。僕だって会話ができるモンスターなんて見たことない……それに人型だし。



3時間程会議をして、結論は人質だけを救出するということになった。モンスターは倒せない可能性が大きい為、人命救助優先となったのだ。




ちなみに!!!作戦の要僕なの!!!!僕に頼りすぎじゃない?僕強いからって子どもなんだけど。

作戦決行は明日の午後となった。何故かって?今日の夜に周辺を見回って経路確認が必要だから。

僕は一番強そうなモンスターがいる所に潜入が決まった。その場所が僕が連れられて行った場所だ。

作戦開始の合図は馬鹿でかい音らしい……それって何の音何だろ?



作戦会議も終わり、僕が連れられて行った場所に潜入した。

夜になっていたからか防空壕の中にいた人達はほとんど寝ている。寝ていない人はボーッとしていた。



結界を体に纏うように使い寝ることにした。結界を張れば攻撃を受けることは無いだろうし、安全に寝れるからね。

人型とは戦ったことないから不安だな……。







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