おちゃらけハンターと遭遇してダンジョン脱出
今日はあともう1話更新できたらなーって感じです!
夜中にすごい振動があり僕達は目覚めた。そして、くるみちゃんが怖くなったのか号泣するという負の連鎖。
「おい!なんだ?!」
「分かりません。様子を見て来ます」
「き、気をつけろよ」
おじさんに千景とくるみちゃんのことを託して、振動音が大きい所に向かった。
振動音がすごい所に向かうと、モンスターが人を襲っている所だった。でも、襲われている人はものすごい速さでモンスターの魔法攻撃を避けている。
あれは絶対に進化者だ。
「……救助隊がもう来たってことかな?いや、でも来栖さんから、ダンジョンに向かう救助隊は選定とか諸々合わせて最低1週間は掛かるって言ってたからあの人は違うな」
何で逃げるだけなんだろう??モンスターに攻撃しないのは何故?あのトカゲみたいなモンスターに、攻撃するとまずい理由でもあるのかな?
「そこの君!!危ないから逃げて!!こいつが僕に集中している間に!」と襲われてボロボロになってる男の人が僕に叫んできた。いや、そんな事したらモンスターも僕に気づくって。
僕に向けて大声を出したせいでトカゲみたいなモンスターは僕に気がついて向かってきた。
「うわ、面倒臭いことになった」
僕は風魔法で首をスパン!と切った。宝箱とトカゲみたいなモンスターをブレスレットにしまった。
「え?!君!進化者だったの?もしかしてハンター?」
「一応これでもハンターです。というか貴方は?」
「あ、俺?鮫島要23歳な!あ、男な!んで、ハンター!これでも俺No.9な!」
この人聞いてもいないのにめちゃくちゃベラベラ喋るじゃん。こういうタイプ苦手かも……。
「で、鮫島ハンターは何でボロボロなんですか?」
「仲間に裏切られちゃった、てへぺろっ」
間宮さんもそうだけどこの人も裏切られたはずなのにあっけらかんとしてるのなんで?!ピースまでもして鮫島ハンターはふざけてるし。
「君、不思議な魔道具使ってんだねー。イヤーカフね……黒いモヤが顔だけに隠れてるってすっごいね!しかもそれ誰かの作品ときた」
「な?!」
どれが魔道具か当ててきて、しかも機能と僕のとは断定してないけど作られた物って当てるってこの人ほんと何?!
「俺ねクッソ雑魚のスキル心眼っていうの持ってんのよ。効果は魔道具の機能とダンジョン産かモンスター産かって分かるって感じなわけ。んで、そこに人が作られし物って出てきたから分かったって訳」
「それ、僕に言ってよかったんですか?」
普通スキルは隠すものらしいのに、こんなにペラペラと僕に喋って平気なの??
「ん?平気平気。戦闘で使うわけでもないし隠してるわけじゃねーから。誰が作ったのか気になるけど教えてくれなさそうだから、君の名前教えてよ。その魔道具のこと黙っててあげるからさ〜」
この人良い人なのか悪い人なのかよく分からない。強引だけど、秘密は無理やり聞き出そうとしてこないし。
僕は馬鹿正直に答えるのではなく「キング」とボソッと答えた。
「え?なんて??」
「……キング」
「それ偽名だよね?」
勿論偽名に決まってるでしょ。どこから僕がNo.0とバレるか分からないからね。僕がNo.0と知るのは少ないほうがいい。
「間宮ハンターや来栖ハンターも僕をキングって呼ぶからそれでいいんです」
「間宮ハンターも?!……でも、君さー王様っていうより王子様って感じだろ。チ、「それ以上言ったら叩き潰す」あ、すいません」
どいつもこいつも僕をチビ呼びするの止めて欲しいんだけど!!!コンプレックスをグサグサ攻撃してくるなよーー。
「で?鮫島ハンター、荷物や武器無さそうに見えるのはアイテムボックスとかに入れてるからですか?あと、その手錠みたいなのは?」
「アイテムボックスは持ってないよー。付与された魔道具は盗られちゃったから今は無いしね。この手錠は魔力封じの手錠なんだ〜。元仲間に着けられちゃった!」
は??この人またあっけらかんと爆弾発言してきたじゃん。てことは、この人さっき死にそうだったってこと?!
「……鮫島ハンターって変わってますね」
「あ、それよく言われる〜」
鮫島ハンターの銀髪をむしり取りたくなってきた。多分むしり取ったら根元は黒なんだろうなー。銀髪にそめてるんだなきっと。少し黒が見えるし……いや、そんなことはどうでもいい。
「これからどうするつもりだったんですか?」
「んー、頑張って出口探そうと思ってたって感じ!あ!キングについて行けばいいじゃん!俺頭良いわ!」
この人ここに置いていきたい!!この馬鹿さ健太といい勝負な気がする。
「……もう、勝手にして下さい」と僕は考えることを放棄した。だって、考えるだけ馬鹿だから。
僕と鮫島ハンターが千景達の所に戻る最中、亀裂に巻き込まれた人達を助けるため飛び込んだと伝えた。
「まじか。今俺も足でまといだから、キング1人で16人も護らなきゃいけないわけか。この手錠がどうにかなれば」
「気にしないでください。1人くらい護る人が増えたってもう変わらないので」
この人も真剣になる時はなるんだ。まだ少ししか喋ってないけど、いつもおちゃらけた感じかと思ったのに違ったや。
僕が鮫島ハンターと千景達の所に戻るとすごく驚いていた。振動音が何か見に行ってきたらと思ったらハンターと帰ってくるんだもんね、そりゃ驚くよね。
亀裂に巻き込まれた被害者達は鮫島ハンターがいるからホッとしているのが分かる。No.9だもんね……でもこの人今約立たずな訳だけど。
「いやあ、鮫島ハンターのおかげで無事に出れそうでよかった!安心だ!」とおじさんが鮫島ハンターに言うと、このおちゃらけ人間はまたも爆弾を落としやがった。
「え?俺が?今俺魔力封じの手錠着けてるから、状況は君たちと一緒〜!」と、あはっと付けながら鮫島ハンターは言った。うん。もう僕……この人と話したくない。疲れた。
「鮫島ハンター?じょう、だんですよね?」
「うーうん。一緒一緒!ま、キングがいるから大丈夫だよ!」と僕の肩をぽんっとしてきた。
「寝ましょう。あれこれ考えるのは止めましょう。この人のことはいない者と考えましょう。朝になったら出口探すので寝ましょう!」と皆を無理やり寝かすことにした。
朝日で皆目が覚め体力も回復したので、携帯食を食べまた歩き始めた。
鮫島ハンターは歩きながらずっと「キングって何歳?」や、「キングっていう由来は?」や、「身長何センチ?」とくだらない質問ばかりしてくるので僕はイラつき始めた。
そんなイラつき始めたのをおじさんは覚ったのか鮫島ハンターを頑張って止めようとしてくれた。
が!!!鮫島ハンターからの質問攻めは止まらなかった。おじさん、止めようとしてくれてありがとう……。
探知をしながら進みやっとダンジョンの出口に到着した。出口まではもうちょい掛かるかと思ったがお昼前くらいには着けたのは驚きだ。
もっと驚いたのはダンジョンの出口って魔法陣をさしてたんだ!!!これで地上?に戻れるってカラクリらしい。
この魔法陣に辿り着けたのが鮫島ハンターのおかげというのがちょっとあれ、だけど……。
問題なく到着出来たのは鮫島ハンターが、僕がモンスターと戦っている時にトラップがある場所を教えてくれたからだと思う。それに、道のどこにトラップやモンスターがいるかも教えてくれたからスムーズに行けたんだとおもう。
やっと健太を病院に連れてってあげられる。健太は気を失ってからずっと目が覚めていない。
早く地上?に帰って病院に行こう。
魔法陣の上に立つと、魔法陣は光り輝き始めた。眩しくて目を瞑り、開けた瞬間そこはもりだった。
鮫島ハンターが(すいません)と言ったのは誤字ではございませんので!!そこはわざと(すみません)の所を(すいません)にしてます!




