学校に通う
ハンター登録をしてから1週間が経った。
僕と千景は今日から学生になる。千景は不安そうにしていたのと打って変わって今日はワクワクしているみたい。
「兄さん!兄さん!早く学校行きましょ!!」
「分かったから、落ち着いて」と千景にランドセルを渡して落ち着かせた。
千景が通う小学校と僕が通う中学校は少し離れている。しかも真反対だから家を出たらすぐ別れることになっている。
ちなみに東京では僕のお金で新しく家を買った。あ、土地もね!あの魔道具の家を使おうとしたら、なんでか間宮さんと来栖さんに止められてしまった。ほんとなんで??
新しい家は一戸建ての3階まである豪邸だって来栖さんが言っていた。庭もあるからのびのびできるね!
さて、そんな訳で僕と千景は今から登校というわけです!
「じゃあ、千景頑張るんだよ」と見送って僕も中学校に向かった。
10分程歩くと僕がこれから通う夏芽中学校が見えてきた。というかなんで僕こんなに見られてるの??え?なんでー??!
とりあえず学校の中に入り職員室に向かった。
コンコンコンと3回ノックをして中に入り、僕の担任が誰かキョロキョロしてたら「あ!君!相川千尋君かな?」と話しかけられた。
「あ、はい。えっと、僕の担任で合っていますか?」
ボブヘアーで可愛らしい女性が担任みたい。あれ?結構小柄な人だなー。身長155センチくらいかな?僕が言えた義理じゃないけどほんと小柄だ。
「初めまして!相川君の担任の松野智と言います。担当している教科は数学ね!よし!教室行こっか!」
「あ、はい!」
松野先生すごく元気な人だなー……元気あり過ぎな気もするけど。
雑談しながら進むと3年1組に到着した。
僕がこれから半年だけ通う教室だ!なんかちょっと懐かしいや。
松野先生と一緒に教室に入った。
「はい!皆今日から同じクラスになった相川千尋君です!じゃ、相川君自己紹介してね」
「えっと、初め、「えー??こんなチビが本当に中3かよ?嘘だろー?」……」
はー、うざ。自己紹介邪魔されたんだけど……転校早々喧嘩売られたのかな?
「こら!速水君!!ごめんね、相川君自己紹介お願い」と松野先生に言われたのでする。
「初めまして相川千尋です「千尋っていうかチビロだろ!!やばー!中3に見えねぇ〜」……お前が中3に見えねえよ。中3にもなって人の話を最後まで聞くって言うことも出来ないガキか?僕の小3の弟でさえできることだよ?小3以下ってことかなー?」とゲラゲラ笑っていた速水というガキの喧嘩を買った。
「人を見た目で馬鹿にするって本当にガキだね。あれ?何?僕がこんな見た目だから言い返して来ないと思った?僕こんなんでもれっきとした男だからね、売られた喧嘩は買うよ?」
教室はシーンとなってしまっていた。
あれ?僕やらかしちゃった?んー、でもなー、チビロってあだ名付いちゃったら困るし。
「え、えっと!相川君の趣味とかクラスメイトに教えてあげて!」
「あ、はい。趣味は料理です。あ、一応言っておきますが僕喧嘩っ早くはないです。そこの馬鹿に売られたから買っただけなので。チビと言われなければああなりはしないので」と言ってにっこり笑うと女子が数名顔を真っ赤にしていた。
窓際の1番後ろの席に座り1時間目の授業を受けた。
1時間目が終わり10分の休憩時間になると僕の周りはクラスメイトが集まった。
「ねえねえ!相川君ってハーフ??」や、「料理趣味って何作れるんの?!」や、「お前頭良いんだな!」と言われた。
「えっと、ロシアと日本のハーフだよ。料理は基本何でも作れるよ。肉じゃがとかかな。褒めてくれてありがとう」とそれぞれに返した。
「おい!チビロ!!」
「……バカは人の名前も覚えられないのか?僕の名前は千尋だ!チビロじゃない」
まじ速水とかいうやつなんなんだ??鶏頭なのか?僕が言ったことも覚えられないなんて。
「おい、速水!」
「えっと、近藤君だよね。大丈夫、僕自身でなんとかするから。ありがとう」と言って席を立ち、速水が座っている席に行き速水に向けてクラスメイトにバレないよう少し魔力波を当てた。
すると、速水は顔を青くしてチビってしまった。そしてすぐに顔が赤くなっていた。
僕はボソッと「チビったことは内緒にしててあげるよ」と、速水だけに聞こえるように呟き自分の席に戻った。
でも、速水は何がしたかったんだろ??からかいたかっただけ??
午前中の授業が終わり給食の時間になった。
この学校には給食当番というのがあるらしい。給食当番の人はお皿にご飯とかおかずをよそう掛かりなんだって。1週間毎にその当番が代わるみたい。僕は2週間後だと担任から言われた。
お昼もクラスメイトと和気あいあいに食べ午後の授業になった。
5時間目は体育でモンスターに遭遇したらどう逃げるかの授業だった。
僕にとったら簡単な授業だったので先生から褒められまくって、お手本というこでみんなの前でやって見せることにまでなってしまった。
今日は5時間目で終了だったので僕は真っ直ぐに家に帰った。




